PRESS RELEASE 調査・レポート

消費者支援協会 X-Trust(x-trust.org)ORION(orion-sv-ex.com)の相談事例を調査 SNS型副業詐欺から借入れ・暗号資産送金へ進む手口に注意喚起

ThreadsからLINE・Discordへ誘導し、「費用のかからない副業」から自己資金・借入れを伴う取引へ移行する相談事例を公開 消費者支援協会は、2026年8月27日にX-Trust(x-trust.org)とORI …

出典: 消費者支援協会

消費者支援協会がPRESSNOWで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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ThreadsからLINE・Discordへ誘導し、「費用のかからない副業」から自己資金・借入れを伴う取引へ移行する相談事例を公開

消費者支援協会は、2026年8月27日にX-Trust(x-trust.org)とORION(orion-sv-ex.com)に関する相談を受け、相談資料と一般公開情報を調査しました。両事例では、SNS上の副業情報からLINE・Discordへ誘導された後、自己資金や借入れを伴う企画へ移行し、暗号資産の送金へ進む流れが確認されています。

SNSの副業投稿を入口にLINE・Discordへ誘導する相談を確認

SNSや副業に関する投稿をきっかけとしてLINEやDiscordへ誘導され、その後、自己資金や借入れで資金を用意し、暗号資産の送金へ進む投資・副業詐欺トラブルが確認されています。
消費者支援協会では、投資・副業・暗号資産に関する相談を受け付けるとともに、相談者から提供された資料や一般公開情報をもとに、注意が必要と考えられるサービスについて調査・情報発信を行っています。

今回、新たに相談が寄せられたX-Trust(x-trust.org)とORION(orion-sv-ex.com)について調査しました。
両事例で特徴的なのは、最初から高額な投資を勧めるのではなく、ThreadsなどのSNS上で紹介された「簡単な副業」「費用のかからない作業」を入口としている点です。
LINEやDiscordで一定期間やり取りや作業を続けた後、特別なイベントや企画への参加を案内され、自己資金や借入れを必要とする内容へ変化していく流れが確認されています。

X-Trust(x-trust.org)では借入れを伴う資金準備の案内を確認

X-Trustに関する相談では、Threads上の副業投稿をきっかけにLINEへ誘導され、その後Discordのグループに参加しています。
当初はスマートフォンを使った入力作業として、「費用は一切かからない」「1回15分~60分程度」といった説明が行われていました。
しかし、副業を続ける中で「しあわせ発見イベント」とされる企画への参加を勧められ、最低30万円以上の参加資金を必要とする内容へ変化しています。

資金が不足している場合には「金融アドバイザー」とされる人物を紹介され、職業、年収、勤務状況、借入状況などを伝えるよう求められた相談も確認されています。

複数の消費者金融への申込みや、年収・借入理由などの入力内容について案内するやり取りも確認されました。
さらに、追加取引や代理取引を理由として資金を送った後、出金時に「税金」などの名目で新たな支払いを求められる相談も確認されています。

ORION(orion-sv-ex.com)では架空プロジェクト「Future Starts Here」へ誘導する相談を確認

ORIONに関する相談でも、Threads上の副業投稿からLINEへ誘導され、その後Discordで決められた時間に作業を行う流れが確認されています。
当初は「スマートフォンだけでできる」「費用は一切かからない」「1回600円」などと説明され、簡単な副業として案内されていました。

その後、通常の作業とは別に「Future Starts Here」と呼ばれる企画を紹介されています。
参加前には、名前や年齢などに加え、「自己資金か借入れか」といった資金の準備方法について回答するよう求められていました。

また、ORIONの公開情報を調査したところ、消費者支援協会が過去に調査したHORIZONとの間で、会社情報、役員表記、所在地、サイト構成、利用規約などに複数の一致・類似点が確認されました。
所在地には「Piso [Floor Number]」という未完成の文字列が残っており、HORIZONでも同様の表記が確認されています。
同様のグループによる勧誘が警戒されます。

サイト名が異なっても共通する勧誘の流れに注意

今回のX-TrustとORIONでは、サイト名や取引画面などは異なりますが、相談に至るまでの流れには複数の共通点があります。

ThreadsなどのSNSで副業情報を知り、LINE、その後Discordへ移動し、最初は費用のかからない簡単な作業を行います。
その後、特別イベントや企画への参加を勧められ、自己資金があるか、借入れが可能かを確認されたうえで、高い利益が得られるという説明を受け、国内の暗号資産交換業者でETHなどを購入して指定されたウォレットや取引サイトへ送金する流れです。

さらに、取引上の問題や損失などを理由として追加資金を求められたり、出金段階で税金や各種費用などの新たな支払いを求められたりする場合があります。

最初から「投資」と説明されるとは限らず、費用のかからない副業や簡単な作業から始まる点にも注意が必要です。
「短時間で何倍もの利益が得られる」「損失を取り戻せる」「今回の支払いで出金できる」といった説明を受けても、相手側の説明だけを根拠として借入れや追加送金を続けないことが重要です。

すでに送金している場合は、SNSの投稿やDM、LINE・Discordの履歴、相手のアカウント情報、イベント資料、借入れに関する案内、暗号資産の購入・送金履歴、送金先ウォレットアドレス、取引画面などを保存してください。

注意喚起活動を支えるボランティアを募集

消費者支援協会では、SNS型投資詐欺トラブル、副業詐欺トラブル、暗号資産を利用した詐欺トラブルなどに関する注意喚起や情報発信を支えるボランティアを募集しています。

主な活動内容は、注意喚起記事の誤字脱字や読みやすさの確認、一般公開情報の整理、公的機関が公開している情報の確認補助、Webサイトやリンクの確認、消費者トラブルに関するニュースやSNS上の公開情報の整理などです。
活動は原則オンラインで、全国から参加できます。原則18歳以上を対象としており、専門的な資格や経験は必要ありません。学生の方についても、活動時間や内容を相談しながら参加できます。

また、ボランティアの方に、法律判断、被害金回収の交渉、相談者の代理交渉、暗号資産の送金、金銭の預かり、個人名義口座の提供などをお願いすることはありません。

消費者支援協会では今後も、相談者から寄せられた資料や一般公開情報をもとに、SNS型投資トラブル、副業トラブル、暗号資産を利用したトラブルなどについて調査・情報発信を継続します。

サイト名やドメインが異なっていても、勧誘経路、企画内容、資金準備の方法、暗号資産の送金、追加請求などに共通点が確認された場合には、それらを整理し、注意喚起につなげていきます。

備考

本リリースで記載する「X-Trust」はx-trust.org、「ORION」はorion-sv-ex.comを対象とした相談・調査事例を指しています。「X-Trust」「X Trust」「ORION」「Orion」などの名称を使用する同名・類似名の企業、団体、サービスを本件と関連付けるものではありません。本リリースは消費者被害の防止と情報提供を目的としています。

【会社概要・お問い合わせ先】

会社名・屋号: 消費者支援協会

公式サイト: https://www.shoshishakyokai.org/

X-Trust(x-trust.org)調査記事: https://www.shoshishakyokai.org/x-trust-scam/

X-Trustに関する注意喚起|公式note: https://note.com/rupo_sagi/n/na249cdf87b3c

ORION(orion-sv-ex.com)調査記事: https://www.shoshishakyokai.org/orion-sv-ex-scam/

ORIONに関する注意喚起|公式note: https://note.com/rupo_sagi/n/ne48b04c408ff

ボランティア募集|消費者支援協会: https://www.shoshishakyokai.org/volunteer/

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配信元
消費者支援協会(Zero Press 掲載 22 本)
配信サイト
PRESSNOW
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