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ライフイベントと仕事の見直し。働き方の条件から探し直すとき

引っ越しが決まった。子どもの預け先が変わる。家族の通院に付き添う日が増えた。生活の側が動くと、いまの働き方をそのまま続けられるかどうかを考えることになります。

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引っ越しが決まった。子どもの預け先が変わる。家族の通院に付き添う日が増えた。生活の側が動くと、いまの働き方をそのまま続けられるかどうかを考えることになります。

このとき、職種や会社名から探し始めると迷います。先に決めるのは条件のほうです。動かせない予定を書き出し、そこに収まる働き方から絞っていきます。

この記事では、条件から探す進め方、在宅勤務の求人を見るときの注意、経歴の空白の書き方、相談先の使い分け、そして決める前の試算までを整理します。

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条件から探すという考え方

まず、変えられないものを書き出します。

時間です。何時から何時までなら働けるのか。送迎や通院で外せない時間帯はあるか。曜日によって違うなら、それも書きます。

場所です。通勤にかけられる時間、行ける範囲。在宅で働きたいなら、家のどこで作業するのかも考えておきます。

そして、収入の下限です。生活に必要な金額を計算しておくと、迷ったときの基準になります。

この3つが決まると、探す範囲がかなり絞られます。逆に、ここを決めずに求人を眺めると、条件の合わない仕事に時間を使うことになります。

職種は、そのあとで考えます。経験のある職種を軸にするのが早道ですが、条件を満たす仕事が別の分野にあることもあります。柔軟に見ておいて損はありません。

条件には優先順位もつけておきます。すべてを満たす求人は多くありません。時間を最優先にするのか、収入を優先するのか。順位が決まっていれば、候補が出てきたときに迷わず判断できます。

家族と共有しておくことも大切です。働く時間が変われば、家事や送迎の分担も変わります。決まってから話すより、探し始める段階で共有しておくほうが調整しやすくなります。

在宅勤務の求人を見るときの注意

在宅で働ける求人は増えましたが、書かれている言葉だけで判断すると食い違いが起きます。

まず、出社の頻度です。すべて在宅なのか、週に何日か出社があるのか、月に数回なのか。「リモート可」という表記だけでは分かりません。

次に、雇用の形です。正社員なのか、契約社員なのか、業務委託なのか。同じ在宅でも、収入の安定性や社会保険の扱いが変わります。在宅の求人は雇用の形が幅広いので、募集要項の該当欄を確認します。

入社直後の扱いも聞いておきます。研修期間だけは出社という条件が付くことがあり、その期間が数か月に及ぶ場合もあります。

働く場所の条件も確認します。自宅以外でもよいのか、居住地の制限はあるのか。地方に住んだまま働ける求人もあれば、通勤圏内に住むことを求める求人もあります。

こうした点は、募集要項に書ききれていないことが多いものです。応募の前か面談の場で、ひとつずつ確認してください。

経歴のブランクをどう書くか

離職の期間があると、書き方に迷います。基本は、短く事実で書くことです。

理由は一文で足ります。育児のため、家族の介護のため、転居のため。詳しく説明する必要はありません。

その期間にできることをしていたなら、事実として並べます。資格の勉強、短時間の勤務、地域での活動、家業の手伝い。実際にやったことだけを書きます。何もしていなかった期間があっても、そう書いて問題ありません。

誇張はしないでください。面接で深掘りされたときに説明できなくなります。書ける事実がないと感じても、日々の段取りや調整の経験は仕事に通じる部分があります。無理に飾らず、できることを具体的に書けば十分です。

働ける条件が変わったことは、前向きに書けます。「これまでは時間の制約があったが、いまは◯時まで働ける」といった形です。相手が知りたいのは、これからどう働けるかです。

在宅を前提に探すなら、その条件に絞ったサービスを使う手もあります。Remoful(リモートワーク求人の転職支援)のようにリモートで働く求人を専門に扱うところなら、条件の合わない求人を最初から外せます。正社員の求人に絞って扱っているところもあり、雇用の形を重視する場合は候補になります。

キッチンのテーブルに置かれたカレンダーとコーヒー

相談先の使い分け

相談できる場所は複数あり、それぞれ役割が違います。

求人を紹介するサービスは、条件に合う求人を探して持ってきてくれます。書類の書き方や面接の準備も手伝ってもらえます。費用はかかりません。

対象を絞ったサービスもあります。type女性の転職エージェント(無料面談)のように支援の対象を明確にしているところは、似た状況の人を多く見てきているぶん、条件の伝え方や企業への確認の仕方に慣れています。

方向そのものを整理したい場合は、考えを整理する支援を使う選択肢もあります。こちらは有料であることが多いので、違いは https://zero-press.net/columns/career-coaching-chigai にまとめました。

公的な窓口も使えます。ハローワークには、子育て中の人向けの相談窓口が設けられている場所があります。地域の求人が集まっている点も利点です。

どこを使う場合も、条件は最初に伝えます。「時間が動かせない」「通勤は片道30分まで」といった内容を最初に共有しておくと、噛み合わない紹介が減ります。

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面談で確かめておくこと

制度があることと、使われていることは別です。面談では、実態を聞きます。

勤務時間の実態を聞きます。定時で終わっている人がどれくらいいるのか、繁忙期はどうなるのか。残業の平均が出せるかどうかも判断材料になります。

急な休みへの対応も確認します。子どもの発熱や家族の急用で抜けるとき、どういう手順になるのか。代われる人がいるのか、持ち帰るのか。

評価の仕方も聞いておきます。短い時間で働く場合、何をもって評価されるのか。時間ではなく成果で見る仕組みがあるなら、その内容を具体的に聞きます。

制度の利用実績も尋ねます。育児や介護に関する制度は、要件が法令や勤務先の規定で決まっています。細かい条件は勤務先や自治体の窓口で確認したうえで、面談では「実際に使っている人がいるか」を聞きます。

聞きにくい内容は、紹介してくれた担当者を通す方法もあります。第三者経由のほうが、率直な答えが返ってくることもあります。

可能なら、同じ立場で働いている人の話を聞かせてもらいます。実際に短い時間で働いている人、在宅で働いている人。制度の説明より、日々の過ごし方を聞くほうが判断の材料になります。

自宅のパソコンでオンライン面談を受ける様子

決める前に生活側を試算する

条件が合う求人が見つかったら、決める前に生活側の数字を出します。

通勤時間を計算します。片道と往復、1週間、1か月。この時間が生活のどこから捻出されるのかを考えます。

保育や介護にかかる費用と時間も見ます。勤務時間が延びる場合、延長の保育料や、代わりに頼む人への費用が発生することがあります。

収入の変化も、手取りで比べます。額面が上がっても、社会保険や税の扱いが変わることがあります。扶養の範囲で働いていた人が働く時間を増やす場合は、この計算が特に重要です。

これらを紙に書き出して比べると、「金額は上がるが時間が足りない」「金額は同じだが余裕ができる」といった判断ができます。感覚ではなく数字にしておくと、家族とも話しやすくなります。

決める時期も考えます。年度の変わり目、保育の申し込みの時期、家族の予定。逆算して動くと、無理のない移行ができます。

始めてみて合わなかった場合の選択肢も、頭の片隅に置いておきます。働き方を変えるのは一度きりの決断ではありません。数か月やってみて調整する前提でいるほうが、気持ちが楽になります。

よくある質問

空白の期間があると不利になりますか

期間の長さより、これからどう働けるかを見られることが多いものです。条件を具体的に伝えてください。

在宅と書かれていれば在宅ですか

出社の頻度は求人によって違います。週や月あたりの回数を、応募前か面談で確認してください。

短い時間の勤務から正社員に戻れますか

制度として用意している会社があります。実際に戻った人がいるかを面談で聞くと、実態が分かります。

面接で家庭のことを聞かれますか

働ける時間や勤務地の条件として確認されることはあります。答えられる範囲で伝え、応募先の判断材料にしてもらいます。

動くのに適した時期はありますか

家庭の予定と、保育や学校の区切りに合わせる人が多いようです。求人の数だけで決めず、生活側の日程から逆算してください。

資格を取ってから探すべきですか

条件に合う求人が資格を求めているなら有効です。そうでなければ、探しながら考えても遅くありません。

複数のサービスを同時に使ってよいですか

問題ありません。ただし応募先が重ならないよう、どこから応募したかを記録しておきます。

まとめ

働き方を見直すときの要点は3つです。

時間・場所・収入の下限という条件から絞ること。在宅や制度の実態は面談で確かめること。そして、決める前に生活側の時間と費用を試算すること。

資格を軸に選択肢を広げる方法は https://zero-press.net/columns/shikaku-ikashita-tenshoku にまとめました。条件が厳しいと感じたときは、応募先を変えるより、条件の優先順位を見直すほうが道が開けることもあります。

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