メディアに届ける

配信したあと、記者にどうフォローするか

送りっぱなしにしないための追いかけ方。電話の是非、催促と嫌がられ方の境界、掲載されたときの対応をまとめます。

プレスリリースを新聞やウェブなどのメディアへ届けるイラスト

プレスリリースを配信したあと、何もしないのはもったいない一方で、追いかけすぎると印象を損ないます。境界線を具体的に示します。

基本は「待つ」

配信直後に反応がないのは普通のことです。記者は他の取材を抱えており、リリースを見るのが数日後になることもあります。

まずは1週間ほど様子を見ます。この間にすべきことは、追いかけることではなく、問い合わせが来たときにすぐ応じられる状態を保っておくことです。

電話での催促は慎重に

「リリースをお送りしましたがご覧いただけましたか」という電話は、原則として不要です。記者にとっては作業を中断させられるだけで、内容の価値は変わりません。

例外は次の場合です。

  • 追加の重要な情報が出たとき(数字の訂正、日程の変更など)
  • 相手から返信があり、やり取りが始まっているとき
  • 以前から面識があり、個別に相談できる関係があるとき

面識のない記者への催促の電話は、逆効果になることのほうが多いと考えてください。

プレスリリースを適切なメディアへ届ける経路のイラスト

有効なフォローの形

催促ではなく、材料を足す形のフォローは歓迎されます。

  • 追加素材の提供: 「先日のリリースについて、使用場面の写真をご用意しました」
  • 取材の受け入れ表明: 「代表への取材、製品デモの対応が可能です」
  • 関連する情報の提供: 「関連して、業界の状況について当社の調査データがあります」

いずれも、記者が記事を書く手間を減らす提案になっています。

返信が来たら

問い合わせや取材依頼が来たら、とにかく速く返すことが重要です。記者は締切の中で動いています。半日以内、遅くとも翌営業日には返してください。

  • すぐ答えられない場合も、「確認して○時までに回答します」と一次返信を入れる
  • 数字や事実の確認は正確に。曖昧なまま答えると訂正が必要になります
  • 取材日程は可能な限り相手の都合に合わせる

掲載されたら

記事になったら、次の3つを行ってください。

  1. 記者にお礼を伝える。 短いメールで構いません。次の発表のときに覚えていてもらえます
  2. 記事を自社で紹介する。 自社サイト、SNS、営業資料に掲載します(引用の範囲やリンクの扱いは媒体の規約に従ってください)
  3. 記録に残す。 どの媒体がどの内容を扱ったかを記録すると、次回の送り先選定に使えます

掲載されなかったとき

理由を聞く必要はありません。ニュース性、タイミング、紙面の都合など、こちらでは分からない要因が絡みます。

やるべきことは、次の1本の質を上げることです。メディアに掲載されるにはの4点に照らして、今回の1本に足りなかったものを確認してください。数字がなかったのか、画像がなかったのか、「なぜ今なのか」に答えていなかったのか。

関係は本数で育つ

記者との関係は、1本の売り込みではなく、継続的な発信の積み重ねで作られます。定期的に発信していると、記者のほうから「この分野で何かないか」と声がかかることもあります。

そのためには本数を出せる状態を作ることが前提になります。1配信3万円が相場の中で本数を確保する方法は、配信の費用相場で整理しました。Zero Press は配信料0円・回数無制限なので、小さな発表も含めて継続的に出す運用に向いています。

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