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地域限定のインターネット回線という選択肢。全国の事業者との違い

引っ越しや新生活で回線を決めるとき、多くの人はまず全国規模の事業者を見比べます。名前を知っているところから探すのは自然な順番です。

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引っ越しや新生活で回線を決めるとき、多くの人はまず全国規模の事業者を見比べます。名前を知っているところから探すのは自然な順番です。

一方で、提供する地域を限って事業を続けている事業者もあります。たとえば沖縄県内だけでサービスを提供している事業者があり、県内に住む人にとっては候補のひとつになります。ここでは、こうした地域の事業者を検討するときに何を見ればよいのかを整理します。

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回線を探すとき、候補は全国の事業者だけではない

回線の比較記事や量販店の店頭で目にするのは、たいてい全国で展開している事業者です。取り扱いの数が多く、広告も目に入りやすいため、選択肢がそこで固まります。

しかし実際には、特定の県や地域に絞って回線を提供している事業者があります。地域のケーブルテレビ会社が回線も扱っている場合や、地元の通信事業者が光回線とルーターを提供している場合などです。

こうした事業者は、地域外の人には情報が届きにくい立場にあります。検索しても全国の事業者の情報に埋もれてしまい、住んでいる人にも知られていないことがあります。

住む場所が決まっているなら、地域の事業者を候補に入れて比べる意味があります。条件によっては、そちらのほうが合うこともあります。

まずは「自分の住所で申し込める事業者は何社あるのか」という数え方から始めてみてください。候補が3社なのか5社なのかで、比べる手間も、交渉できる余地も変わります。

そのうえで、地域の事業者を候補に加えるかどうかは、何を優先するかによって決まります。全国規模の事業者が持つ知名度や割引の仕組みを重視するのか、住んでいる地域の事情を前提に相談できることを重視するのか。この優先順位が先に決まっていると、比較の作業がぐっと短くなります。

地域の事業者と全国の事業者の違い

いちばん大きな違いは、申し込める範囲です。地域の事業者は提供する地域を限定しており、その外からは申し込めません。たとえば沖縄県内でのみ提供している事業者は、県外からの申し込みを受け付けていないと明記しています。

サポートの距離感も違います。地域に根ざしている事業者は、その地域の建物の事情や通信の環境を前提に案内できる立場にあります。一方で全国の事業者は、窓口の規模が大きく、対応の時間帯が広いという特徴があります。

料金の組み立て方も一律ではありません。地域の事業者では、事務手数料をかけない、地域内への配送料をかけないといった設計をしているところがあります。沖縄県内で提供している光回線とホームルーターのサービスのように、料金と条件を具体的に示しているサービスなら、項目ごとに比べられます。

どちらが優れているという話ではありません。住んでいる場所、建物の設備、必要な速度、サポートに何を求めるかによって、合うほうが変わります。

回線そのものの比べ方は、光回線の選び方を整理した記事にもまとめてあります。 https://zero-press.net/columns/hikari-kaisen-erabikata

まず提供エリアを確認する

どの事業者を検討するにしても、最初にやることは提供エリアの確認です。ここで対象外と分かれば、それ以上比べる必要がありません。

エリアは住所の単位で決まります。同じ市内でも、丁目や番地によって扱いが変わることがあります。地図上で「この辺りなら大丈夫だろう」と判断すると外れます。

棚に置かれた無線ルーター

集合住宅の場合は、建物にどんな設備が入っているかも関わります。共用部分まで光回線が来ているのか、各戸までどう配線されているのか。ここは管理会社や大家に確認するのが確実です。

賃貸で工事が必要になる場合は、事前に許可を取る必要があります。壁に穴を開ける工事ができない物件もあるため、申し込みの前に条件を確かめてください。

エリアの確認は、多くの場合ウェブの入力フォームで済みます。住所を入れて判定するだけなので、候補が複数あるならまとめて調べてしまうのが早道です。

工事ができない・待てないときの手段

工事の許可が下りない、あるいは入居までに工事の日程が取れないという状況はよくあります。この場合の選択肢が、据え置き型のルーターです。

コンセントに挿すだけで使える形なので、回線の工事が要りません。届いたその日から使い始められる点が利点になります。

ただし、データ容量に上限が設定されている場合があります。たとえば25GBや50GBといった容量が固定されている商品があり、使い放題ではありません。動画を長時間見る、大きなファイルをやりとりするといった使い方をするなら、この上限が足りるかどうかを先に計算してください。沖縄県内で提供している光回線とホームルーターのサービスを検討する場合も、容量の条件は申し込み画面で確認するのが確実です。

引っ越しの前後で回線をどう手配するかという段取りは、時期の決め方をまとめた記事も参考になります。 https://zero-press.net/columns/hikkoshi-net-kaisen-jiki

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契約の前に見る費用の項目

料金を比べるときは、月額だけを並べても正しく比較できません。項目を分けて数える必要があります。

まず月額です。戸建て向けと集合住宅向けで金額が違うのが一般的で、たとえばファミリータイプが月額5,390円、マンションタイプが月額3,960円といった設定が示されています。金額は変わることがあるので、申し込みの時点で確認してください。

次に初期の費用です。事務手数料、工事費、機器の費用。事務手数料をかけない事業者もあります。工事費は分割で請求される場合があり、途中で解約すると残りが一括になることもあります。

海辺のヤシの木

解約の条件も先に見ておきます。最低の利用期間があるのか、解約時にいくらかかるのか。ここを確認せずに契約すると、あとで動きにくくなります。

そして、通信機器のレンタル料や、オプションの月額が別に加算されていないかを見ます。合計でいくらになるのかを出してから比べてください。

見守りカメラなど回線に付く周辺のサービス

回線を提供する事業者は、関連するサービスを合わせて扱っていることがあります。屋内に置くカメラや、宅内の機器を組み合わせた見守りの仕組みなどです。

同じ事業者でまとめる利点は、窓口が一つで済むことです。不具合が起きたときに、回線側なのか機器側なのかを切り分けてもらいやすくなります。

一方で、まとめることで月額が上がる場合もあります。必要かどうかを分けて考え、後から追加できるのかを聞いておくと判断しやすくなります。

なお、提供が始まっていないサービスが案内に載っていることもあります。申し込める状態なのかどうかは、申し込み画面で確認してください。

離れて暮らす家族の様子を確かめたい、留守にする時間が長い、といった目的があるなら、カメラを回線と一緒に契約する形は検討に値します。逆に目的がはっきりしないまま付けると、使わないまま月額だけが続きます。

なお、こうした機器を人の生活する場所に置く場合は、同居している家族を含めて事前に話しておいてください。誰が、どの範囲を、いつ見られるのかを共有しておかないと、後から関係がこじれる原因になります。

よくある質問

提供エリアの外だったらどうすればよいですか

その事業者では申し込めないため、全国規模の事業者や別の地域事業者を当たることになります。据え置き型のルーターなら工事が要らないぶん、選択肢が残る場合があります。

速度はどのくらい出ますか

回線の種類、建物の設備、時間帯、使っている機器によって変わります。数値を約束できるものではないので、住んでいる環境での実際を確かめる方法を事業者に相談してください。

引っ越したら継続できますか

提供エリア内での引っ越しなら手続きで継続できることが多く、エリア外へ出る場合は解約になります。転居の予定があるなら契約の前に確認しておいてください。

解約するときにお金はかかりますか

最低の利用期間や工事費の残債の扱いによって変わります。契約の前に、解約時に発生しうる費用を項目で聞いておくと安心です。

すでに他社と契約中でも申し込めますか

申し込みはできますが、二重に料金が発生する期間が出ないよう、切り替えの日程を調整する必要があります。現在の契約の解約条件も合わせて確認してください。

サポートには電話でつながりますか

窓口の形と対応時間は事業者ごとに違います。地域に根ざした事業者は距離が近い一方、受付の時間帯が限られることもあるので、申し込み前に確認してください。

集合住宅でも申し込めますか

建物にどんな設備が入っているかによります。共用部分の配線と、各戸への引き込み方を管理会社に確認したうえで、事業者のエリア判定を受けてください。

まとめ

回線を選ぶとき、候補は全国の事業者だけではありません。住んでいる地域によっては、その地域に絞って提供している事業者が選択肢になります。

検討の順番は、まず提供エリアの確認です。住所と建物の設備で決まるため、ここが通らなければ比較の必要もありません。工事ができない場合は、据え置き型のルーターという手段がありますが、データ容量の上限を先に確かめてください。

費用は月額だけでなく、事務手数料、工事費、機器代、解約の条件まで項目で数えます。料金やサービスの内容は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認するのが確実です。

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