会社設立・開業のプレスリリース。最初の1本の書き方
設立時のリリースで何を書くか、実績がない段階で何を材料にするか、個人事業の開業でも出せるのかを解説します。

会社を設立したとき、あるいは事業を始めたときのプレスリリースは、その会社にとって最初の1本になります。実績がない段階なので何を書けばよいか迷いがちですが、書ける材料はあります。
必ず入れる項目
- 会社名(正式名称)
- 設立日(登記日)
- 所在地
- 代表者名(略歴を添える)
- 資本金
- 事業内容
- URL
実績がない段階で何を書くか
設立時点では売上も導入実績もありません。代わりに次のものが材料になります。
1. 代表者の経歴
どんな経験を持つ人が始めたのかは、それ自体がニュースになります。前職での実績、業界での経験年数、専門分野などを具体的に書いてください。
2. なぜこの事業なのか
創業の動機は、記事のストーリーになる部分です。自分が困った経験、前職で見た課題、市場の変化——具体的なエピソードがあると強くなります。
3. 市場の状況
参入する市場の規模や課題を、出典つきの数字で示します。公的統計や業界団体の資料が使えます。
4. 当面の目標
「初年度に○社への導入を目指す」といった目標は、後日の続報の起点にもなります。

記入例
山田太郎(東京都板橋区)は、2026年9月1日、中小企業向け業務管理ソフトウェアの開発・提供を行う株式会社サンプルを設立しました。資本金は300万円です。
■ 会社概要
・会社名:株式会社サンプル
・設立:2026年9月1日
・所在地:東京都板橋区○○1-2-3
・代表取締役:山田太郎
・資本金:300万円
・事業内容:中小企業向け業務管理ソフトウェアの開発・提供
■ 代表者略歴
山田太郎。2014年より業務システム開発会社にて中小企業向けの導入支援を担当し、約200社のシステム導入に携わる。2026年9月、株式会社サンプルを設立。
■ 設立の背景
前職で中小企業のシステム導入を支援する中で、従業員50名以下の企業に適した価格帯・機能のサービスが不足していることを繰り返し実感してきました。大企業向けの機能を削って提供するのではなく、小規模な事業者の実務に合わせて設計したサービスを提供します。
■ 今後の展開
2027年3月までに、勤怠管理サービスの提供開始を予定しています。
個人事業・フリーランスの開業でも出せる
法人でなくてもプレスリリースは出せます。「開業のお知らせ」として、屋号・開業日・事業内容・代表者略歴を書けば形になります。詳しくは個人事業主のプレスリリースを参照してください。
設立リリースの現実的な効果
正直に言えば、設立のリリースが全国紙に載ることはほとんどありません。期待すべき効果は別のところにあります。
- 検索されたときに公式の情報が出てくる状態を作る。 取引先や採用候補者が会社名で検索したとき、掲載ページが見つかります
- 地域メディアに認識される。 地方紙や地域の媒体は、地元の新設企業を扱うことがあります
- 1本目の実績を作る。 以降のリリースの土台になります
この3点は、費用をかけなくても十分得られます。
費用をかけずに出す
設立直後は資金に余裕がないのが普通です。1配信3万円の相場は、この時期には重い負担になります。
Zero Press は登録料・配信料・掲載料が0円で、クレジットカードの登録も不要です。掲載期間は無期限なので、設立時のリリースがそのまま会社の公式情報として残ります。公開と同時に大手メディア20社への告知も行われます。
続けて出す材料としては、サービスの提供開始、初期の導入実績、拠点の開設、採用の開始などがあります。プレスリリースの書き方を参考に、2本目以降も継続してみてください。
Zero Press なら、配信は0円。
登録料・配信料・掲載料はすべて無料。配信回数の制限も掲載期間の制限もありません。
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