COLUMN

スマートホームの始め方。何から入れるか、賃貸での注意点

家電を声や画面から操作したい。外出先から確認できるようにしたい。そう考えて調べ始めると、専用の機器が数多く出てきて、どこから手を付ければよいか分からなくなります。

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

家電を声や画面から操作したい。外出先から確認できるようにしたい。そう考えて調べ始めると、専用の機器が数多く出てきて、どこから手を付ければよいか分からなくなります。

結論を先に書くと、全部そろえる必要はありません。この記事では、小さく始める考え方、機器の種類、賃貸で気をつけること、そして通信まわりの注意を整理します。

広告

小さく始めるのが基本

最初から家じゅうを対象にすると、費用も手間もかさみます。

現実的なのは、いまいちばん面倒に感じている操作をひとつ選び、そこだけ自動化する方法です。帰宅前に空調を入れたい、寝るときに照明を消しに行くのが面倒、朝にカーテンを開けたい。そういう具体的な不満から始めると、導入した効果が分かりやすくなります。

ひとつ動かしてみると、自分の生活に必要な機能とそうでない機能が見えてきます。そこから広げるほうが、無駄が出ません。

もうひとつ大事なのが、失敗しても損が小さい範囲で試すことです。最初に高額な機器を買うより、数千円の機器で仕組みを理解するほうが確実です。

そして、自動化しないという判断もあります。手で操作したほうが早い場面は多くあります。すべてを機器に任せる必要はありません。

なお、電気の配線に手を加える工事が必要な機器もあります。この種の作業には資格が必要な場合があるため、自分で行わず、有資格の事業者に依頼してください。

よく使われる機器の種類

代表的なものを整理します。

差込口と機器の間に挟んで、電源を入り切りする機器があります。扇風機や照明のように、電源が入れば動くものに向いています。仕組みが単純なので、最初の一台として選ばれることが多い種類です。

赤外線のリモコンで操作する家電をまとめる機器もあります。空調、テレビ、照明などのリモコン信号を覚えさせ、ひとつの機器から操作できるようにするものです。外出先からの操作にも対応します。

物理的なスイッチを押す小型の機器もあります。壁のスイッチや、炊飯器、給湯器のボタンのように、電源の入り切りでは対応できないものに使えます。指の代わりに押すという単純な仕組みで、貼り付けて設置します。

カーテンを開閉する機器もあります。いま使っているカーテンレールに後付けする形式のもので、光を感じて自動で開閉するものや、時刻を指定して動かせるものがあります。工事を伴わずに設置できる点が特徴として挙げられています。

居間に置かれた機器

人の動きや扉の開閉を検知する機器もあります。単体で使うより、他の機器と組み合わせて「検知したら照明を点ける」といった動作を作るために使われます。

これらをまとめて管理する中心的な機器が必要になる場合もあります。外出先からの操作や、機器同士の連携には、この役割の機器が要ることが多いため、購入前に必要かどうかを確認してください。

賃貸で気をつけること

借りている住まいでは、選べる機器が限られます。

まず、壁や建具に穴を開ける設置は避けてください。退去のときに元へ戻す義務があるため、後で費用が発生します。

貼り付けて固定する形式の機器が中心になります。両面テープで留める設計のものが多く、剥がすときに跡が残りにくいかどうかを確認しておくとよいでしょう。長期間貼ったままにすると、剥がれにくくなることがあります。

【SwitchBot公式サイト】 では、工事を伴わずに後付けできる機器が案内されています。既存の設備をそのまま使いながら追加する考え方の製品は、借りている住まいと相性が良い部類です。

配線に手を加える機器、たとえば壁のスイッチ本体を交換する種類のものは、原則として避けてください。工事が必要なうえ、原状回復の対象になります。

玄関の錠に関わる機器も注意が必要です。後付けできる製品もありますが、共用部分の扱いや管理規約に関わることがあります。設置の前に管理会社や大家に確認してください。

集合住宅では、共用部分と専有部分の境目も確認しておきましょう。判断に迷うものは、事前に相談するほうが確実です。

そして、引っ越すときに持って行けるかも考えておくと無駄になりません。貼り付ける形式のものは、取り外して再利用しやすい部類です。

ロボット掃除機を入れる前の準備

導入の効果が大きい一方、準備が要る機器です。

まず、床にものを置かない生活に変える必要があります。配線、衣類、子どものおもちゃ、ペットの食器。これらが残っていると、止まる、絡まる、押して回るといった問題が起きます。逆に言えば、床を片づける習慣ができるという副次的な効果もあります。

段差も確認してください。乗り越えられる高さには限度があり、部屋の間の敷居や、じゅうたんの縁で止まることがあります。

水拭きに対応した製品を選ぶ場合は、床の材質を確認してください。水に弱い床材では使えないことがあります。

床を掃除する機器

手入れの手間も見ておきましょう。ごみを溜める部分の処理、拭く部分の洗浄、水の補給と排水。これらを自動で行う土台が付いた製品もあり、汚れを検知して必要に応じて二度拭きする機能や、拭く部分の洗浄と乾燥、洗剤の投入までを自動化した仕組みについて説明されているものもあります。

音の大きさも生活に関わります。留守中に動かすのか、在宅中に動かすのかで、許容できる水準が変わります。

集合住宅では、動かす時間帯にも配慮してください。早朝や深夜の運転は、階下に響くことがあります。

広告

通信とセキュリティ

見落とされがちですが、ここは重要です。

多くの機器は、家庭内の無線通信につないで使います。周波数の帯域が決まっている製品があり、新しい機器の設定でつまずく原因になりやすい部分です。設定の前に、対応する帯域を確認してください。

電波の届く範囲も関わります。玄関や浴室、庭など、通信機器から離れた場所では届かないことがあります。中継する機器が必要になる場合もあります。

利用するための登録情報の管理も大切です。使い回しの合言葉を設定しない、二段階の確認を有効にする。外部から操作できる機器ほど、ここを丁寧にしておく必要があります。

家族で共有する場合は、共有のための仕組みが用意されているかを確認してください。ひとつの登録情報を全員で使い回すより、それぞれに権限を分ける方式のほうが安全です。

映像を扱う機器を設置する場合は、映る範囲に注意してください。同居する家族や来客、隣家が映り込む可能性があります。記録したものの保存先と保存期間も確認しておきましょう。

通信が切れたときの動作も、購入の前に見ておくと安心です。手元での操作は続けられるのか、まったく動かなくなるのか。製品によって挙動が異なります。

製品を選ぶときの確認事項

購入前に見ておく項目をまとめます。

まず、設置の方法です。貼り付けるのか、置くだけか、工事が必要か。住まいの条件に合うかを確認してください。

次に、対応するアプリと連携の範囲です。同じブランドでそろえると連携しやすい一方、別のブランドの機器と組み合わせられるかは製品によって異なります。将来的に増やす予定があるなら、ここを見ておくと後で困りません。

音声で操作する仕組みに対応しているかも確認の対象です。対応していても、使える機能が限られることがあります。

人気のガジェット製品取り扱い【BRIGHT DIY】 では、新しい技術を使った機器や工具を扱う通販が案内されています。特定の目的の道具を探している場合、こうした専門的な品ぞろえの店舗を見るという方法もあります。

保証と返品の条件も読んでおいてください。一定期間の返品に対応している製品や、一年の品質保証を掲げている製品もあります。試してみないと分からない機器ほど、この条件が効いてきます。

電源の取り方も実用面の差になります。電池式か、常時電源が必要か。電池式であれば交換の頻度と入手のしやすさを見ておきましょう。

価格やキャンペーンは変わります。注文する前に、販売元のページで最新の内容を確認してください。

よくある質問

外出先から操作できますか。対応している機器であれば可能です。中心となる機器が別途必要な場合があります。

停電したらどうなりますか。復旧後に再設定が必要な機器もあります。取扱説明書で確認してください。

通信が切れているときは使えますか。手元での操作が続けられる製品と、そうでない製品があります。仕様を確認してください。

家族で共有できますか。共有の仕組みが用意されている製品を選んでください。登録情報の使い回しは避けましょう。

賃貸でも設置できますか。貼り付けて固定する形式であれば可能なことが多いものの、原状回復の条件を確認してください。

引っ越すときに持って行けますか。貼り付ける形式のものは取り外せます。工事を伴うものは事情が異なります。

古い家電でも使えますか。赤外線のリモコンで操作するものであれば、まとめる機器で対応できることがあります。

電気工事は自分でできますか。資格が必要な作業があります。該当する場合は事業者に依頼してください。

まとめ

導入するときに押さえるのは、小さく始めること、住まいの条件を確認すること、通信と登録情報を管理することの三点です。

配線に手を加える工事には資格が必要な場合があり、借りている住まいでは設置方法を管理会社に確認する必要があります。記録に使う機器については https://zero-press.net/columns/ai-gadget-shigoto に、玄関まわりの備えについては https://zero-press.net/columns/kagikoukan-bouhan にまとめています。

広告

← コラム一覧へZero Press トップへ