目的別の書き方

周年・受賞・提携のプレスリリース。節目を発信材料にする

創業周年、受賞、業務提携、認証取得など「節目」の発表をニュースにする書き方と、他社が絡む場合の調整を解説します。

発表の目的に合わせてプレスリリースを組み立てるイラスト

新商品や資金調達のような大きな動きがなくても、発信できる材料はあります。周年、受賞、提携、認証取得といった節目です。ここを使えるようになると、発信の間隔が空かなくなります。

周年のリリース

創業○周年は、それ自体では弱い題材です。「おかげさまで10周年を迎えました」だけでは記事になりません。次のどれかを加えてください。

  • 数字で示す実績(累計○件、○社への導入、○名の雇用)
  • 周年に合わせた具体的な取り組み(記念キャンペーン、新サービス、感謝イベント)
  • これまでの変化(創業時と現在の対比)
  • 今後の目標(次の10年で何をするか)

例: 創業10周年。累計1,200社の業務改善を支援し、地域雇用は創業時の3名から42名に

数字が入るだけで、報告としての形になります。

受賞のリリース

賞を受けたときは、次を書きます。

  • 賞の正式名称
  • 主催者
  • 賞の位置づけ(応募総数、選考の規模。「○社の応募から選出」など)
  • 受賞理由(主催者の評価コメントがあれば引用)
  • 受賞対象(会社か、特定の商品か)

賞の知名度が高くない場合は、規模や選考過程を書くと価値が伝わります。「応募総数500件から10社が選出」といった情報です。

主催者のコメントを引用する場合は、事前に許可を取ってください。

商品やイベントなど発表の種類に合わせて情報を整理するイラスト

業務提携のリリース

提携は相手がいるため、調整が必要です。

必ず事前に合意すること
- 発表日時(双方で揃えるのが原則)
- 相手方の社名の表記
- 開示する内容の範囲(契約条件は通常書きません)
- リリース文の相互確認
- どちらが配信するか(双方が出すことも多い)

無断で相手方の名前を出すのは避けてください。関係に影響します。情報解禁を設定して、同時刻に発表する形が一般的です。

書く内容
- 提携の目的
- 具体的に何をするのか
- 開始時期
- 双方の役割分担
- 期待する効果

「協業を検討する」といった段階のものは、内容が薄くなりがちです。具体的に何が始まるのかが書けるまで待つほうが、記事になりやすくなります。

認証・資格取得のリリース

ISO、Pマーク、各種の認定など、第三者による認証の取得は信頼性の裏づけになります。

  • 認証の正式名称と規格番号
  • 認証機関
  • 取得日
  • 適用範囲(全社か、特定の事業所・事業か)
  • 取得の背景(なぜ取ったのか)

BtoB では取引の条件になることもあるため、取引先向けの情報としても機能します。

節目を計画的に使う

これらの材料は、事前に把握できるものが多くあります。年間の発信計画を立てるときに、次を書き出しておくと発信が途切れません。

  • 創業月(周年)
  • 応募している賞の発表時期
  • 認証の取得・更新の予定
  • 提携の交渉が進んでいる案件

大きな発表がない月に、こうした材料を配置していきます。

継続の効果

メディアに掲載されるにはでも触れたとおり、記者は継続的に発信している会社を認識します。周年や受賞のような小さな材料でも、出し続けることで発信元として覚えられます。

Zero Press は配信料0円・回数無制限なので、こうした小さな節目も費用を気にせず発信できます。掲載期間は無期限なので、過去のリリースが会社の歩みとして残ります。

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