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ワインの選び方入門。ラベルの読み方と自宅で学ぶという選択肢

ワインを飲み始めると、次に困るのが「どれを選べばいいのか」という問題です。売り場には産地も価格帯もばらばらな瓶が並び、ラベルには読めない文字が書かれています。値段が高いほどおいしいのかと言えばそうとも限らず、かといって何を基準にすればよ

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ワインを飲み始めると、次に困るのが「どれを選べばいいのか」という問題です。売り場には産地も価格帯もばらばらな瓶が並び、ラベルには読めない文字が書かれています。値段が高いほどおいしいのかと言えばそうとも限らず、かといって何を基準にすればよいのかも分かりません。

この記事では、ラベルから読み取れる情報、代表的な品種の味の傾向、料理との合わせ方の考え方、そして興味が続いたときに体系的に学ぶ方法までを整理します。まずは自分の好みの位置をつかむところから始めましょう。

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ワイン選びでつまずくところ

最初の壁は情報量です。生産国、地域、品種、生産者、収穫年。ラベルにはこれらが並んでいますが、どれが味に効いているのかが分かりません。

次に、価格と味の関係が読みにくいことです。手のかかる造り方をすれば価格は上がりますし、名前の知られた産地は需要が高いぶん値上がりします。ただ、自分の好みに合うかどうかは別の話です。高い一本が口に合わず、手頃な一本が気に入るということは珍しくありません。

三つ目に、飲む場面との相性があります。食事と合わせるのか、単体で味わうのか、誰と飲むのか。同じワインでも、場面が変われば評価は変わります。

これらをまとめて解こうとすると難しく感じますが、順番に押さえていけば整理できます。まずはラベルから読み取れることを見ていきましょう。

覚えておきたいのは、正解を当てる必要はないということです。詳しい人の評価と自分の好みが一致しないことは普通にあります。自分がおいしいと感じた一本を記録しておけば、それが次に選ぶときの基準になります。

ラベルから読み取れること

ラベルに書かれている情報は、国によってルールが異なります。共通して読み取れるのは次の要素です。

生産国と地域は、味の傾向を推し量る最初の手がかりです。同じ品種でも、気候によって酸味や果実味の出方が変わります。

品種名が書かれている場合は、味の想像がつきやすくなります。新しい産地のワインでは品種名を大きく表示することが多く、初心者にとっては分かりやすい表示です。一方、伝統的な産地では、地域名だけが書かれていて品種は表示されないこともあります。この場合、その地域で認められている品種があらかじめ決まっているという事情があります。

収穫年は、その年の天候を反映します。同じ生産者の同じ銘柄でも、年によって味わいが変わるのはこのためです。

生産者名も重要な情報です。気に入った一本があれば、その造り手の別の銘柄を試すという広げ方ができます。造り手ごとに目指す味の方向性があるため、産地で選ぶより当たりをつけやすいこともあります。

ワインボトルのラベル

裏面には、輸入元や保存方法、アルコール度数が記載されています。度数は飲みごたえの目安にもなるので、軽やかなものを求めるなら低めを選ぶという判断もできます。

主な品種の味の傾向

品種ごとの一般的な傾向を知っておくと、選ぶ範囲を絞れます。ただし、産地や造り方によって印象は変わるため、あくまで出発点として考えてください。

赤ワインでは、渋みがしっかりして重厚な味わいになりやすい品種と、軽やかで果実味が前に出やすい品種があります。前者は肉料理と合わせやすく、後者は幅広い料理に寄り添います。

白ワインでは、酸味が際立つ品種と、まろやかでふくよかな味わいになる品種に分かれます。魚介と合わせるなら酸味のあるタイプ、クリームを使った料理ならふくよかなタイプという合わせ方が一般的です。

同じ品種でも、涼しい産地では酸味が残りやすく、暖かい産地では果実の甘さが強く出る傾向があります。産地と品種を組み合わせて覚えていくと、次に選ぶときの精度が上がります。

スパークリングワインも押さえておきたい分類です。製法によって泡の細かさや味わいが変わり、価格帯にも幅があります。食前の一杯としてだけでなく、揚げ物や中華料理に合わせる楽しみ方もあります。

甘口か辛口かという軸も、選ぶときの手がかりになります。裏面のラベルに記載されていることが多く、デザートに合わせたいときは甘口を選ぶという判断ができます。ワインに苦手意識がある人は、まず甘口から入ると飲みやすく感じることがあります。

料理との合わせ方の考え方

相性を考えるときは、三つの軸で見ると分かりやすくなります。

ひとつは重さです。あっさりした料理には軽やかなワイン、こってりした料理にはしっかりしたワインを合わせると、どちらかが負けることが少なくなります。

二つ目は酸味です。油を使った料理や揚げ物には、酸味のあるワインが後味を整えてくれます。

三つ目は香りです。ハーブを使った料理には香りの立つワイン、素材そのものを味わう料理には控えめなワインというように、方向性をそろえると調和しやすくなります。

とはいえ、これらは目安にすぎません。自分がおいしいと感じる組み合わせが正解です。合わせ方に決まりがあると身構えず、試しながら見つけていくのが楽しみ方でもあります。

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価格帯と選び方。産地で広げる楽しみ方

価格帯が変わると、何が変わるのでしょうか。一般的には、手間のかかる栽培や醸造、熟成の期間、樽の使用といった要素がコストに反映されます。ただ、これらは味の方向性を決めるものであって、好みに合うかどうかとは別です。

まずは手頃な価格帯で複数の産地を試し、自分の好みの傾向をつかむのが近道です。同じ予算でも、産地を変えると味の幅が大きく広がります。

たとえば南半球の産地には、価格に対して満足度の高いワインが揃っていると言われます。世界遺産に登録された地域で自然に寄り添った造りを行っている産地もあり、二千円から五千円ほどの価格帯に選択肢が集まっています。日本最大級の南アフリカワインショップ【アフリカー】 のような専門の通販を使えば、日本ではあまり見かけない産地のワインも手に入ります。

新しい産地を試すときは、まず一本だけ買って様子を見るのが安全です。気に入ったら、同じ産地の別の品種や、同じ造り手の別の銘柄に広げていきましょう。

通販を使う利点は、店頭では扱いの少ない産地に触れられることです。専門店では、産地の背景や造り手の考え方が商品ページに書かれていることが多く、飲む前に予備知識を得られます。飲み比べのセットが用意されていれば、同じ産地の中での違いも確かめられます。

一方で、輸送と保管の条件は確認しておきたい点です。夏場はクール便で送ってもらえるか、届いた後どこに置くか。温度変化を避けられる場所が家にあるかどうかで、まとめ買いをするかどうかの判断も変わります。

自宅で体系的に学ぶ(オンライン講座という選択肢)

飲み比べを重ねるうちに、体系立てて学びたくなることがあります。産地の成り立ちや醸造の工程を知ると、同じ一本でも味わい方が変わるためです。

近年は、オンラインで受講できるワインの講座があります。通学せずに自宅で学べるため、近くにスクールがない地域や、仕事の都合で時間が読めない人でも続けやすい形式です。受講できなかった回を動画で見られる仕組みを用意している講座もあります。

内容は、気軽に楽しむための入門講座から、資格試験に向けた対策講座まで幅があります。ヴィノテラス ワインスクール のような講座では、自分の目的に合わせて選べるようになっています。ただし、受講したからといって試験の合格が保証されるわけではありません。学べる内容と、自分が確保できる学習時間を照らし合わせて判断してください。

まずは入門的な講座で全体像をつかみ、続けたいと思えたら専門的な内容に進む。この順番なら無理がありません。

自宅でオンライン講座を受ける様子

よくある質問

開栓前の保存はどうすればよいですか。温度変化と直射日光を避け、横に寝かせて保管する方法が一般的とされています。冷蔵庫の野菜室を使う人もいます。

開けたあとはどのくらいもちますか。栓をして冷蔵庫に入れれば数日は楽しめますが、日ごとに味は変わります。専用の器具で空気を抜く方法もあります。

グラスは違いが出ますか。形状によって香りの立ち方が変わると言われます。まずは一種類の汎用グラスで十分で、興味が出てきたら増やしていけば構いません。

飲み残しはどうすればよいですか。料理に使うという方法があります。加熱すればアルコールは飛びますが、風味は残ります。

適量はどのくらいですか。体質や体調によって異なります。二十歳未満の飲酒は法律で禁じられており、飲酒運転も認められていません。自分のペースを守って楽しんでください。

まとめ

ワインは、ラベル・品種・価格帯という三点から入ると迷いません。ラベルで産地と品種を確認し、品種から味の傾向を想像し、手頃な価格帯で試して好みの位置をつかむ。この流れができれば、売り場で立ち止まる時間は短くなります。

興味が続くようなら、学ぶ手段を足していくとさらに楽しめます。飲み物の選び方という点ではコーヒーも似た面があり、 https://zero-press.net/columns/coffee-mame-teikibin にまとめています。オンラインで学ぶ方法全般は https://zero-press.net/columns/shikaku-online-koza をご覧ください。

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