PRESS RELEASE 技術・開発

エステティックの学校で、なぜ「法律」を勉強するの?

エステティシャンは施術技術だけでなく、契約・広告・消費者保護の法律知識も求められる専門職です。その知識はお客様の信頼と安心を守り、サロンとスタッフ自身を守ることにもつながります。美容技術と法律の両面を...

出典: JESMA-日本エステティックサロン経営学院-

JESMA-日本エステティックサロン経営学院-が@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

  • #ビジネス
  • #エステティック
  • #クーリング・オフ
  • #契約
  • #広告表示
  • #景品表示法

「エステティシャン」と聞いて、法律の勉強をしている姿を思い浮かべる人は、まずいないでしょう。多くの方がイメージするのは、皮膚のこと、化粧品のこと、そして手技の練習に励む姿ではないでしょうか。

けれど実際のエステティック教育の現場をのぞいてみると、想像とは少し違う光景があります。

契約書の条文について議論し、広告表示のルールを読み解く。そんな授業があると聞いたら、何の学校を思い浮かべるでしょうか。

法律の専門学校、あるいは経営を学ぶビジネススクール。多くの人は、そんな答えを思い浮かべるかもしれません。

けれど実際には、こうした授業はエステティックの専門学校でも行われています。

一見ミスマッチに思えるかもしれませんが、美容の知識や技術を学ぶ場で、こうした授業が組み込まれているのには理由があります。肌に触れ、美しさを引き出す仕事のはずのエステティシャンが、なぜこうした授業を受けているのでしょうか。

もちろん、エステティック教育の中心には、皮膚科学、化粧品学、そして施術技術があります。肌の構造や機能を理解し、化粧品の成分や作用を学び、フェイシャルやボディトリートメントの手技を身につける。これは、多くの人がイメージする通りのカリキュラムです。

肌に触れる仕事である以上、こうした知識と技術が土台になることは言うまでもありません。

けれど、エステティックの教育はそれだけでは終わりません。カリキュラムには、契約に関するルール、広告表示のあり方、そして消費者保護に関する法律の知識までが含まれています。

たとえば、エステティックの契約のうち、一定の期間・金額を超えるものは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」の対象となり、契約前・契約時に必要事項を記載した書面を交付することなどが求められます。また、一定の条件を満たすエステティック契約には、契約書面の交付だけでなく、クーリング・オフや中途解約についても法律上のルールがあります。

広告についても、実際より著しく優良・有利であると誤認させる表示などは景品表示法の問題となる可能性があります。また、化粧品や医薬部外品、医療機器などを扱う場合には、薬機法上の広告規制にも注意が必要です。

こうしたルールは、サロンの現場において実際に守らなければならない、実務そのものです。決して知識として知っておけばよい、という位置づけではありません。

なぜ、美容という仕事にここまでの法律知識が求められるのでしょうか。

理由のひとつは、エステティックサロンでは、お客様の肌や身体に直接触れ、悩みを聞き、継続的な関係を築いていくからです。さらに、回数券やコース契約など、まとまった金額の契約を扱うこともあります。

こうしたサービスは、お客様との「信頼」がなければ成立しません。

だからこそ、施術の内容や料金、契約条件などについて、お客様が正しい情報をもとに理解し、納得したうえで選択できるよう、誠実に説明することが欠かせません。

法律を学ぶのは、単に「違反しないため」だけではありません。

お客様が安心してサービスを選び、納得して契約し、その後も安心して通い続けられる環境をつくるため。

良かれと思って伝えた言葉でも、知識がなければ、意図せず誤解を招いてしまうことがあります。契約や広告に関する法律の知識は、そうした行き違いを防ぎ、お客様との信頼関係を守るための土台なのです。

法律を学ぶ目的は、お客様を守るためだけではありません。同時に、サロンやエステティシャン自身を守ることにもつながっています。

契約内容が曖昧なまま進めてしまうと、後になって「言った」「言わない」の食い違いが生まれることがあります。広告表現が不適切であれば、思わぬトラブルに発展することもあるでしょう。正しいルールを理解し、それに沿って誠実に対応することは、お客様との信頼関係を守ると同時に、エステティシャン自身が安心して働き続けるための備えでもあります。

お客様を守ることと、サロンを守ることは、対立するものではなく、実は同じ方向を向いているのです。

エステティシャンに求められるのは、施術技術だけではありません。

お客様の身体に触れ、悩みを聞き、継続的な関係を築く専門職だからこそ、「何ができるのか」だけではなく、「何をしてはいけないのか」「何を説明しなければならないのか」を理解する必要があります。

技術は、お客様を美しくするために学ぶ。

法律は、お客様との信頼を守るために学ぶ。

その両方を理解して初めて、安心してサービスを任せてもらえる専門職になれるのです。

エステティシャン=美容技術者

→ 消費者の安全と信頼を担う専門職

肌をきれいにする技術だけでは、この仕事は語り尽くせません。契約や広告のルールを正しく理解し、誠実に運用すること。それもまた、エステティシャンという専門職が担っている、大切な役割のひとつです。

美容のプロフェッショナルであると同時に、消費者の安全と信頼を支える専門職でもある。エステティックという仕事の奥行きは、こうした見えにくい部分にこそ表れているのかもしれません。

問い合わせ先:

ゆうプランド株式会社

https://youplando.com/

電話番号:06-6371-7321

メールアドレス:info@youplando.com

Zero Press のデータで見るこのリリース

配信元
JESMA-日本エステティックサロン経営学院-(Zero Press 掲載 6 本)
配信サイト
@Press
カテゴリ
技術・開発
直近 7 日の配信
技術・開発 327 本 / 全体 11,274 本

Zero Press が取り込んだ配信データから自動集計しています。カテゴリ別・業界別のより詳しい分析は週間動向レポートで毎週公開しています。

このジャンルのリリースを書くときのガイド

← 新着リリース一覧へ