目的別の書き方

採用・人事のプレスリリース。採用広報として使う

採用開始や人事の発表をどう書くか、求人広告との違い、採用広報としてプレスリリースを活かす方法をまとめます。

発表の目的に合わせてプレスリリースを組み立てるイラスト

採用に関するプレスリリースは、求人広告とは別の役割を持ちます。候補者が会社を調べたときに出てくる公式情報として機能し、応募前の判断材料になります。

求人広告との違い

プレスリリース求人広告
目的会社の動きを伝える応募を集める
読み手メディア、候補者、取引先求職者
内容事業の文脈の中での採用職務内容と条件
費用配信サービスによる掲載料

プレスリリースでは「なぜ今この職種を採用するのか」という事業側の文脈を書きます。条件の詳細は求人ページに任せ、リリースからリンクする形が自然です。

採用のリリースで書く項目

  • 募集職種と人数
  • 採用の背景(なぜ今、なぜこの職種か)
  • 事業の状況(成長、新規事業、拠点開設など)
  • 働き方(勤務地、リモートの可否など特徴があれば)
  • 応募方法とURL
商品やイベントなど発表の種類に合わせて情報を整理するイラスト

「なぜ今採用するのか」を書く

ここが記事になるかどうかの分かれ目です。単に「エンジニアを募集します」ではニュースになりません。

  • 弱い: エンジニアを3名募集します
  • 強い: 資金調達に伴い、新サービスの開発体制を強化するためエンジニア3名を採用します

採用は、事業の動きの結果として発生します。その事業の動きを先に書いてください。

人事の発表

役員人事や組織変更も、リリースの対象になります。ただし、社外の読者にとって意味がある場合に限ります。

書く価値がある例
- 著名な人物が経営陣に加わる
- 新規事業部門の設置
- 事業戦略に直結する組織変更

社内向けにとどまる例
- 一般社員の異動
- 部署名の変更のみ

人事のリリースでは、就任する人物の略歴を必ず添えてください。何をしてきた人かが分かることで、その人事の意味が伝わります。

記入例

株式会社サンプル(本社:東京都板橋区、代表取締役:山田太郎)は、2026年9月1日より、ソフトウェアエンジニア3名の採用を開始します。2026年8月に実施した5,000万円の資金調達を受け、勤怠管理サービスの開発体制を強化するものです。

■ 募集概要

・職種:ソフトウェアエンジニア(サーバーサイド、フロントエンド)

・人数:3名

・勤務地:東京都板橋区(週2日までリモート勤務可)

・応募:https://example.com/recruit

■ 採用の背景

当社の勤怠管理サービスは、2026年9月の提供開始以降、中小企業を中心に導入が進んでいます。今後、シフト作成機能の追加と飲食・小売業への対応を予定しており、開発体制の拡充が必要となりました。

採用広報としての使い方

候補者は応募前に会社名を検索します。そのとき何が出てくるかが、応募するかどうかに影響します。

継続的にプレスリリースを出していると、次のような状態が作れます。

  • 会社名の検索結果に、公式の情報が並ぶ
  • 事業が動いていることが時系列で分かる
  • 何をしている会社かが第三者にも説明できる

求人票だけでは伝わらない「会社の動き」が見えることが、採用広報としての価値です。

費用の問題

採用のリリースは、募集のたびに出したいものです。しかし1配信3万円が相場だと、募集ごとに出すのは現実的ではありません。

Zero Press は配信料0円・回数無制限で、掲載期間も無期限です。募集開始、増員、内定者の入社、組織の変更など、節目ごとに出しても費用はかかりません。候補者が検索したときに情報が積み上がっている状態を、費用をかけずに作れます。

書き方の基本はプレスリリースの書き方を参照してください。

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