WordPress向けレンタルサーバーの選び方。表示速度と運用の手間で見る
サイトやブログを始めようとすると、最初に決めるのが置き場所です。月額数百円のものから数千円のものまであり、何が違うのか分かりにくいところです。
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サイトやブログを始めようとすると、最初に決めるのが置き場所です。月額数百円のものから数千円のものまであり、何が違うのか分かりにくいところです。
この記事では、比較の軸、導入の手順、表示の速さに関わる要素、料金の考え方、そして引っ越しの流れを整理します。すでに運用している人が見直す場合にも使える内容です。
サーバー選びで見るべき点
料金だけで比べると、後から困ることになります。
まず、処理の速さに関わる仕様です。記憶装置の種類、同時にどれだけの要求を処理できるか、転送量に制限があるか。安い契約ほど、同じ機器を多くの利用者で分け合う構成になっているのが一般的です。
次に、管理する画面の使いやすさです。設定を変えるたびに迷うようでは、運用そのものが負担になります。独自に開発した画面を提供している事業者もあれば、広く使われている画面を採用している事業者もあります。
控えの仕組みも重要です。自動で取得してくれるか、何日分を保管するか、自分で復元できるか。有料の追加機能になっている場合もあります。
問い合わせの窓口も確認しておきましょう。電話で聞けるか、返信までどのくらいかかるか。困ったときの安心感が変わります。
そして、試せる期間の有無です。二十日間の無料の期間を用意している事業者や、初期の費用をかけずに試せる事業者もあります。実際に使ってみると、管理画面の相性がすぐに分かります。
最後に、扱えるドメインの数です。将来的に複数のサイトを運用する可能性があるなら、制限のない契約を選んでおくと後から困りません。
導入の手順
いまはどの事業者でも、手順は簡略化されています。
まず、契約を申し込み、管理する画面に入れる状態にします。次に、使いたい名前を登録します。すでに取得しているなら、その名前を利用する設定を行います。
そのうえで、公開に使う仕組みを導入します。管理画面から数回の操作で導入できる機能を用意している事業者がほとんどで、一回の操作で完了する仕組みを掲げているところもあります。
通信を暗号化する設定も忘れずに行ってください。無料で利用できる証明書を標準で提供している事業者が多く、管理画面から有効にできます。ここを設定しないと、閲覧するソフトに警告が表示されます。
導入が終わったら、管理する画面に入るための情報を強いものに設定してください。初期の状態のまま公開すると、自動化された確認の対象になります。
外観の設定と、追加する機能もこの段階で決めます。最初から多くを入れず、必要になった時点で足していくほうが、後の管理が楽になります。使わなくなったものは削除する習慣をつけてください。
表示の速さに関わる要素
速さは、ひとつの要因では決まりません。
サーバー側の要素としては、応答を返す仕組みの種類、記憶装置の速さ、同時に処理できる量が挙げられます。同時の要求を効率よく処理する仕組みを採用していることや、通信の新しい方式に対応していることを掲げている事業者もあります。
Quicca Plus
では、公開に使う仕組みに特化した設計のサーバーが案内されています。処理を速くする仕組みの採用や、操作画面の分かりやすさ、常時の監視体制について説明があります。
サイト側の要素も同じくらい影響します。画像の容量、追加している機能の数、外観の設定に含まれる処理。とくに画像は、撮影したままの大きさで載せると表示に時間がかかります。

一時的に保存して再利用する仕組みを使うと、繰り返しの処理を減らせます。事業者側で用意している場合と、追加機能で対応する場合があります。
追加機能を入れすぎないことも大切です。ひとつずつは軽くても、数が増えれば読み込みの回数が増えます。使っていないものは削除してください。
なお、速さも検索での見え方も、多くの要因が関わります。サーバーを変えれば必ずこうなる、と言い切れる性質のものではありません。改善の余地があるところから順に見直していくのが現実的です。
契約期間と料金の考え方
料金の形にはいくつかの特徴があります。
まず、契約の期間が長いほど月あたりの金額が下がるのが一般的です。ただし、途中で解約しても差額が戻らない場合があるため、続ける見込みと合わせて判断してください。
初期の費用がかからない事業者もあります。また、一定期間の月額を無料とする案内が出ていることもあります。
月額百五十円台から利用できる契約を用意している事業者もあり、上位の契約でも数百円に収まる例があります。一方で、法人での利用を想定した契約は、月額千円台から数千円台になります。求める安定性によって選ぶ帯が変わります。
更新のときの金額にも注意してください。初回だけ割引が適用され、二回目以降は通常の金額に戻る形式が一般的です。継続したときの負担で比べるほうが確実です。
名前の登録料が別途かかる点も忘れないでください。サーバーと同時に申し込むと、初年度が実質無料になる案内や、契約している間は特定の種類の名前が無料になる特典を用意している事業者もあります。
料金やキャンペーンは変わります。申し込む前に、提供元のページで最新の内容を確認してください。
引っ越しの流れ
すでに運用しているサイトを別の場所へ移す場合の手順です。
まず、控えを取ります。表示に必要なファイル一式と、記事などを保管している部分の両方が必要です。ここが欠けると戻せません。
次に、移転先の契約を用意します。この時点では、まだ名前の向き先を変えないでください。移転先で表示を確認できる仕組みが用意されていることが多いので、それを使って動作を確かめます。
移転を支援する機能を提供している事業者もあります。手作業で行うより失敗が少ないため、用意されていれば利用してください。

動作を確認したら、名前の向き先を変更します。変更が広く反映されるまでには時間がかかるため、その間は利用者によって新旧どちらが表示されるかが分かれます。
そのため、切り替えの前後は更新を止めるのが安全です。新旧の両方に書き込みが発生すると、内容が食い違います。
切り替えが完了したら、通信を暗号化する設定と、メールの設定を確認してください。メールの受信先が旧契約に残ったままになっていると、届かなくなります。
旧契約は、すぐに解約せず、しばらく残しておくことをおすすめします。何か問題が起きたときに戻せる状態を保っておくためです。
サーバー・外観の設定を選ぶときの確認事項
契約前に見ておく項目をまとめます。
まず、扱えるドメインの数と、記憶領域の容量です。運用する規模に対して足りるかを確認してください。
次に、控えの仕組みです。標準で自動取得するか、何日分を保管するか、復元は自分でできるか。過去二週間分を無料で保管すると案内している事業者もあります。
試せる期間の有無も確認しておきましょう。管理画面の使い勝手は、実際に触ってみないと分かりません。
問い合わせの窓口も見ておいてください。電話での対応があるかは、事業者によって異なります。
外観の設定を購入する場合は、対応する版と、更新が継続されるかを確認してください。Wordpressテーマ - RE:DIVER
では、表示の速さや設定の自由度、広告の配置に関する機能を備えた外観の設定が案内されています。導入後にどこまで調整できるかは、購入前に確認しておきたい点です。
解約したときのデータの扱いも読んでおきましょう。一定期間を過ぎると削除されるのが一般的です。
よくある質問
無料のサーバーとの違いは何ですか。広告の表示、扱えるドメイン、控えの仕組み、問い合わせの窓口などが異なります。長く運用するなら有料を検討してください。
独自の名前は必須ですか。必須ではありませんが、途中で変えると積み重ねが引き継げません。長く続けるつもりなら最初から取得するほうが確実です。
控えは何世代残せますか。事業者によって異なります。標準で自動取得するか、追加の費用が必要かも確認してください。
解約したらデータはどうなりますか。一定期間を過ぎると削除されるのが一般的です。事前に控えを取ってください。
契約期間は長いほうが得ですか。月あたりの金額は下がりますが、途中で解約したときの扱いを確認してください。
引っ越しは自分でできますか。支援する機能が用意されていれば、手順に沿って進められます。不安な場合は代行を依頼する方法もあります。
同じ契約で複数のサイトを運用できますか。扱えるドメインの数によります。制限のない契約もあります。
表示が遅いのはサーバーのせいですか。サイト側の要因も大きく関わります。画像の容量や追加機能の数から見直してください。
まとめ
選ぶときに押さえるのは、処理に関わる仕様、管理のしやすさ、料金の体系の三点です。
表示の速さも検索での見え方も、多くの要因で変わります。サーバーを変えることが唯一の解決策とは限りません。サイトを守る対策については https://zero-press.net/columns/site-security-shindan に、名前の取得については https://zero-press.net/columns/dokuji-domain-shutoku にまとめています。





