書き方の基本

会社概要と問い合わせ先の書き方。取材を逃さないために

プレスリリース末尾の会社概要と報道関係者向け問い合わせ先に何を書くか。個人事業主の場合の書き方や、よくある不備も解説します。

プレスリリースの書き方を表したデスク上のイラスト

プレスリリースの末尾に置く会社概要と問い合わせ先は、毎回同じ内容なので軽視されがちです。しかしここに不備があると、興味を持った記者が連絡できず、すべての努力が無駄になります。一度きちんと作れば使い回せるので、最初に整えておく価値があります。

会社概要に書く項目

次の項目を並べます。1行1項目で、簡潔に書いてください。

  • 会社名(正式名称。「株式会社」の位置も正確に)
  • 所在地(本社の住所。番地まで)
  • 代表者名(役職と氏名)
  • 設立年月
  • 資本金(任意。BtoB では書くことが多い)
  • 事業内容(1〜2行。何をしている会社かが分かる程度に)
  • URL(自社サイト)

記者が記事の末尾に会社情報を添えるとき、ここをそのまま引用します。コピーしやすい形にしておくと親切です。

事業内容は短く具体的に

会社概要でよく冗長になるのが事業内容です。理念や沿革は不要で、何をしている会社かが分かれば十分です。

  • 冗長: 当社は「テクノロジーで働く人を幸せに」という理念のもと、創業以来一貫してお客様に寄り添い、事業の課題解決に取り組んでまいりました
  • 簡潔: 中小企業向け業務管理ソフトウェアの開発・提供
情報を整理してプレスリリースを完成させる流れのイラスト

個人事業主・フリーランスの場合

法人でなくてもプレスリリースは出せます。会社概要にあたる部分は次のように書きます。

  • 屋号(あれば)/氏名
  • 所在地(自宅住所を出したくない場合は市区町村まで、またはバーチャルオフィスの住所)
  • 開業年月
  • 事業内容
  • URL

資本金や代表者の欄は不要です。無理に法人らしく見せる必要はありません。詳しくは個人事業主のプレスリリースにまとめています。

報道関係者向けの問い合わせ先

会社概要とは別に、必ず独立したブロックで書いてください。ここが最も重要です。

  • 担当者名(部署と氏名)
  • 電話番号(日中に確実につながるもの)
  • メールアドレス
  • 対応可能な時間帯(平日9〜18時など。あれば書く)

一般窓口と分ける

よくある失敗が、カスタマーサポートの番号や info@ のアドレスをそのまま書いてしまうことです。記者からの取材依頼が一般の問い合わせに埋もれ、締切に間に合わなくなります。

可能なら報道関係者専用のアドレス(press@ など)を用意してください。難しければ、担当者個人のアドレスでも構いません。重要なのは、すぐ気づく人に届くことです。

電話番号を省略しない

メールアドレスだけを書くケースが増えていますが、記者は締切直前に電話で確認したいことがあります。電話番号がないというだけで、確認が必要な内容は見送られることがあります。

代表電話しかない場合は「代表電話(担当:広報 山田へおつなぎください)」と書き添えてください。

取材対応の可否を書いておく

余裕があれば、次のような一文を添えると記者が動きやすくなります。

製品デモ、代表者への取材、画像素材のご提供が可能です。お気軽にご連絡ください。

これは記者に対して「取材を受け入れる用意がある」と伝える意思表示になります。書いていない会社が多いので、差がつきます。

送信前に必ず確認する

配信直前に次を確認してください。ここでの間違いは取り返しがつきません。

  1. 電話番号にかけてみる(実際につながるか)
  2. メールアドレスに自分でテスト送信する
  3. 担当者が配信後しばらく連絡を取れる状態か確認する
  4. URL が正しく開くか

配信が金曜の夕方で担当者が翌週まで不在、という状況は避けてください。配信のタイミングについては配信するタイミングを参照してください。

Zero Press での扱い

Zero Press では、会員登録時に会社情報を登録しておくと、企業ページ(/company/...)として公開され、各リリースから参照されます。毎回リリース本文に書き写す手間が減り、情報の更新も一箇所で済みます。問い合わせ先はリリースごとに書き分けられます。

Zero Press なら、配信は0円。

登録料・配信料・掲載料はすべて無料。配信回数の制限も掲載期間の制限もありません。

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