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宅配買取の使い方。家電や不用品をまとめて売るときの手順と失敗しない注意点

家電やデジタル機器を捨てる前に。宅配買取の仕組み、送れるもの・向かないもの、本人確認と個人情報、査定額に納得できないときの扱いを整理しました。

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家電や不用品、「捨てる」前に売れるかを確かめる

引っ越しや買い替え、年末の片づけ。まとまった量の物を手放すタイミングは、年に何度かやってきます。そのときに「これは捨てるしかない」と決めてしまう前に、一度確かめておきたいことがあります。まだ動く家電やデジタル機器には、次に使う人がいるかもしれない、ということです。

家電の処分にはお金がかかる場合があります。粗大ごみとして出すなら自治体の手数料が必要で、品目によっては収集の対象外とされ、別の窓口を案内されることもあります。地域によって扱いが違うため、住んでいる自治体の案内を確認するのが前提になります。そのうえで、売れる可能性のあるものと、費用を払って処分するものを分けておくと、片づけの手順が組み立てやすくなります。

ただし、「売れば得をする」と一方向に考えるのも危険です。値段がつかない品はありますし、査定額より処分の手間の方が気になるという場合もあります。売ることと処分することを並べて、品物ごとに向いている方を選ぶ。それがいちばん現実的な進め方です。

宅配買取とは何か。店頭買取・不用品回収との違い

似た言葉が並ぶので、三つの違いを最初に整理しておきます。

宅配買取は、申し込んだうえで品物を箱に詰めて送り、届いた先で査定を受けて代金を受け取る方法です。自宅から動かずに済み、複数点をまとめて送れるのが特徴です。結果が出るまで数日かかります。

店頭買取は、店舗へ持ち込んでその場で査定を受ける方法です。結果が早く分かり、その場で代金を受け取れることもあります。運ぶ手段があり、営業時間内に行けるなら選択肢になります。

不用品回収は、業者に来てもらい、費用を払って引き取ってもらう方法です。売るのではなく処分してもらう仕組みなので、お金の流れが逆になります。動かない家電や大型の家具など、売却が難しいものをまとめて片づけたいときに使われます。料金の考え方や業者選びの注意点は https://zero-press.net/columns/fuyouhin-kaishu-souba にまとめています。

この三つを混同すると、「引き取りに来てもらったら費用を請求された」といった行き違いが起こります。売るのか処分するのかを自分の中で決めてから、窓口を選んでください。

宅配買取に向いている家電・向いていないもの

机の上に置かれたカメラとヘッドホン

宅配買取に向いているのは、箱に入る大きさで、状態を説明しやすい機器です。

具体的には、カメラやレンズ、ヘッドホンやイヤホン、スピーカーなどのオーディオ機器、ブルーレイやDVDの再生機器、ドライブレコーダーなどの車載機器、ゲーム機、タブレットといったあたりが該当します。型番がはっきりしていて、動作の可否を確かめやすいものほど扱いやすくなります。カメラ・ブルーレイ・スマホ・ドラレコなどの家電・デジタル家電の宅配買取なら「NETOFF家電」! のように、こうしたデジタル家電をまとめて送れる買取サービスもあり、点数が多いときに一度で片づけられます。

一方で、向いていないものもあります。テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機といった家電リサイクル法の対象品目は、大きさの面でも制度の面でも宅配買取には適しません。これらは自治体の粗大ごみとしては扱われず、購入した販売店や指定の引取場所を通じた手続きが案内されるのが一般的です。個別の可否や費用は品目と地域で異なるため、自治体や事業者の案内で確認してください。

破損している機器、電源が入らない機器、付属品が大きく欠けている機器も、買取の対象外になることがあります。ただし、部品としての需要があるため受け付けている場合もあり、事前に状態を伝えて確認する価値はあります。

申し込みから入金までの流れ

宅配便のドライバーが段ボール箱を届けている様子

流れは、おおむね次のようになります。

まず申し込みです。案内ページのフォームや電話から手続きします。次に梱包で、送付用のキットを取り寄せる方法と、手持ちの段ボールに詰める方法があります。無料で箱を送ってもらえるサービスもあるので、手元に適当な箱がなければ利用しましょう。

詰め終えたら集荷です。指定した日時に配送業者が自宅まで取りに来ます。当日の集荷に対応していると案内しているサービスもあります。届いた先で査定が行われ、結果が連絡されます。承諾すれば入金という流れです。

受け取り方法は、銀行口座への振込が一般的ですが、それだけではありません。Amazonアカウントで簡単申込【リコマース宅配買取サービス】 は、大手通販サイトのアカウントでログインでき、住所の入力や出品用の写真撮影が不要で、代金をギフト券としてメールで受け取れると案内している例です。運営しているのはサービスの提供事業者であって通販サイト自体ではありませんが、既にあるアカウント情報を使えるぶん、入力の手間は減ります。銀行口座を登録したくない場合の選択肢としても知っておくとよいでしょう。

送料や箱代、集荷の費用が誰の負担になるかはサービスごとに異なります。無料と案内されている範囲がどこまでかを、申し込み前に確かめておいてください。

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本人確認と個人情報。何を提出することになるのか

買取には、古物営業法にもとづく本人確認が必要です。中古品の売買では、売り手が誰であるかを事業者が確認することが求められているためです。宅配買取であっても、この点は変わりません。

確認の方法はサービスによって違います。運転免許証などの画像をアップロードする方式、書類を郵送する方式、あるいは既に登録されている情報と照合する方式などがあり、どれを採用しているかは案内ページに記載されています。手続きが完了しないと査定や入金が進まないため、申し込みと同時に済ませておくと待ち時間が減ります。

気になるのは、提出した情報がどう扱われるかでしょう。個人情報の取り扱い方針が公開されているか、保管の期間や利用の範囲が示されているかは、申し込む前に読んでおきたいところです。また、送る機器の中に情報が残っていないかも確認してください。カメラのメモリーカード、タブレットのアカウント情報、ドライブレコーダーの記録媒体などは、送る前に取り出すか初期化しておきます。パソコンを含めて整理する場合のデータ消去の考え方は https://zero-press.net/columns/pasokon-shobun-houhou で扱っています。

査定額に納得できないとき。キャンセルと返送の扱い

査定の結果が想像と違うことは、珍しくありません。そのときにどうなるかを、申し込む前に確認しておきます。

まず、査定が一括なのか個別なのかです。送った品をまとめて一つの金額として提示する方式では、一部だけ返してもらうことができない場合があります。一点ごとに金額が示される方式なら、納得できるものだけを承諾できることもあります。どちらの方式かで、判断の余地が変わります。

次に、返送の可否と送料です。承諾しなかった場合に返してもらえるのか、その送料は誰が負担するのか。ここは無料の範囲外になっていることが多い項目なので、案内をよく読んでおきましょう。

そして、値段がつかなかった品の扱いです。返送されるのか、事業者側で引き取って処分してもらえるのか。無償で引き取ってもらえるなら、処分費用をかけずに片づく分だけ助かります。逆に返送されると、また同じ荷物が戻ってくることになります。

こうした条件は、承諾の期限とセットで決まっていることもあります。連絡を受けてから何日以内に返事をする必要があるのかも、あわせて確認しておくと安心です。

よくある質問

動かない家電も送れますか

対象外とするサービスもあれば、部品としての需要を見て受け付けるところもあります。状態を先に伝えて、送ってよいかを確認してください。

一点だけでも申し込めますか

一点から受け付けているところもありますが、点数の下限を設けている場合もあります。申し込みフォームの条件を確認してください。

箱や付属品がないと減額されますか

付属品の有無は査定項目のひとつなので、影響することはあります。純正のケーブルやリモコン、取扱説明書が残っていれば一緒に送りましょう。

入金までどれくらいかかりますか

到着から査定、承諾、入金までの日数はサービスによって異なります。最短の日数を示している例もありますが、混み合う時期は前後します。

値段がつかなかった品はどうなりますか

返送か、事業者側での引き取りかに分かれます。返送の送料負担も含めて、申し込み前に確かめておくのが安全です。

まとめ

家電や不用品を片づけるときの流れは、三段階で考えると迷いません。

第一に、売るものと処分するものを分けます。動く機器、型番がはっきりしている機器は売却の候補に、動かないものや大型のものは処分の候補に振り分けます。第二に、送れるかどうかを確認します。箱に入る大きさか、リサイクル法の対象品目ではないか、状態が受付の範囲に入るか。ここで無理なものは、別のルートを検討します。第三に、条件を確認してから申し込みます。送料と箱代、本人確認の方法、査定が一括か個別か、返送の可否と送料、値段がつかない品の扱い。この五点を押さえておけば、途中で止まることはほとんどありません。

片づけは、一度に全部を終わらせようとすると手が止まります。まずは棚の一段分でも、売れそうなものを箱にまとめてみるところから始めてみてください。

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