2026年10月開催・国際イベント「Kyōto YouMe Triennale」の出展者情報第2弾。「つくる」をテーマとしたカンファレンスや地域を訪問・交流するJourneyも実施。
2026年10月開催・国際イベント「Kyōto YouMe Triennale」の出展者情報第2弾。「つくる」をテーマとしたカンファレンスや地域を訪問・交流するJourneyも実施。 一般社団法人 DESIGN KYOTOのプレスリリース
一般社団法人 DESIGN KYOTOがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。


アート、デザイン、クラフトを横断する新たな国際イベント「Kyōto YouMe Triennale(キョウト ユメ トリエンナーレ)」実行委員会は、2026年10月9日(金)〜18日(日)に京都で開催する「MANIFESTO Edition」に参加するつくり手および期間中に実施するイベントの第2弾を発表します。
「Kyōto YouMe Triennale」は、アート、デザイン、クラフト=「つくる」を、私たちの身の回りのあらゆるものから新たな価値と意味を生み出す、人間にとって根源的な活動として位置づける国際イベントです。3年ごとに、アーティスト、デザイナー、職人、キュレーター、公的機関、教育機関、企業が一堂に会し、知識・アイデンティティ・革新の表現としての「つくる」の現代的価値を探求します。
本イベントは「つくる」が持つ人間的な価値——創造に費やされる時間、人と人との関係、受け継がれる知識、不完全さ、そして手作業ならではの独自性——に改めて注目することを提案します。「MANIFESTO Edition」は、その理念を掲げる出発点として、東本願寺の庭園「渉成園」と「重信会館」を中心に、京都各所で展開されます。
第2弾 参加作家・イベント情報
■LIBERTY 150周年記念展「I Am. We Are. Liberty」(イギリス)
キュレーター:エスター・コーエン
共同キュレーター:シルヴィア・スパニョール
会場:渉成園 臨池亭・滴翠軒
リバティの創立150周年を記念して企画された「I Am. We Are. Liberty」展が、ロンドンから大阪を経て、このたび京都の「渉成園」という特別な会場で開催されます。本展は、英国ブランドであるリバティのDNAを探求し、そのアーカイブが、時代や場所、そしてその遺産を形作ってきた人々を通じて進化し続ける、生き生きとしたインスピレーションの源であり続けていることを明らかにします。
リバティと日本との深い結びつきは創業当時まで遡り、職人技、創造性、デザインに対する価値観の共有によって育まれてきました。ロンドンと京都のこの対話をさらに深める本展では、リバティと京都の職人とのコラボレーションによって生まれた製品も展示され、伝統と革新の融合を通じて、未来のデザインにおける新たな可能性を探求します。


■「The Future Is Handmade」(インド)
キュレーター:エシャ・グプタ
会場:重信会館

ディーナ・マツバラ
インドにルーツを持つ陶芸家兼ライター。2003年に初めて来日し、東京で9年間を過ごした後、ロンドンで10年近く生活し、2021年に再び日本へ戻った。現在は逗子の海岸沿いを拠点に、陶芸、執筆、ドローイング、写真といった多岐にわたる表現活動を行っている。彼女の創作活動は、夫が営むレストラン「Dog & Hawk」のために制作した皿から始まり、その後、カップ、ティーポット、器、彫刻的な造形物、そして小さな犬の置物へと制作の幅を広げてきた。
インドの陶工の家系である「プラジャパティ(Prajapati)」にルーツがあることから、ものづくりを通じて「私たちが内に抱えるもの」への関心を深めるきっかけとなった。不完全さや欠点、傷といった素材本来の個性を残すものや、それらを形作る根源的なプロセスに興味を持ち、火、灰、水といった要素、それらとの出会いと関わりが、創作活動に絶えず影響を与え続けている。
デービス・美心(ビジン)
日本とインドを行き来する生活の中で培われた感性を基盤に活動する、日系インド人のデザイナー。プロダクト、テキスタイル、家具、空間といった領域を横断しながら、水の動き、移ろいゆく光や影、色彩、そして自然界に見られる静かな変化など、一過性の現象が持つ「詩情」に目を向けた作品を制作している。
実体のあるものと儚いものとの間にある領域を探求し、束の間の印象を素材や質感、形態へと翻訳することが創作の根源にある。単に機能性だけで対象を捉えるのではなく、人の感情や好奇心を呼び覚まし、感覚を研ぎ澄ませるような「もの」の持つ力に関心を寄せている。
バンガロールのスリシュティ芸術・デザイン・技術研究所でプロダクトデザインを学んだ後、武蔵野美術大学大学院にてインテリアデザインを専攻。異なる分野や文化の境界を往来しながら、見過ごされてしまいそうな瞬間に物理的な形を与えるような作品づくりを続けている。


サリタ&スパーナ・ハンダ
インドのデザイン界を牽引するサリタ・ハンダは、不屈の精神と強い信念を胸に、自身の全貯金を投じて1992年に同名のブランド「Sarita Handa Exports Pvt. Ltd. (SHEPL)」を立ち上げた。インド各地を旅する中で得たインスピレーションと、国内の伝統的なテキスタイル技術への深い愛情を原動力に、彼女はインドのテキスタイルに対する誇りと関心を世界中で再び高めるようなブランドの構築を目指した。輸出事業への参入当初から、ウィリアムズ・ソノマ、ポッタリーバーン、レストレーション・ハードウェアといった著名企業を顧客に持つなど、目覚ましい成果を上げた。2012年には小売事業にも進出し、家具、インテリア雑貨、工芸品、ベッド・バスリネン、ファブリックへと展開を拡大。洗練されたクラフトマンシップとインド独自の伝統的なデザインを融合させ、インドの文化的遺産を現代のライフスタイルの中で表現している。
カンナ・パテル
30年以上の実務経験を持つ著名な建築家兼インテリアデザイナーであり、HCPインテリア・デザイン社(HCP Interior Design Pvt. Ltd.)の創設者兼会長を務める。キャリアの初期からインテリアデザインを専門とし、建築的な形態や空間とインテリアをシームレスに融合させる独自のスタイルで知られている。これまでに300件以上のインテリアプロジェクトを手がけており、主に個人住宅、企業オフィス、ホスピタリティ施設、公共・教育施設などのプロジェクトに携わってきた。ガンディーナガルのラージ・バワン(州知事公邸)やスワルニム・サンクル(中央事務局)、ニューデリーのBJP(インド人民党)本部の改修など、大小さまざまな政府関連プロジェクトに貢献してきた。現在は、ニューデリーで進められている名高い「セントラル・ビスタ・プロジェクト」においてインテリア担当のサブコンサルタントを務めている。このプロジェクトには、最近落成した新国会議事堂をはじめ、政府高官の公邸や中央省庁の合同庁舎などが含まれる。


アジェイ・アーリャ
「A Square Designs」を率いるアジェイは、憧れを抱かせるような時代を超越した空間を創り出すことで、インテリアデザイン界において確固たる信頼を築いてきた。生まれながらの審美眼とデザインへの情熱を上質なものと融合させている。過去25年にわたり、細部への妥協なきこだわりと顧客一人ひとりに寄り添ったデザインを追求し、100以上のプロジェクトを完遂することで、コルカタの景観や空間の美意識を大きく変革してきた。フォーブス誌「インドのトップ建築家・デザイナー30人(2024年版)」にも名を連ねる。
常に自身の表現の幅を広げ、最先端の素材や技術、デザインコンセプトを取り入れることで、革新的な空間を創造し続けている。現代性と伝統を融合させることに大きな喜びを見出しており、特に、細密画、アンティーク家具、ペルシャ絨毯、タンジョール様式の美術品などを、現代的なインテリアへと巧みに取り入れる独自のセンスは、彼の作品を際立たせる大きな特徴である。貴族的な伝統と現代的なデザインを対比させるその手法には、インテリアを通じて物語を紡ぎ出す彼の卓越した手腕が表れている。
▶Kyōto YouMe Triennale メイン展示(渉成園・重信会館)参加チケット
■10月11日(日)国際カンファレンス「Meaning of Making つくることの意味」

AIの隆盛で「考える」そのものの位置が揺れているなか、そもそも、人にとって「つくる」とはどのような意味があるのか?を深く問うことなしに、アート、デザイン、クラフトがそれぞれ個別に語られがちです。同時に、英語の言葉をとれば「メイク」「クリエイト」「プロデュース」「クラフト」「デザイン」それぞれが恣意的に用いられています。本カンファレンスでは、これらを再考していくための筋道をつくっていきます。
序章は、イランで2016年に不当に拘束されて以来、人質外交の象徴として世界的に注目を集める存在となったナザニン・ザガリ=ラトクリフと20世紀のアヴァンギャルド美術のエキスパートである美術史家でキュレーターのエスター・コーエンの静かな対話です。
それから渉成園・重信会館、サテライトイベントYouMe Openの出展者らによるプレゼンテーションに続き、ラグジュアリーの新しい展開をテーマとしたディスカッションを行います。本カンファレンスは「4D カンファレンス(2027年に立命館大学アート・デザイン学部が主催するデザインの学術カンファレンス)」のプレイベントも兼ねます。
会場:京都市下京区中堂寺南町134 京都リサーチパーク・サイエンスホール
定員:150名
参加費:一般3,000円 学生2,000円
▶詳細・申込はこちら
■「YouMe Journey」 ものづくりの源流をたどるー自然・文化・創造性をめぐる旅
日本のものづくりの源へ。土地を歩く。素材に触れる。つくり手に出会う。
日本のものづくりを生み出してきた、風景、素材、技術、文化、そして人々を訪ねます。
京都を訪れるアーティスト、デザイナー、建築家、研究者、そして好奇心あふれる人々のための、少人数制のフィールドジャーニーです。
10/9(金) 「 WATER KITCHEN| 水と発酵が育む、滋賀の食文化を楽しむ旅」

鮒ずしに代表される保存食、湧き水とともに暮らす針江の「生水の郷」、そしてその水で醸される酒。琵琶湖と比良山系がもたらす「水」を手がかりに、滋賀に息づく食と暮らしの知恵を訪ねます。美しい水に癒されながら、食べること、暮らすこと、つくることのつながりを感じる一日。
10/11(日)「MA(間)RESET|禅・空間・手仕事で整える、京都のウェルネス・ジャーニー」

琵琶湖の葭(よし)を使ったすだれ工房、歴史ある神社の境内、里山の寺での禅体験。光や風を取り込みながら空間をゆるやかに仕切るすだれ、日常から聖域へと切り替わる境内、静けさの中で自分と向き合う禅。自然と手仕事、空間と静けさの中に息づく日本の「間」を体感します。京都の里山で「間」を感じ、日常に余白を取り戻す一日。
10/13 (火)「Tracing the Origins of Making |ものづくりの源流を、土からたどる旅」

山の風景に溶け込む建築、目には見えない微生物がつくる土の循環。異なる場所や営みをめぐりながら、土地の風土と人の知恵、自然とものづくりのつながりを感じます。自然を「資源」として使うのではなく、創造のパートナーとして捉えるとき、ものづくりはどう変わるのか。足元から「ものづくりの源流」をたどる一日。
10/14 (水)「WATER, WAGASHI & KNIVES | 水から生まれる、京都の味と暮らし」

山の森に湧く水から、畑で育つ野菜、湧き出る地下水を使って生み出される京菓子、料理人の手で使い続けられる道具まで。水の流れをたどりながら、自然の恵みがどのように食やものづくり、そして暮らしの文化へとつながっているのかを訪ねます。京都の「水」を通して、自然とともにものをつくり、暮らす知恵に出会う一日です。
10/15 (木)「THE ART OF LIVING | 人は、なぜつくるのか」

河井寛次郎が暮らし、ものをつくった住まいを訪ね、季節の料理を味わいながら、「人は、なぜつくるのか」という問いをたどります。陶器や家具、庭、道具。目の前にある「もの」から、その背景にある人の手、時間、知恵、そして生き方へ。「つくること」と「生きること」のつながりを感じる一日。
10/16 (金)「 THE MEANING OF MAKING | 「つくる」意味を訪ねる一日」

河井寛次郎の暮らしと仕事を訪ね、「つくること」と「生きること」が結びついた世界に触れます。そこから京都の工芸の現場へ。漆や能衣装など、今も手を動かし続けるつくり手や職人を訪ねます。つくり手との出会いを通して、「つくること」の意味を感じる一日。
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- 一般社団法人 DESIGN KYOTO(Zero Press 掲載 2 本)
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- イベント
- 直近 7 日の配信
- イベント 3,896 本 / 全体 13,526 本
Zero Press が取り込んだ配信データから自動集計しています。カテゴリ別・業界別のより詳しい分析は週間動向レポートで毎週公開しています。












