グローバル展開向け 920MHz帯LoRa「NST-920DLN」
グローバル展開向け 920MHz帯LoRa「NST-920DLN」 エヌエスティ・グローバリスト株式会社のプレスリリース
エヌエスティ・グローバリスト株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

エヌエスティ・グローバリスト株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:山本直)は、920MHz帯LoRa無線通信モジュール「NST-920DLN(技適番号:001-A22326)」を製品化いたしました。本製品は、グローバル展開を見据えた高出力・高感度モジュールとして、500mW出力への対応と各国市場に合わせた展開を可能とします。
本モジュールは、ダブルLNA搭載による最低受信感度-152dBmの高感度受信回路と、250mW(24dBm)高出力送信を組み合わせた設計です。OEM・組込みメーカー様による製品への直接搭載を想定しており、ハードカスタマイズによる国外仕様対応やソフトウェア変更による500mW出力対応など、自在な製品設計を実現しています。
尚、日本国内では250mW出力での運用に対応しており、国内向け技適(工事設計認証)取得済みでそのままご利用いただけます。

■920MHz帯無線モジュールの製品ラインナップ
当社の製品ラインナップにおけるNST-920DLNの位置づけは以下の通りです。
同じ250mW出力でも、ダブルLNA搭載による受信感度-152dBmが本製品の大きな特長です。
出力
受信感度
技適種類
日本国内使用
備考
500mW
(+27dBm)
-152dBm
日本国内未整備
不可
海外展開向け
250mW
(+24dBm)
-152dBm
陸上移動局無線
使用可
(技適取得済)
日本国内向け
250mW
(+24dBm)
-137dBm
陸上移動局無線
使用可
(技適取得済)
当社既存製品
20mW
(+13dBm)
-137dBm
特定小電力無線
使用可
(技適取得済)
当社既存製品
■技術的特長
(1)250mW(24dBm)高出力送信 / 500mW(27dBm)カスタマイズ対応
ソフトウェア変更により最大500mW(27dBm)への出力増強が可能であり、海外市場での使用時にそのまま活用できます。尚、国内標準仕様として250mW(24dBm)での高出力送信に対応しており技適取得済で国内展開可能です。
(2)国外仕様対応(ハードカスタマイズ対応)
NST-920DLN標準仕様は、920MHz帯(国内ARIB STD-T108準拠)に対応しておりますが、部品交換(ハードカスタマイズ)により150.0MHz~960.0MHzの幅広い周波数帯にも対応しております。東南アジア・欧米・中東など各地域の電波規制に合わせた製品展開が可能であり、グローバルなOEM供給に適した設計です。
仕様
周波数帯
備考
国外仕様
150.0~960.0MHz
(カスタマイズ対応)
部品交換対応。
各国の電波規制の認証が必要
国内仕様
(標準)
920.6~923.4MHz
(200kHz間隔15波)
技適取得済み。
そのまま国内使用可
拡張仕様
916.0~920.4MHz
※電波暗室内または登録実験局免許の申請が必要
(3)カスタマイズの必要性について
海外展開の際は、輸出先の国によって使用可能な周波数帯や送信出力の上限が異なります。NST-920DLNは、この地域差を2種類のカスタマイズで柔軟に吸収できる設計です。
カスタマイズ種別
変更する内容
変更が必要な場面
ハードウェアカスタマイズ
(部品交換)
BPF(バンドパスフィルタ)
等の高周波部品の交換
輸出先が日本と異なる周波数帯を採用している場合例:欧州:868MHz、北米:915MHz、東南アジア各国仕様
ソフトウェア変更
ファームウェア設定による送信出力の切り替え
(250mW→500mW)
輸出先が500mW出力を許可している場合
※日本国内は500mW技適が未整備のため使用不可
(4)ダブルLNA搭載による超高感度受信(-152dBm)
受信感度-152dBmは、同帯域の標準的なLoRaモジュール(一般的に-130dBm程度)と比較して大幅に優れた値です。送信出力を増加させることなく実効的な通信距離を延長できるため、バッテリー寿命や電波法の制約に縛られず通信エリアを拡大できます。
(5)多様な変調方式への対応
LoRaに加え、FSK・GFSKの計3方式に対応し、通信速度・距離・消費電力のバランスを用途に合わせて選択できます。
変調方式
通信速度
特長
LoRa
292bps~37.5kbps
超長距離・低速通信、SF・BandWidth・CodingRateの設定組み合わせで、通信速度、通信距離が異なります。
FSK
50kbps~300kbps
比較的高速・短中距離。通信速度設定にて通信距離が異なります。
GFSK
50kbps~100kbps
通信速度はFSK同等。FSKよりbitエラー発生率が低く安定しますが、実効スループットが低下
※通信距離について、大地面反射を考慮しない数値です。実際の通信距離は設置環境により異なります。
(6)オンボードCPU搭載・スタンドアロン動作対応
ARM Cortex-M4(STM32WLE)を内蔵し、外部マイコンなしでのスタンドアロン動作も可能です。FlashROM 256KB / SRAM 32KB / EEPROM 4KBを搭載し、組込みアプリケーションを直接実行できます。外部インターフェースはGPIO/ADC/SPI/I2C/UARTを備え、センサーとの直結実装に適した設計ですので、お客様のご要望に応じたファームウェアのカスタマイズも当社にて対応可能です。
(7)セキュリティ・信頼性
・AES128暗号化搭載
・動作温度:-40℃〜+75℃(保存温度:-40℃〜+85℃)
・RoHS対応
■活用シーン
ターゲット
採用シーン例
NST-920DLNの活用ポイント
海外展開向け企業
東南アジア・欧米向け
IoT製品の開発
・部品交換で150.0~960.0MHzに対応
・各国の電波規制に合わせたカスタマ
イズが可能
※海外使用の場合、当該国のレギュレーションの認証が必要となります。
国内組込みメーカー
センサーユニット・通信製品への組込み
・-152dBmの高感度受信
・技適取得済みのため開発コスト、
期間を大幅短縮
・製品化の早期実現
当社ソリューション
【SR-IMAGE】
各種センサー×カメラ画像との遠隔監視サービス
12段ホップ対応の中継構成で広域に
安定展開が可能
当社ソリューション【SR-ILINK】
ウェアラブルウォッチを活用した安心・安全管理
30段ホップ対応の中継構成で広域に
安定展開が可能
■NST-920DLN搭載ユニット:SpreadRouter-MW
本モジュールを当社の通信ユニット「SpreadRouter-MW」に搭載したことで、各種インターフェースを介した各種センサーや計測機器との接続を実現しております。

「標準搭載インターフェース」
アナログセンサー(4-20mA / 0-5V)
デジタルセンサー(無電圧接点)
シリアル機器(RS232C / RS485)
CTクランプ(電流計測 4系統)
注釈
※500mW(27dBm)出力はソフトウェア変更により対応可能ですが、日本国内では電波法により使用できません。
海外での使用時は当該国の電波規制の認証が別途必要です。
※拡張仕様(916.0~920.4MHz)は、電波暗室内又は登録実験局免許の申請が必要です。
※国外仕様(150.0~960.0MHz)は、ハードカスタマイズにより対応可能です。海外での使用時は当該国の電波規制の
認証が必要です。
※LNA(LowNoiseAmplifier)、受信した微弱電波の雑音を抑えて増幅する低雑音増幅器。受信感度を向上させます。
※最低受信感度 -152dBmはハードウェア設計上の理論値です。製品上は微弱な受信電波をAGC・LNAで増幅し、その
データをRSSI値として表示するため、実運用で表示されるRSSI値は-100前後まで引き上げられた値となります。
※NST-920DLNの技適(工事設計認証)は、当社が株式会社アールエフリンクに委託し取得しています。
本リリースに関するお問い合わせ先
会社名
エヌエスティ・グローバリスト株式会社
担当
スマートIoT事業部 坂本一輝
TEL
03-5949-4711
m2m@nstg.co.jp
本社所在地
東京都豊島区西池袋2-41-8 I・O・Bビル7F
URL
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- エヌエスティ・グローバリスト株式会社
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 経営・業績
- 直近 7 日の配信
- 経営・業績 1,754 本 / 全体 8,749 本
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