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数日だけの現場に通信を用意する。買い切りとチャージという選び方

三日間だけの催事、一週間の工事、月に一度の屋外の撮影。ネットが要る期間は短いのに、契約は月単位でしか用意されていない。この食い違いに困っている人は少なくありません。

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三日間だけの催事、一週間の工事、月に一度の屋外の撮影。ネットが要る期間は短いのに、契約は月単位でしか用意されていない。この食い違いに困っている人は少なくありません。

毎月払い続けるのは無駄に感じる。かといって、その都度借りると手配と返却が発生する。どちらを選んでも取りこぼしが出ます。

この記事では、月額を持たない形として買い切り型とチャージ型を取り上げ、短期レンタルとの向き不向き、現場で落とさないための備え、そして費用の比べ方を整理します。

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たまにしか使わない通信の困り方

まず、困り方を分けておきます。

一つめは頻度の問題です。年に数回しか使わないなら、月額を払い続ける形は割に合いません。使わない月の費用が積み上がります。

二つめは手配の問題です。その都度レンタルすると、申し込み、着荷の確認、返却、という工程が毎回発生します。回数が増えると、費用より事務の負担が重くなります。

三つめは場所の問題です。屋外や仮設の場所には、固定の回線を引けません。工事のできない場所では、そもそも選択肢が限られます。

四つめは人数の問題です。担当者一人が使うのか、十人でつなぐのか。同時に接続する台数によって、必要な機器も容量も変わります。

この四つを書き出してから選ぶと、形が決まります。頻度が低くて手配を減らしたいなら買い切り。使う量に波があるならチャージ。数日で終わるならレンタル。おおまかにはこの対応です。

もう一つ、いつ決めるかも大事です。前日に思い出しても、機器は届きません。日程が決まった時点で手配に入ってください。

買い切り型という考え方

買い切り型は、端末を購入して、そこに一定量のデータが付いてくる形です。月額の契約がないので、使わない月に費用が発生しません。

データには有効期間が設定されています。この期間の中で使い切る前提なので、購入前に「いつまでに、どれだけ使うか」を見込んでおく必要があります。

データ付きの買い切り型モバイルルーターは、この形のモバイルルーターです。国内の複数の回線に対応し、データを追加で購入できると案内されています。端末は繰り返し使える形なので、次の現場でも同じものを持ち出せます。価格やデータの条件は変わるため、購入前に公式サイトで確認してください。

屋外イベントのテント

利点は、返却がないことです。現場が終わったら片づけて次に回せばよいので、返送の手配や期日の管理が要りません。

その代わり、初期費用として端末代がかかります。数回しか使わないなら、レンタルのほうが総額は安く済む可能性があります。この判断は後の項で扱います。

もう一つ、車の中で使う用途にも触れられています。移動しながらつなぐ必要がある場合は、給電の方法を確認しておいてください。

チャージ型は使う分だけ足す

チャージ型は、端末を買ったうえで、必要なときに容量を足していく形です。買い切り型に近いですが、購入の単位が細かくなります。

月ごとの使用量に波がある場合、この形は無駄が出にくくなります。使わない月はゼロ、使う月だけ足す。定額のプランで容量を余らせている人には合います。

STARWi-Fiに月額不要のチャージタイプが誕生!!は、その形のモバイルルーターです。月額の費用がなく、アプリから容量を追加できると案内されています。チャージした容量には有効期間があり、端末の購入が前提になります。海外での利用については対象外とされているため、国内の用途を想定してください。条件は変わるので公式サイトで確認してください。

チャージ型で気をつけたいのは、現場の途中で容量が尽きる場合です。その場で追加できるとはいえ、追加の操作にも通信が要ります。余裕を持って足しておくか、別の回線を用意しておいてください。

単価も見ておきます。少量ずつ買うと、まとめて買うより単価が上がる設定になっていることがあります。使う量の見当がついているなら、まとめたほうが得なこともあります。

短期レンタルが向く場面

数日から数週間で終わる用途なら、レンタルが素直です。端末を持たなくてよいので、保管も管理も要りません。

レンタルの側にも、契約期間や解約金の定めがない形が出ています。工事やプロバイダとの契約が要らず、届いたその日から使える案内が多いですが、初期費用はかかるのが通常です。申し込み前に公式サイトで条件を確認してください。

レンタルで確認すべきは、着荷日と返却期日です。現場の前日に届く手配にすると、遅延が出たときに詰みます。二、三日の余裕を見てください。

返却の方法も先に読んでおきます。同梱の伝票を使うのか、自分で梱包するのか、付属品はすべて戻す必要があるのか。ここを怠ると追加の費用が出ます。

国内向けのレンタル全般については、こちらの記事で扱っています。https://zero-press.net/columns/kokunai-wifi-rental

繰り返し使う予定があるなら、レンタルの回数を数えてみてください。年に四回借りるなら、端末を買ったほうが安くなる分岐点が見えてきます。

レンタルには、もう一つ利点があります。機器が古くならないことです。買い切りの端末は数年で仕様が古くなりますが、借りる形ならそのときの機器が届きます。長く同じものを使う想定がないなら、この点は無視できません。

一方で、繁忙期には在庫が押さえられていることもあります。行楽の時期や年度末は、希望する機種が出払っている場合があるため、日程が決まったら早めに動いてください。

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現場で落ちないための備え

回線を用意しても、現場で落ちれば意味がありません。備えは四つあります。

一つめは電源です。モバイル機器の電池は、一日中つなぎっぱなしにすると持ちません。給電しながら使える形にしておくか、予備の電池を用意してください。現場の電源そのものについては、こちらの記事で扱っています。https://zero-press.net/columns/event-genba-denryoku-rental

二つめは置き場所です。金属の棚の中や床の上に置くと、電波が届きにくくなります。人の高さくらいの位置に、遮るものを避けて置いてください。

三つめは人数の分散です。一台に多くの機器をつなぐと、速度が落ちます。用途を分けて、決済用と閲覧用で機器を分けるといった工夫が効きます。

四つめは予備です。回線が一つしかないと、障害が起きた時点で止まります。別の事業者の回線を一つ持っておくか、担当者の携帯から接続を分ける手順を決めておいてください。

作業現場で働く人

当日の朝には、実際につないで確認してください。前日に動いたからといって、当日も同じとは限りません。人が集まると電波の状況が変わることもあります。

接続に必要な情報は、紙にも控えておいてください。機器の名前とパスワードを担当者の頭の中だけに置くと、その人が離れた瞬間に誰もつなげなくなります。

費用の比べ方をそろえる

最後に、比べ方を整理します。月額だけを見ると判断を誤ります。

見るべきは四つ。端末の代金、初期費用や事務手数料、容量あたりの単価、そしてデータの有効期間です。

たとえば、端末代が乗る形と、レンタルで月額だけの形を並べるとき、想定する利用期間を決めないと比較になりません。三か月で終わるのか、三年使うのか。ここを先に置いてください。

有効期間も費用に関わります。使い切れずに期限が来れば、その分は払っただけになります。実際に使いそうな量から逆算してください。

追加する場合の単価も確認します。基本の容量が安くても、追加分が割高なら総額は変わります。

そして、返却の有無を費用として数えてください。送料、梱包の手間、期日の管理。金額に出ない負担ですが、担当者の時間は確実に使われます。

よくある質問

買い切りの端末は何年くらい使えますか

機器の寿命によります。データの有効期間とは別なので、追加購入を続ければ端末は使い続けられる形が一般的です。

チャージした容量の有効期間はどれくらいですか

サービスによって異なります。購入前に期間の条件を確認してください。

車の中でも使えますか

給電しながら使える形なら可能です。取り付け方法や給電の可否は、購入前に確認してください。

同時に何台までつなげますか

機器の仕様によります。台数が増えると速度が落ちるため、余裕を見て選んでください。

海外でも使えますか

サービスによります。国内向けに限られるものもあるため、渡航予定があるなら対応の有無を確認してください。

結局どれがいちばん安いですか

利用の頻度と期間で変わります。想定する期間をそろえて、端末代と有効期間まで含めた総額で比べてください。

まとめ

短期の通信は、使う頻度から形を決めてください。年に数回なら買い切り、量に波があるならチャージ、単発ならレンタルという整理になります。

費用は月額だけでなく、端末代・初期費用・容量単価・有効期間の四つで比べます。想定する期間をそろえないと、比較の意味がありません。

そして、電源と置き場所と予備の回線。この三つを用意しておけば、現場で止まる場面はかなり減ります。料金や条件は変わるので、申し込みの前に公式サイトで確認してください。

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