【東京都北区】河川生物生息調査を実施
北区は区民と協力し、区内4河川で河川生物調査を実施。投網と釣りで17種類163尾の魚を捕獲し、水銀やPCB含有量などの汚染状況を調査。昭和59年から続く調査で、23区でも珍しい継続的な取り組みです。
東京都北区が@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

北区は、区内を流れる4河川で、区民が組織する北区釣魚連合会の会員20名の協力を得て、3回にわたる『河川生物生息調査』を実施した。河川における生物調査を区民と毎年継続的に取り組んでいる区は23区でもあまり例がない。
今年度調査では、船上からの投網や河川10地点での釣りによってアブラハヤ、カダヤシやドジョウなど17種類163尾の魚を捕獲し、その場で魚種や大きさ等を記録測定した。最も大きい魚はコイで全長82.8cm。
今後、魚の可食部(食べられる部位)の総水銀やPCB含有量などの汚染状況を調査し、調査結果は、区内4河川の『北区河川生物生息調査報告書』としてまとめる。
北区では、9月24日(木)・10月7日(水)・13日(火)の3回に分けて、区内を流れる4河川(荒川・隅田川・新河岸川・石神井川)で、『北区河川生物生息調査』を実施した。同調査は、河川で捕獲した魚種や可食部に含まれる水銀等を測定し、河川の魚類生息状況を明らかにすることで、河川環境や水質を調査しようと昭和59年から始まり、今年で43回目を迎えた。
今回の調査では、北区釣魚連合会(生田目昭憲会長)の協力のもと10地点に分かれた川岸からの釣りと、船からの投網による捕獲を実施した。捕獲された魚は、その場で全長等を測定して記録、特定外来種と魚肉分析用の少数個体を除いて現場に放流した。魚肉分析では可食部の総水銀とPCBの量を分析する。
釣りおよび投網調査では、手のひらにのるような小さい魚から、両手で持つような大きい魚まで、多種多様な魚が捕獲された。今年度の調査で最長の魚は、投網で捕獲されたコイで、全長82.8cmであった。3回に渡って行われた調査で捕獲した魚は、アブラハヤ、カダヤシやドジョウなど、捕獲量は合計17種類163尾だった。
第2回調査から参加している淡水魚類研究者の君塚芳輝氏は『今年の調査は夏から秋の台風による複数回の出水の影響を受け、投網と釣りで採れた魚は数も種類もかなり少なかった。この傾向は江戸川や平和島沿岸での秋の調査でも同様であった』と話していた。
調査結果は、令和9年3月に区内4河川の『北区河川生物生息調査報告書』としてまとめる。
環境政策課
電話:03-3908-8618
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