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体質の遺伝子検査でわかること。結果の読み方と付き合い方

自分の体質を数値や分類で知りたい。そう考えて、自宅で受けられる遺伝子検査を調べ始める人が増えています。

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自分の体質を数値や分類で知りたい。そう考えて、自宅で受けられる遺伝子検査を調べ始める人が増えています。

ただ、案内文を読んでも「結局それで何が変わるのか」は分かりにくいものです。この記事では、何を調べているのか、何が分かって何が分からないのか、そして結果をどう扱えばよいのかを整理します。

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体質の遺伝子検査とは何か

まず位置づけを確認します。ここで扱うのは、体質や生活習慣に関する傾向を調べる検査です。医療機関で行われる検査とは目的が異なり、病名を判定するものではありません。

解析しているのは、遺伝情報の中の特定の箇所です。その箇所の型によって、どのような傾向を持つ人が多いかというデータが蓄積されており、その統計に照らして結果が示されます。

つまり返ってくるのは、「あなたと同じ型の人たちについて、こういう傾向が報告されている」という情報です。あなた個人の現在の状態を測ったものではありません。

この違いは小さく見えて、結果の読み方を大きく左右します。測定値ではなく分類だと理解しておくと、受け取り方を誤りにくくなります。

なお、体質は生まれ持ったものだけで決まるわけではありません。食事、運動、睡眠、生活の環境。後から変えられる要素のほうが、日々の状態には大きく関わっています。検査はそのうちの一部を切り取って見せるものだと考えてください。

わかること・わからないこと

分かるのは、調べた項目についての遺伝的な傾向です。

体重の増減に関わる傾向を扱う検査では、糖質と脂質のどちらの影響を受けやすいか、筋肉のつき方に関わる傾向はどうかといった分類が示されます。分類の細かさはサービスによって異なり、三つから四つに分ける方式が一般的だとされる中で、三十三の型に細分化していると説明しているものもあります。

肌に関わる傾向を扱う検査では、乾燥のしやすさ、紫外線の影響の受けやすさ、弾力に関わる傾向といった項目が扱われます。

一方、分からないことのほうが多いという点も押さえてください。現在の健康状態は分かりません。将来どうなるかも分かりません。何かの結果が出たからといって、その通りになると決まっているわけでもありません。

そして、結果は変わりません。遺伝情報そのものは基本的に変化しないため、同じ箇所を何度調べても同じ結果になります。定期的に受け直す性質のものではないということです。

逆に言えば、変えられるのは生活のほうです。傾向を知ったうえで何をするかが本題であり、検査そのものは出発点にすぎません。

検査の流れ

手順はどのサービスもおおむね共通しています。

申し込むと、採取のための道具が郵送で届きます。多くは口の中の粘膜を綿棒で拭き取る方式か、唾液を容器に採る方式です。痛みを伴うものではありません。

採取の前に、飲食や歯磨きを控える時間が指定されていることがあります。説明書を最後まで読んでから始めてください。条件を外すと解析できず、受け直しになることがあります。

採取した検体は、同梱された封筒で返送します。あわせて、アカウントの登録や簡単なアンケートへの回答を求められることがあります。

結果が出るまでの期間はサービスによって異なります。結果は紙ではなく、専用のアプリやパソコンの画面で確認する形式が主流になりました。あなたのダイエット、間違っているかも!?→今すぐ遺伝子検査 では、結果とそれに基づく助言をアプリまたはパソコンで確認できることが案内されており、体重の記録機能や運動の動画といった付随する仕組みについても説明があります。

結果の画面には、分類とあわせて生活についての助言が添えられているのが一般的です。何をどう見直すかの手がかりとして読んでください。

結果を生活に活かす考え方

ここが実際にはいちばん重要な部分です。

結果は、生活を見直すきっかけとして使うのが本来の用途です。糖質の影響を受けやすい傾向と出たなら、食事のうち何をどのくらい摂っているかを一度書き出してみる。そうした具体的な行動につながって、はじめて意味を持ちます。

一方で、極端な制限に走らないでください。特定の栄養素を完全に断つ、食事の回数を大幅に減らすといった対応は、体調を崩す原因になります。検査の結果は、そこまでの根拠にはなりません。

運動についても同様です。傾向に応じた進め方の助言が示されることはありますが、体力や持病の有無のほうが優先されます。持病がある人は、運動の内容を変える前に医師に相談してください。

肌に関する結果も、日々の手入れを見直す材料と考えてください。乾燥しやすい傾向と出たなら保湿の手順を見直す、紫外線の影響を受けやすい傾向と出たなら日中の対策を意識する。その程度の使い方が現実的です。

食事の準備

結果に合わせた商品を提案する仕組みを持つサービスもあります。分類に応じた成分の食品や、肌の傾向に合わせた化粧品が案内される形です。参考にするのは構いませんが、提案されたものを必ず買う必要はありません。

続けられるかどうかも判断の材料に入れてください。どれだけ理屈に合っていても、続かない方法では結果につながりません。

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結果に振り回されないために

思っていたのと違う結果が出て、落ち込んでしまう人もいます。

しかし、示されているのは傾向であって評価ではありません。ある型を持つ人が多数派か少数派かという話であり、優劣ではありません。

不安が強くなったときは、抱え込まずに相談してください。医療機関や、栄養について助言できる専門家に、結果の画面を見せながら話すのがよいでしょう。統計に基づく情報は、読み方を知らないまま見ると必要以上に重く受け取られることがあります。

家族と結果を共有するかどうかも、事前に考えておくとよい点です。遺伝情報は血縁者と共通する部分があるため、自分の結果が家族に関わる話題になることがあります。共有するかどうかは本人が決めることで、周囲が求めるものではありません。

結果を確認する場面

また、検査を受けたことで健康診断の代わりになったとは考えないでください。定期的な健診や、自治体の検診は、これまでどおり受けてください。役割が違います。

体調に不安がある場合は、検査の結果とは切り離して医療機関を受診してください。

サービスを選ぶときの確認事項

選ぶときに見ておく項目をまとめます。

まず、何を調べる検査なのか。体重に関わる傾向なのか、肌に関わる傾向なのか。両方をまとめた組み合わせが用意されていることもあります。目的に合っているかを確かめてください。

次に、結果として何が返ってくるか。分類の数、示される助言の内容、確認する方法。項目が多ければよいというものではなく、読んで行動に移せる量かどうかも考えどころです。モデルの間で話題沸騰!自宅でできる【美肌遺伝子検査】が先着300名様限定で3,000円オフ! では、肌の傾向に基づく結果と助言を確認できることが案内されており、結果に合わせた化粧品の提案についても説明があります。

対象年齢や、申し込みの条件も確認します。

個人情報と検体の扱いについての説明は、申し込む前に必ず読んでください。誰が解析するのか、検体は解析後にどうなるのか、データはどのくらい保管されるのか、退会したときに削除されるのか。研究に利用される場合の同意についても記載があるはずです。

費用については、健康保険が使えないのが一般的です。自費で受けるものと考えてください。割引の案内が出ていることもありますが、条件と期限は変わります。申し込む前に、販売元のページで最新の内容を確認してください。

よくある質問

何度も受ける必要はありますか。ありません。遺伝情報そのものは基本的に変わらないため、同じ項目を繰り返し調べる意味は薄いと考えてください。

家族で受けたほうがよいですか。人数分の道具が必要です。家族それぞれの傾向を知りたい場合は個別に申し込むことになりますが、結果の扱いについては事前に話し合っておくとよいでしょう。

健康保険は使えますか。使えないのが一般的です。自費で受けるものと考えてください。

結果はいつまで見られますか。閲覧できる期間や、退会したあとの扱いは事業者によって異なります。申し込む前に確認してください。

検体は解析後にどうなりますか。事業者の説明を読んでください。廃棄する方針を示しているところもあれば、同意を得たうえで保管するところもあります。

結果と実感が違うのですが。傾向を示すものなので、そういうことは起こります。日々の状態には生活習慣や環境のほうが大きく関わっています。

子どもも受けられますか。サービスによって条件が異なります。申し込みのページで確認してください。

結果に合った商品は買ったほうがよいですか。必須ではありません。提案は参考情報であり、続けられるかどうかを含めて自分で判断してください。

まとめ

押さえておきたいのは、示されるのは傾向であること、生活習慣や環境の影響のほうが大きいこと、そして結果は生活を見直すきっかけとして使うことの三点です。

体質の遺伝子検査は診断ではなく、健康診断の代わりにもなりません。体調に不安があるときは医療機関を受診してください。医療寄りの検査サービスについては https://zero-press.net/columns/kensa-kit-jitaku に、たんぱく質を補う食品の選び方は https://zero-press.net/columns/protein-erabikata にまとめています。

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