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ポータブル電源の選び方。容量・出力の見方と使うときの安全上の注意

停電に備えたい。屋外で機器を使いたい。車の中で過ごす時間に電気が欲しい。そうした場面で選択肢になるのが、蓄えた電気を持ち運べる装置です。

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停電に備えたい。屋外で機器を使いたい。車の中で過ごす時間に電気が欲しい。そうした場面で選択肢になるのが、蓄えた電気を持ち運べる装置です。

ただ、商品ページに並ぶ数値は単位が複数あり、何を見ればよいのか分かりにくいところです。この記事では、容量と出力の違い、電池の種類、充電の方法、そして安全上の注意を整理します。

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検討する場面

使われ方はいくつかに分かれます。

ひとつが、停電への備えです。明かりを確保する、手元の端末を充電する、情報を得るための機器を動かす。数時間から数日にわたる備えとして考えられています。

ふたつめが、屋外での活動です。野外で過ごすとき、夜に釣りをするとき、作業をするとき。電源のない場所で機器を使う目的です。

みっつめが、車の中で過ごす場面です。移動先で寝泊まりする使い方では、季節に応じた機器を動かしたいという需要があります。

よっつめが、催しや作業の現場です。燃料を燃やす方式の発電機と違い、排気も運転音も出ないため、使える場所の幅が広がります。屋内での催しにも対応できる点が特徴として挙げられています。

どの場面を想定するかで、必要な容量も大きさも変わります。まず用途を決めてから、数値を見てください。

容量と出力の違い

ここが最初のつまずきどころです。二つの数値は、意味がまったく違います。

容量は、蓄えられる電気の総量を表します。単位はワットアワーで表記され、この数値が大きいほど長く使えます。

出力は、一度にどれだけの電気を取り出せるかを表します。単位はワットで、この数値を超える機器はつなげません。

たとえば、容量が大きくても出力が小さい装置では、消費電力の大きな機器は動きません。逆に、出力が大きくても容量が小さければ、すぐに使い切ります。両方を見る必要があります。

使いたい機器の消費電力は、本体の表示や取扱説明書に記載されています。複数を同時に使うなら、合計で考えてください。

おおまかな目安としては、手元の端末や明かりの充電が中心なら小さめの容量で足ります。調理や冷却を伴う機器を動かしたい場合は、大きな容量と出力が必要になります。用途に応じて複数の容量から選べる製品もあり、二百四十ワットアワー台から二千ワットアワー台まで展開している例があります。

もうひとつ確認したいのが、出力される電気の波形です。家庭で使う機器の多くは、なめらかな波形を前提としています。この形式に対応していると明記されている製品を選ぶと、動かせる機器の幅が広がります。日本の電圧に合わせた仕様であるかも確認してください。

電池の種類と寿命

内部に使われている電池にも種類があります。

近年多く採用されているのが、リン酸鉄を使ったリチウムイオンの電池です。繰り返し充電できる回数が多い傾向があるとされ、長く使う前提の製品に採用されています。

繰り返し使える回数は、サイクル寿命として表示されます。何回充放電した時点で容量がどのくらいになるか、という形で示されるのが一般的です。数値の条件も併せて確認してください。

メディア掲載多数LiTime製!コスパ最強クラスのLiFePO4バッテリー では、この種類の電池を扱う事業者が案内されています。通信機能を備えたもの、低温に対応したもの、薄型のものなど、複数の仕様が用意されていることが説明されています。各種の認証を取得していることにも触れられています。

太陽光の設備

温度も寿命に関わります。極端に暑い場所や寒い場所での使用と保管は、性能の低下を早めます。

長期間使わない場合の保管方法も確認しておきましょう。満充電のまま、あるいは空のまま長く置くのは避けるよう案内されているのが一般的です。数か月に一度は充電の状態を確認してください。

充電の方法と時間

充電の手段は複数あります。

家庭の差込口から充電する方法が基本です。満充電までの時間は容量と対応する速度によって変わります。

車から充電できる製品も多くあります。移動中に充電しておけば、目的地で使える状態になります。ただし、車側の設定によっては、走行していないと供給されない場合があります。

太陽の光で充電する装置を組み合わせる方法もあります。停電が長引く場面では、充電の手段があることが重要になります。ただし、天候と設置の角度によって得られる量は大きく変わるため、これだけに頼る計画は避けてください。

屋外での明かり

停電したときに自動で切り替わる仕組みを備えた製品もあります。常時つないでおき、電気が止まった瞬間に切り替わる方式で、切り替えにかかる時間が短ければ、機器の電源が落ちずに済みます。容量を選べる構成の製品も案内されています。

充電にかかる時間は、備えとしては重要な要素です。使い切ってから次に使えるようになるまでの時間が長いと、連続した停電には対応しにくくなります。

日常的に使いながら残量を保つ運用も有効です。しまい込んでおくと、いざ使おうとしたときに空になっていることがあります。月に一度は動かして、状態を確かめておくとよいでしょう。

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安全に使うための注意

内部に大きな電池を持つ機器なので、扱いには注意が必要です。

まず、高温になる場所に置かないでください。夏場の車内、直射日光の当たる場所、暖房器具の近くは避けてください。

強い衝撃を与えないことも大切です。落としたあとに変形や異臭、異常な発熱が見られる場合は、使用をやめてください。

充電には、その製品に付属するものか、指定された機器を使ってください。合わない機器での充電は避けてください。

定格を超える機器をつながないでください。表示されている出力を超える負荷は、保護の仕組みが働いて停止するか、機器を傷める原因になります。

使用中に本体が熱くなりすぎる、異音がする、においがするといった異常を感じたら、すぐに使用をやめて電源を切り、周囲に燃えやすいものがない場所へ移してください。

回収や交換の案内が出ていないかも、時々確認してください。製造元の頁で公開されます。

在宅で療養している方の機器の電源として使えるかどうかは、この記事では判断できません。機器の製造元と、かかりつけの医療機関の両方に確認してください。生命に関わる機器については、専門家の判断が必要です。

製品を選ぶときの確認事項

購入前に見ておく項目をまとめます。

まず、容量と出力です。用途から逆算して、必要な水準を満たすかを確認してください。

次に、差込口の種類と数です。家庭用の形状がいくつあるか、端末を充電する端子は何種類あるか。同時に使う機器の数と合わせて考えてください。

重さと大きさも実用面の条件です。持ち運ぶ前提なら、片手で持てるかを確認してください。大容量の製品は相当な重さになります。

災害時、電気が止まってもこれで安心【UPS搭載リチウム蓄電池セット】 では、停電時に自動で切り替わる仕組みを備えた蓄電の組み合わせが案内されています。容量を複数から選べることや、切り替えにかかる時間について説明があるので、常時つないでおく使い方を検討する場合の材料になります。

保証と問い合わせの窓口も見ておいてください。二年間の製品保証を掲げている事業者もあります。返品に応じる期間や、購入後に価格が下がった場合の対応について案内している事業者もあります。

関連する機器を同じところでそろえられるかも、選ぶ材料になります。燃料を使う発電機や、車で使える冷却の機器などを幅広く扱う事業者もあります。

価格やキャンペーンは変わります。注文する前に、販売元のページで最新の内容を確認してください。

よくある質問

在宅療養の機器に使えますか。この記事では判断できません。機器の製造元と医療機関の両方に確認してください。

飛行機に持ち込めますか。航空会社の規定によります。容量によって制限が定められているため、事前に確認してください。

保管方法はどうすればよいですか。極端な温度を避け、満充電や空の状態で長く置かないでください。数か月に一度は状態を確認しましょう。

寿命はどのくらいですか。繰り返し使える回数が表示されています。使用の頻度と条件によって変わります。

車で充電できますか。対応している製品が多くあります。車側の設定によって、走行中のみ供給される場合があります。

冷蔵庫や調理の機器を動かせますか。消費電力と出力を照らし合わせてください。起動時に大きな電力を必要とする機器もあります。

雨の日に屋外で使えますか。防水の等級を確認してください。対応していない製品を濡らすのは危険です。

廃棄はどうすればよいですか。一般のごみとして出せません。自治体の案内や、製造元の回収の仕組みを確認してください。

まとめ

選ぶときに押さえるのは、容量、出力、安全上の注意の三点です。

高温を避け、指定された方法で充電し、定格を超える機器をつながないでください。療養に使う機器の電源としての可否は、製造元と医療機関に確認が必要です。家庭の備蓄全般については https://zero-press.net/columns/bousai-bichiku-denryoku に、車中で過ごす場面の準備は https://zero-press.net/columns/shachuhaku-junbi にまとめています。

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