REPORT

週間プレスリリース動向(2026年9月21日〜9月27日)

月曜から水曜までが祝日と休日で埋まったシルバーウィークの週に配信された 6,528 本を集計しました。連休明けの木曜・金曜の2日間に 76.5% が集中しています。調査・レポートは 11.4% と前週の 9.0% から上がりました。

書類の束の上に棒グラフと円グラフのカードを広げたイラスト

集計期間: 2026年9月21日(月)〜9月27日(日)/対象: Zero Press が取り込んだ公開プレスリリース 6,528 件

月曜(9月21日・敬老の日)、火曜(9月22日・国民の休日)、水曜(9月23日・秋分の日)と、平日のうち3日が休みだったシルバーウィークの週です。Zero Press が取り込んだ 6,528 本を集計しました。連休が明けた木曜・金曜の2日間に、週全体の4分の3の発表が集まっています。

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この週の要点

  • 木曜・金曜の2日で 4,992 本(76.5%)。金曜(9月25日)が 2,548 本(39.0%)で最多
  • 祝日と休日が続いた月曜〜水曜は合計 1,129 本(17.3%)。3日を合わせても木曜1日の半分に届かない
  • 調査・レポートが 11.4%(745 本)。前週(9月14日の週)の 9.0% から上がった
  • 10時台・11時台の合計は 2,233 本(34.2%)。前週の 37.8% より集中がゆるんだ

集計データの前提

母数は Zero Press が取り込んだ公開リリース 6,528 本です。分類・業界分類は独自のキーワード判定によるもので、業界は1本が複数に該当することがあります。他の週との本数の比較には使えません(取り込み範囲が週によって違うため)。比べてよいのは構成比と、同じ週の中での日別比較です。また、この集計は配信された量であって、読まれた量や掲載された量ではありません。

この週は月曜〜水曜の3日が祝日・休日でした。曜日ごとの本数はその影響を強く受けているため、この週の数字から「月曜・火曜・水曜は少ない」という曜日の傾向を読み取ることはできません。

日別の本数

日付曜日本数構成比
9月21日月(敬老の日)4186.4%
9月22日火(国民の休日)3435.3%
9月23日水(秋分の日)3685.6%
9月24日木2,44437.4%
9月25日金2,54839.0%
9月26日土2794.3%
9月27日日1282.0%

この週の山は連休明けの木曜・金曜でした。金曜(2,548 本)は木曜(2,444 本)の1.04倍で、2日の差はわずかです。一方、休みだった月曜〜水曜は1日あたり 343〜418 本で、同じ週の土曜(279 本)と大きくは変わりません。休日には発表を出さず、営業日に回すという動きが、土日と同じ形で3日分出たと読めます。

営業日が木曜・金曜の2日しかなかったため、通常なら5日に分かれる発表がこの2日に重なりました。この週の木曜・金曜は、ほかの週の同じ曜日よりも並ぶ相手が多い日だったと考えられます。連休明けの初日は、休み中に待たせていた発表がまとめて出る日でもあります(プレスリリースを配信するタイミング)。

平日扱いの5日間(祝日を含む)は 6,121 本(93.8%)、土日は 407 本(6.2%)でした。

分野別の内訳

分類本数構成比
イベント1,87528.7%
経営・業績1,32720.3%
商品・サービス85613.1%
技術・開発82012.6%
調査・レポート74511.4%
キャンペーン5678.7%
その他2433.7%
人事・採用951.5%

イベントは 28.7% で、前週(28.7%)と同じ構成比でした。9月7日の週の 28.5% から3週続けて28%台にあり、秋の催事・展示会の告知が多い状態が続いています。

調査・レポートは 11.4% で、前週の 9.0% から2.4ポイント上がりました。配信元の上位には、株式会社マーケットリサーチセンター(320 本・4.9%)、株式会社グローバルインフォメーション(76 本)、QY Research株式会社(49 本)など、市場調査レポートを扱う発表者の名前が並んでいます。発表の営業日が2日に絞られたなかで、日程に左右されにくい定期的な発表の比重が相対的に大きくなった可能性があります。

経営・業績は 20.3% で、前週の 21.3% から1ポイント下がりました。

タイトルに出てくる語

語本数構成比
AI6139.4%
限定3906.0%
オープン2403.7%
調査1732.7%
コラボ1592.4%
新発売841.3%
採用580.9%
DX480.7%
提携230.4%

「AI」は 9.4% で、前週(9.4%)と同じでした。連休で配信日程が大きく崩れた週でも10本に1本のタイトルに「AI」が入る割合は動かず、語そのものが目印になる状況ではありません。

タイトルに「調査」を含むリリースは 2.7% で、前週の 3.0% から下がっています。分類の「調査・レポート」は上がったのに、タイトルの「調査」は下がりました。分類は本文を含めたキーワード判定で、タイトルに語が出ているかとは別に数えているためです。タイトルに「調査」の語がない調査系の発表も多いということで、自社で調査リリースを出すなら、「調査」の語と数字をタイトルに入れておくと、何の発表かが一目で伝わります(調査リリースの作り方)。

業界別の上位

業界本数構成比
IT・テクノロジー1,28019.6%
教育5538.5%
食品・グルメ5238.0%
旅行・観光3956.1%
医療・ヘルスケア3865.9%
アニメ・マンガ3495.3%
エンタメ3234.9%
音楽3014.6%
金融・保険2463.8%
環境・エネルギー2223.4%

上位の顔ぶれと順位は前週とほぼ同じです。IT・テクノロジーは 19.6% で、前週(19.6%)と同じ構成比でした。旅行・観光は 6.1% で、前週の 6.2% とほぼ変わらず4位を保っています。

食品・グルメは 8.0% で、前週の 7.5% から上がりました。1本が複数業界に該当しうるため、業界の合計は母数を超えます。

時間帯

10時台が 1,248 本(19.1%)、11時台が 985 本(15.1%)で、この2時間で週全体の 34.2% を占めました。前週(37.8%)より集中がゆるみ、10時台の構成比も前週の 21.2% から下がっています。

9時台は 465 本(7.1%)、12時台は 640 本(9.8%)で、10時台の前後に少し分散した形です。それでも10時台は9時台の約2.7倍あり、10時・11時が最も混む時間帯であることは変わりません。営業日が2日しかない週ほど、時刻を1時間ずらすだけで並ぶ相手を減らせます(配信前のチェックリスト)。

広報担当者への示唆

  • 連休明けの営業日は発表が重なる。この週は木曜・金曜の2日に 76.5% が集まった。連休明けすぐに出す理由がなければ、1日〜数日ずらすほうが並ぶ相手は少なくなる
  • 祝日が続く週は、その週の営業日が「実質的な月曜〜金曜」になる。曜日ではなく、営業日の何日目かで配信日を考えるとよい
  • 調査・レポートの構成比が 11.4% まで上がった。調査リリースを出すなら、タイトルに調査の対象と数字を入れ、何の調査かが見出しだけで伝わるようにする
  • 本数が多い分野=読まれる分野ではありません。 ここで見えるのは配信量だけなので、自社の発表を出す時期を決める材料として使い、効果の指標とは切り分けて扱ってください
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