プレスリリースを改善する。数字から次の一手を決める
測定した数字をどう読み、タイトル・内容・配信先のどこを直すかを判断する方法。改善の優先順位を示します。

効果測定で数字を取ったら、次はそれをどう読むかです。改善できる箇所は限られているので、優先順位をつけて手を入れます。
どこで止まっているかを切り分ける
プレスリリースの成果は、次の段階を順に通過します。どこで止まっているかで、直すべき場所が変わります。
| 段階 | 見る指標 | 止まっている場合に直すもの |
|---|---|---|
| 開かれない | 掲載ページの閲覧数が少ない | タイトル |
| 読まれない | 閲覧はあるが自社サイトへ来ない | リード文・本文の構成 |
| 記事にならない | 閲覧はあるが掲載ゼロ | ニュース性・素材・配信先 |
| 問い合わせが来ない | 記事化はされたが反応がない | 発表内容そのもの、または導線 |
開かれない場合
タイトルを見直します。次の点を確認してください。
- 30〜40字に収まっているか(長いと件名が途中で切れます)
- 数字が入っているか
- 「何を」と「どうなるか」の両方があるか
- 前半15字に核心が来ているか
- 「〜のお知らせ」「株式会社」で字数を使っていないか
過去のリリースを閲覧数順に並べ、上位と下位のタイトルを見比べると傾向が見えます。詳しくはタイトルの付け方を参照してください。

読まれない場合
リード文で判断されて離脱している可能性があります。
- リード文だけで内容が伝わるか
- 背景の説明から始まっていないか(結論を先に書く)
- 一文が長すぎないか
また、本文に小見出しがないと拾い読みができません。段落が3つ以上あるなら小見出しを付けてください。
記事にならない場合
ここが最も多い停滞です。順に確認します。
1. ニュース性があるか。 「先週と比べて何が変わったか」を一文で言えるか。言えないなら、それは発表ではなく宣伝です。
2. 数字と出典があるか。 検証できる数字が1つもないリリースは、記者にとって使えません。
3. 画像があるか。 Web メディアはアイキャッチを必要とします。画像なしは大きな不利です。
4. 送り先が合っているか。 経済紙に消費者向けキャンペーンを送っていないか。メディアリストの作り方で送り先を見直してください。
5. タイミングが合っているか。 大きなニュースの日、連休前後を避けているか。配信するタイミングを確認してください。
問い合わせが来ない場合
記事にはなっているのに反応がないなら、発表内容そのものか、導線を疑います。
- リリース内に自社サイトへのリンクがあるか
- 問い合わせ先が分かりやすいか
- 記事を読んだ人が次に何をすればよいか示されているか
改善の優先順位
限られた時間で手を入れるなら、次の順序が効率的です。
- タイトル(ここで大半が決まる。修正コストも低い)
- 画像の有無(用意するだけで扱いが変わる)
- 数字と出典(1つ入れるだけで記事にしやすくなる)
- 配信先の選定
- 本文の構成
1本ずつではなく傾向で判断する
1本の結果に反応して方針を変えると、振り回されます。最低でも5本、できれば10本の傾向で判断してください。
そのためには本数が必要です。年2本のペースでは、改善のサイクルが数年がかりになります。配信の費用相場で触れたとおり、1配信3万円だと本数を増やす判断は取りにくいものです。
Zero Press は配信料0円・回数無制限なので、書き方を変えて反応を見る、という試行を費用を気にせず繰り返せます。効果測定のページも無料で使えます。
型ができたら共有する
改善が進んで自社の型ができたら、社内で共有してください。次に書く人が同じ試行錯誤を繰り返さずに済みます。テンプレートを自社版に書き換えて保存しておくのが簡単です。
Zero Press なら、配信は0円。
登録料・配信料・掲載料はすべて無料。配信回数の制限も掲載期間の制限もありません。
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