人は、仕事のどこで育っているのか。― 日々の仕事の学びを確かめる、解説版・図解版PDFを無料公開
人は、仕事のどこで育っているのか。― 日々の仕事の学びを確かめる、解説版・図解版PDFを無料公開 リクエスト株式会社のプレスリリース
リクエスト株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に、組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)は、実務解説書『人は、仕事のどこで育っているのか。』を公開します。

日々の仕事にある学ぶ機会と、その後の変化を確かめるための解説版PDF(全39ページ)と、主な論点をまとめた図解版PDF(表紙を含む8枚・全8ページ)を、無料で提供します。
仕事を任せる管理職やOJT担当者、人事・人材育成担当者、そして自分の仕事から何を学んだかを振り返りたい方に向けた資料です。本リリースでは、表紙1枚と本編7枚の計8枚の画像で内容を紹介します。
解説版PDF(39ページ)・図解版PDF(表紙を含む8ページ)は、どちらも無料です。本リリース後半の「解説版PDF」「図解版PDF」のダウンロードボタンから入手できます。
仕事は終わった。その仕事で、何が身に付いたか。
資料を提出した。依頼に対応した。予定どおりに仕事を終えた。こうした業務の完了を確認したうえで、本資料はもう一つの問いを置きます。
本人は、何を確かめ、なぜその方法を選び、次の仕事で何をできるようになったのか。

「仕事の完了」と「学びの確認」を区別することは、目の前の成果を軽視することではありません。成果物だけでは分からない、本人の確認・判断・相談と、その後の変化まで見るための整理です。
説明用の例として、「資料ができました」という報告に対し、「何を確かめて、この案にしたのですか」と尋ねる場面を考えます。その返答を聞いたうえで、条件の異なる次の仕事でも確かめ直せたかを見る。説明ができたことだけで、能力の変化を判定しません。
「育った」とまとめる前に、四つを分けて確かめる。
本資料では、学びを確かめる対象を「機会」「参加」「変化」「次の活用」に分けています。同行したという記録だけで、本人の能力が変わったと判断しないための区分です。

機会はあったか
必要な情報・対象・支援に触れ、質問や試行ができる条件があったか
本人は何をしたか
何を見て、扱い、尋ね、選び、相談したか
理解・行動は変わったか
以前と比べて、新しい確認や誤りの修正が見られたか
次の条件で使えたか
前回との違いに気づき、再確認・保留・相談ができたか
四つは、順番に進む成長段階や、人を採点する尺度ではありません。観察できなかったことは「できなかった」とせず、未確認の理由と、追加で確かめることを残します。
「何をしたか」から、「次の誰の何に使われたか」へ。
仕事の中の学ぶ機会を探すために、本資料は四つの接続に目を向けます。作業名を並べるだけでなく、確認した情報や判断が、その後の仕事へどう使われたかを見るための観点です。

確認した事実を何の判断に使ったか。決めた方針が準備・実行へどう反映されたか。情報を受け取った人が、どう理解・訂正・利用・保留したか。実際の結果や反応を、次の確認・説明・標準の見直しへどう戻したかを確かめます。
これらは実証された因果段階ではありません。「共有したから使われたはず」「振り返ったから次に生かされたはず」と推測でつながず、分からない接続は追加確認の対象にします。
学ぶ機会は、作業の中にも、作業と作業の間にも。
実物や資料を扱いながら違いを確かめること、実演を見て試すこと、途中で方法を修正したり相談したりすること。学ぶ機会を探す際には、作業そのものにも目を向けます。

一方で、確認した情報を次の担当者へ渡すこと、相手の返答から理解や不足を確かめること、結果を次の準備へ戻すことも確認対象です。どちらか一方の方がよく育つ、という比較は行っていません。
観察・模倣・反復や、他者の指示を受けて行う仕事を、学びのない経験とは扱いません。言葉にしにくい技能は実物で示してもらうなど、仕事に合う方法で確かめます。
一つの重要判断を、六つの問いで振り返る。
解説版PDFには、仕事の判断を振り返る六つの問いと、記入に使う「判断メモ」を収録しました。初めての対応、例外、手戻り、次に生かしたい判断から、必要な問いを選んで使う方法を紹介しています。

毎回すべてを長文で埋めることは求めません。比較していない場合はその事実を、結果がまだ分からない場合は「未確認」と確認担当・時点を残します。なかった理由や成功結果で記録を整えないことを重視しています。
OJTは、任せる前と、任せた後まで設計する。
OJTとは、実際の仕事を通じた指導・育成です。本資料では、仕事を丸ごと任せるか、すべてを教えるかの二択ではなく、本人が経験する部分と、必要な支援を決めることを提案しています。

着手前には、目的・基礎知識・情報・権限・相談や停止の条件を整える。
実行中は本人が何を見ているかを確かめ、実演・助言・介入を行う。
完了後は見込みと実際の違いを振り返る。
次の機会には、条件差に気づき、再確認・実行・相談できたかを見る。
「任せた」ことと「育った」ことを同じにはしません。必要な研修・練習、安全確認、本人と支援者の時間も、育成を支える条件として扱います。支援を外すことや、相談件数を減らすこと自体を目標にはしません。
AIの活用と、人の学びを一方向に結び付けない。
AIを使えば必ず育つとも、使うと必ず判断力が下がるとも結論づけません。
何をAIが補助し、本人がどの情報を確かめ、どこで採否を決め、どの結果まで確認したかを分けて見る立場です。

承認された環境と情報の範囲でAIに整理を補助させる場合も、原文との一致、今回の条件への適用可否、採用・却下・保留、承認、結果確認の出所を残します。不明・矛盾・結果待ちを、見栄えのよい文章のために消さないことが重要です。
AIの支援を使ったこと自体を、能力不足の印にはしません。解説版PDFでは、公開研究の対象・方法・限界と、職場での具体的な確認方法を区別して紹介しています。
解説版と図解版、2種類のPDFを無料公開。
図解で主な論点をつかみ、解説版で自分の職場のどこを確かめるかを検討できるよう、2種類のPDFを用意しました。どちらも無料でダウンロードできます。
詳しく読み、職場で使うための「解説版PDF」
『人は、仕事のどこで育っているのか。』解説版は、全39ページ。学びを確かめる四区分、四つの接続、六つの問いに加え、判断メモ、仕事の観察シート、OJT、標準の更新、AI利用、評価、小規模試行案、参考文献を収録しています。
d68315-260-f70b4f54e8339b4af2eb7e32888c286c.pdf要点を視覚的に確認する「図解版PDF」
本リリースで紹介する表紙1枚と本編7枚の計8枚を、A4横・全8ページのPDFにまとめました。仕事の完了と学びの違いから、四つの確認、四つの接続、作業の中と間、六つの問い、OJT、AI活用までを図解で確認できます。
d68315-260-07ac162d4784d647e76e16563deb7300.pdfまず、最近の仕事を一つ取り上げる。
解説版の「仕事の観察シート」で、誰が何を見て、選び、相談したかを確認し、必要なところだけ「判断メモ」へ残す。そのうえで、条件の異なる次の仕事で何を確かめるかを決める、という使い方を提案します。
30日間の小規模試行案は、30日で育成効果が出るとするものではありません。まず手順、支援、記録負担、情報管理の不備を確かめ、継続・修正・停止を判断するための案です。
人が育つことを、本人の努力だけに背負わせない。
本資料が提案するのは、研修を減らすことでも、記録を増やすことでも、答えを教えないことでもありません。必要な基礎学習、実物経験、支援、時間、権限を整え、仕事の成果と、その後の学びの両方を確かめることです。
本資料の位置づけと、参照した研究について
本資料の目的は、「もっと経験を積んで」「もっと考えて」という育成上の要望を、「次の仕事で、本人が何を経験し、周囲が何を支援し、その後に何を確かめるか」へ具体化することです。仕事を任せる人にも、任される人にも、次の一件の進め方を検討するために使っていただけます。
本資料は、公開された職場学習・AI関連研究と、当社が既に公表している判断経験・仕事設計の枠組みを参照した実務解説です。新規の企業調査や能力測定の結果を公表するものではなく、特定の効果量や導入実績を示していません。
解説版PDFの巻末には、職場学習、適応的熟達、境界横断、事後レビュー、生成AI、AIリスク管理などに関する外部文献10件と、当社の既公表資料4件を掲載しています。各文献を確認した範囲と、実務へ適用する際の限界も記載しました。
四つの確認、四つの接続、六つの問い、試行案は、普遍的な発達理論や効果検証済みの標準手法ではありません。公開研究、当社の実務提案、架空の説明例を区別してご利用ください。個別業務の安全・専門基準・承認条件を置き換えるものでもありません。

組織行動科学®について
組織行動科学®は、組織で働く人の思考と行動が「なぜ起こり、なぜ続くのか」を、事業環境、歴史、経験から明らかにし、より善く再現するための研究・実践体系です。
リクエスト株式会社は、980社・33.8万人の働く人のデータを、研究・教育開発の基盤としています。
本資料では、当社がこれまでの研究・実践を通じて整理してきた判断経験・仕事設計の枠組みと、職場学習・AI関連の公開研究を参照し、日々の仕事で使える確認の問いと様式を紹介しています。


リクエスト株式会社について
リクエスト株式会社は、組織行動科学®を基盤に、企業で働く人の行動、判断、経験形成、組織学習に関する研究と実践支援を行っています。
代表取締役の甲畑智康は、2003年に東京藝術大学美術学部を卒業後、企業の人材育成・組織開発に20年以上携わってきました。芸術における創造の過程と企業における判断形成の双方を背景に、顧客企業との長期の実地検証から得た知見をもとに、アート思考と「判断デザイン」「判断経験設計」「判断構造設計Pro」の体系化を進めています。

会社名 リクエスト株式会社
代表者 代表取締役 甲畑 智康
所在地 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
公式サイト https://requestgroup.jp
会社概要 https://requestgroup.jp/corporateprofile
お問い合わせ https://requestgroup.jp/request

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- 配信元
- リクエスト株式会社(Zero Press 掲載 50 本)
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 調査・レポート
- 直近 7 日の配信
- 調査・レポート 1,233 本 / 全体 13,897 本
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