スペースデータ、入荷からロボット導入の検討まで倉庫の作業をブラウザで試せる「物流の空間知能化パッケージ」を提供
スペースデータ、入荷からロボット導入の検討まで倉庫の作業をブラウザで試せる「物流の空間知能化パッケージ」を提供 株式会社スペースデータのプレスリリース
株式会社スペースデータがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、ロボットの導入・運用・学習を支える基盤「RobotBrain(ロボットブレイン)」の機能として、倉庫向けの「物流の空間知能化パッケージ」を提供します。360度カメラで撮影した倉庫を実写の3Dで再現し、入荷、フォークリフト、冷凍・冷蔵室、ロボット、自動倉庫といった倉庫の主な場面を、PC・スマートフォンのブラウザ上で自分で動かして確かめられます。これまで個別に発表してきた倉庫の3D再構築や物流シミュレーションの取り組みを一つにまとめたもので、物流・製造・小売・食品など業界を問わず、新人・安全教育やレイアウトの検討、ロボット導入前の確認に使えます。

背景
倉庫では人手不足を背景に、ロボットや自律搬送機器の導入、レイアウトの見直しが進んでいます。一方で、現場には次のような課題があります。
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危ない場面を、現場で教えにくい:死角や冷凍室の扉の閉め忘れは、実際に起こして教えることができません。
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配置やロボットを、現場を止めずに試したい:棚の置き換えや搬送ロボットの導入は、試すだけでも作業が止まります。
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動画や手順書では、身に付きにくい:入荷の段取りや冷凍室に入る前の着替えの決まりは、見るだけでは覚えにくいものです。
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遠くの人にも、同じ現場を見てほしい:本社やお客さま、協力会社に、現地へ来てもらわずに倉庫を見てもらう手段が限られます。
こうした課題に対し、スペースデータは実写の倉庫の中で、危ない場面を安全に体験し、配置やロボットをその場で試せる倉庫向けパッケージを用意しました。
倉庫向けパッケージでできること
入荷:2tウイング車を着け、後ろの扉を開けてパレット(313kg)を取り、引き戸を通って入荷置き場に下ろし、数えるまでを再現します。トラックのまわりに人がいると止まって待ち、1.5m以上離れると動き出します。一連の流れはボタン一つで自動再生(約2分)もできます。
フォークリフト:キーボード(スマートフォンは画面のスティック)で自分で運転できます。荷に合わせて差し込む操作(左右±8cmの精度)や、入荷置き場までの移動は自動にも切り替えられます。
冷凍(−20℃)・冷蔵(+5℃):入る前に作業服・防寒服・防寒手袋・防寒長靴に着替え、足りないものがあると知らせます。扉の閉め忘れは、冷凍室は30秒で注意・60秒で警報、冷蔵室は60秒で注意・120秒で警報を出します。
ロボット:人型ロボット(二足歩行)10体が段ボールを両手で持って台から台へ運び、自律走行搬送ロボット(AMR)10台が台車の下に潜って運びます。人やフォークリフトが前にいると止まって待ち、AMRはLiDARで人や物を見て止まります。巡回ロボットは通路を見回り、熱源や置き忘れなどの異常を画像付きで知らせます(映像・温度は模擬)。
自動倉庫:2列×9連×5段(90区画)の棚をスタッカークレーンが走り、入庫・出庫・ピッキング(模擬)・戻り入庫を自動でくり返します。柵の中に人が入ると止まって待ちます。
配置の検討・センサーの見える化:機材カタログから自動倉庫やロボットなどを選んで置き、重なると赤く表示します。リセットや採寸もできます。冷凍・冷蔵の温度、扉の開閉、熱源といったセンサーの情報を模擬で表示し、実物のセンサーの値に差し替えられる作りです。
特長
1. 実写の3D
360度カメラで倉庫を歩きながら撮影し、実写の倉庫を3Dで再現します。施設が特定されないよう作り替える「似て非なる空間」にも対応します。
2. 自分で動かせる
トラック、扉、フォークリフト、ロボットを自分で操作し、結果をその場で確かめられます。
3. 物理計算で動く
オープンソースの物理エンジン「MuJoCo」が、重さ・摩擦・ぶつかり・二足歩行のバランスまで計算します。決められた動画を流すのではなく、その場の操作に合わせて毎回計算します。
4. ブラウザだけで使える
PC・スマートフォンのブラウザで動作し、インストールは不要です。URLを共有すれば、社内外の人が同じ倉庫に入れます。
使い方の例
倉庫を持つ現場であれば、物流・製造・小売・食品など業界を問わず、撮影した自社の倉庫で次のように使えます。
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新人・安全教育:死角や扉の閉め忘れなど、現場では起こせない場面を安全に体験できます。
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レイアウト・動線の検討:棚や機材の配置を、現場の作業を止めずに試せます。
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ロボット導入前の確認:人型ロボットやAMR、自動倉庫を置き、人やフォークリフトとの動きを確かめられます。
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お客さま・社内への説明、営業:URLを送るだけで、インストールなしで同じ倉庫を見てもらえます。
これまでの取り組み
本パッケージは、RobotBrainで発表してきた次の取り組みを、倉庫向けにまとめたものです。
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360度カメラで撮影した実在の倉庫を、ロボットの動作検証に使える仮想空間に再構築(既報) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000080352.html
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撮影から6時間でロボットや積込・運搬機械を試せる工場デジタルツイン(既報) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000080352.html
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倉庫内の無人搬送車の動きを再現し、台数・配置を検証する物流シミュレーション(既報) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000253.000080352.html
RobotBrainについて
RobotBrainは、現場で動くロボットの導入・運用・学習を支える基盤です。スペースデータが防衛・防災・都市開発・インフラの領域で提供してきたデジタルツイン・物理シミュレーション・空間知能の技術と事業を、現場で動くロボットまで広げるものです。仮想空間で検証した構成と制御を実機へ渡し、現場の実測データを仮想空間へ戻す往復によって、ロボットの導入前検証から日々の運用、AIの学習、人の訓練までを一つの仕組みでつなぎ、現場の省人化・無人化を短期間で進めます。
RobotBrain Concept & Catalog:https://catalog.robotbrain.space/
今後の展望
スペースデータは今後もRobotBrainを通じて、倉庫向けパッケージの機能を順次拡充し、実物のセンサーやロボットとのつなぎ込みを進めながら、物流をはじめとする幅広い現場の省人化・無人化を支えていきます。
株式会社スペースデータについて
株式会社スペースデータは、宇宙を誰もが活用できるインフラへと変える「宇宙の民主化」を使命に、宇宙をはじめとするあらゆる空間の知能化(MAKE SPACE INTELLIGENT)に取り組むテクノロジースタートアップです。
空間を情報化し、AIに物理を学ばせ、機械が自律的に動けるようにする「空間知能」の技術を活用して、宇宙開発から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を国内外で進めています。
スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。
社名:株式会社スペースデータ
代表:佐藤航陽
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究
NEWS:https://spacedata.jp/news
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/spacedatajp/
採用情報:https://www.wantedly.com/companies/spacedata/projects
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- 株式会社スペースデータ(Zero Press 掲載 58 本)
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