REPORT

週間プレスリリース動向(2026年9月14日〜9月20日)

3連休の前の週に配信された 13,923 本を集計しました。金曜が 22.3% で最多となり、これまでの「木曜が最多」の並びが入れ替わっています。イベントは 28.7% と直近5週で最も高く、旅行・観光も 6.2% まで上がりました。

チェックリストのボードと虫眼鏡、横棒グラフのカードを俯瞰したイラスト

集計期間: 2026年9月14日(月)〜9月20日(日)/対象: Zero Press が取り込んだ公開プレスリリース 13,923 件

週の直後に3連休(9月19日〜9月21日・敬老の日)が控えた一週間です。Zero Press が取り込んだ 13,923 本を集計しました。連休前の金曜に配信が寄り、これまでの週で続いていた「木曜が最多」の並びが入れ替わっています。

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この週の要点

  • 金曜(9月18日)が 3,102 本で最多。週全体の 22.3% が1日に集まった
  • イベントが 28.7%(4,001 本)。直近5週で最も高い構成比
  • 旅行・観光が 6.2%(859 本)。5週で最も高く、秋の旅行シーズンの告知が動き出している
  • 平日 13,347 本(95.9%)に対し土日は 576 本(4.1%)

集計データの前提

母数は Zero Press が取り込んだ公開リリース 13,923 本です。分類・業界分類は独自のキーワード判定によるもので、業界は1本が複数に該当することがあります。他の週との本数の比較には使えません(取り込み範囲が週によって違うため)。比べてよいのは構成比と、同じ週の中での日別比較です。また、この集計は配信された量であって、読まれた量や掲載された量ではありません。

日別の本数

日付曜日本数構成比
9月14日月2,16715.6%
9月15日火2,61918.8%
9月16日水2,59518.6%
9月17日木2,86420.6%
9月18日金3,10222.3%
9月19日土4002.9%
9月20日日1761.3%

この週のなかでは月曜から金曜まで一本調子で増え、金曜が山という形でした。金曜(3,102 本)は木曜(2,864 本)の1.08倍、月曜(2,167 本)の1.43倍です。直前5週で続いていた「木曜が最多」の並びは、この週では金曜に移っています。

週の翌日から3連休(9月19日土曜〜9月21日月曜・敬老の日)が始まる日程でした。連休をまたぐと発表が寝てしまうため、金曜までに出し切る動きが数字に出たと読めます。なお、この集計対象の週(9月14日〜9月20日)の中には祝日は入っていないので、平日5日はいずれも通常営業日です。

土曜が 400 本(2.9%)と、9月7日の週(2.5%)・8月31日の週(2.2%)より構成比が高かったのも、3連休の初日にあたったためと見られます。それでも土日の合計は 4.1% にとどまり、週末に出しても読み手側が動いていない構図は変わりません。

月曜は今週も平日で最少(15.6%)でした。並びの空きだけで選ぶなら月曜が有利という傾向は続いています(プレスリリースを配信するタイミング)。

分野別の内訳

分類本数構成比
イベント4,00128.7%
経営・業績2,95921.3%
商品・サービス1,91913.8%
技術・開発1,81913.1%
キャンペーン1,2849.2%
調査・レポート1,2479.0%
その他4783.4%
人事・採用2161.6%

イベントの 28.7% は直近5週で最も高い構成比です(8月17日の週 26.7%、8月24日の週 25.8%、8月31日の週 26.2%、9月7日の週 28.5%)。2週続けて28%台に乗ったことになり、秋の催事・展示会・期間限定フェアの告知が本格化しています。同種の発表が並ぶ時期なので、日時・場所・申込方法・参加費が本文の上のほうにないと、記事にする側が拾えません(イベント・キャンペーンのプレスリリース)。

経営・業績は 21.3% で、9月7日の週(21.3%)と同じ水準でした。8月31日の週の 23.2% から下がった状態が続いており、月初に寄っていた組織・体制の発表が落ち着いたことを示しています。

タイトルに出てくる語

語本数構成比
AI1,3089.4%
限定8856.4%
オープン5293.8%
コラボ4153.0%
調査4123.0%
新発売2021.5%
採用1371.0%
DX1210.9%
提携690.5%

「AI」は 9.4% で、5週続けて 9% 前後(9.4% → 8.8% → 9.1% → 9.2% → 9.4%)に収まっています。おおよそ10本に1本のタイトルに「AI」が入っている状態が定着したと見てよく、語そのものには差別化の力がありません。

「調査」は 3.0% で、8月31日の週の 5.1% を頂点に 3.3% → 3.0% と下がり続けました。調査リリースは月末月初に寄り、月の中旬は空くという前の週までの見方が、3週分のデータでそろったことになります。データを使ったリリースを出すなら、混み合う時期を外すか、引用したくなる形まで作り込むかのどちらかです(調査リリースの作り方)。

なお分類の「調査・レポート」(9.0%)とタイトルに「調査」を含む割合(3.0%)は一致しません。分類は本文を含めたキーワード判定で、語がタイトルに出ているかとは別に数えているためです。

業界別の上位

業界本数構成比
IT・テクノロジー2,72719.6%
教育1,1528.3%
食品・グルメ1,0487.5%
旅行・観光8596.2%
医療・ヘルスケア7565.4%
エンタメ7125.1%
アニメ・マンガ7065.1%
環境・エネルギー5303.8%
金融・保険5213.7%
音楽5113.7%

旅行・観光が 6.2% で3位に上がりました。直近5週では 6.0%(8月17日の週)・6.0%(8月24日の週)・5.9%(8月31日の週)・5.7%(9月7日の週)と推移しており、この週が最も高い構成比です。3連休と秋の行楽シーズンに合わせた告知が重なった形で、イベント分類の伸びとも向きが一致しています。

IT・テクノロジーが2割前後を占める構図は5週とも変わりません(19.6%)。1本が複数業界に該当しうるため、業界の合計は母数を超えます。

時間帯

10時台が 2,950 本(21.2%)、11時台が 2,314 本(16.6%)で、この2時間で週全体の 37.8% を占めました。9月7日の週(38.5%)・8月31日の週(38.4%)とほぼ同じで、配信時刻の集中は週が変わってもほとんど動きません。

9時台は 893 本(6.4%)にとどまり、10時台はその3.3倍です。午後は12時台 9.5%・14時台 8.5%・16時台 5.5%・17時台 4.8% と減っていきます。同じ日に出すとしても、10時・11時を外すだけで並ぶ相手の数は半分以下になります(配信前のチェックリスト)。

広報担当者への示唆

  • 連休の前の週は、連休前日の平日に発表が寄る。この週は金曜に 22.3% が集中した。連休前に出すのが目的でないなら、週の前半のほうが並びは空いている
  • イベントの構成比が2週続けて28%台。秋の催事告知は同種が大量に並ぶので、見出しで「いつ・どこで・誰が・何が新しいか」まで具体にする
  • 調査リリースは3週続けて構成比が下がり、月の中旬が空いている。ずらせる調査発表は中旬に寄せる余地がある
  • 本数が多い分野=読まれる分野ではありません。 ここで見えるのは配信量だけなので、自社の発表を出す時期を決める材料として使い、効果の指標とは切り分けて扱ってください
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