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日本製の革バッグとヴィンテージ品。長く使うための選び方

数年でだめになる鞄と、十年経っても使える鞄があります。値段の差だけでは説明がつきません。作りの違い、素材の違い、そして使う側の扱いの違いが積み重なった結果です。

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数年でだめになる鞄と、十年経っても使える鞄があります。値段の差だけでは説明がつきません。作りの違い、素材の違い、そして使う側の扱いの違いが積み重なった結果です。

この記事では、長く使える作りとは何かを整理したうえで、革の性質、状態の見方、価格差の理由、そして手入れの方法までをまとめます。

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長く使えるバッグの条件

まず見るべきは、傷みやすい箇所の作りです。

いちばん負担がかかるのが、持ち手の付け根です。荷物の重さがここに集中します。縫い付けだけなのか、補強が加えられているのか、金具で受けているのか。この部分の作りで持ちが変わります。

次に、金具です。開閉する部分、肩に掛ける部分の留め具、底に付く部品。動く箇所ほど早く傷みます。金具だけ交換できる構造なら、本体が使える限り直せます。

三つめが、縫い合わせた部分です。糸が表に出ている箇所は、擦れて切れることがあります。縫い目の間隔がそろっているか、端の処理が丁寧かを見てください。

四つめが、内側の作りです。裏地が破れると、中で物が引っかかるようになります。丈夫な生地が使われているか、交換できる作りかを確認しましょう。

五つめが、修理を受け付けているかです。作った側が修理に応じている製品なら、傷んだ箇所を直しながら使い続けられます。

底に付く部品や、形を支える構造にも目を向けてください。置いたときに擦れる部分が守られているかどうかで、見た目の劣化の速さが変わります。

革の種類と経年変化

素材によって、使ったときの変化が異なります。

表面に加工を施した革は、傷や汚れが付きにくく、扱いやすい性質があります。一方、使い込むほど表情が変わるという楽しみは控えめになります。

表面を残した革は、使うほど色や艶が変わっていきます。手の脂や日光の影響を受けるため、同じ製品でも使う人によって違う表情になります。傷が付きやすい面もありますが、それも変化の一部として扱われます。

粒状の模様を出した革は、傷が目立ちにくく、日常で使いやすい性質があります。国内の工房で裁断から縫製まで一貫して手がけているブランドもあり、こうした革を使った製品を展開していると案内されています。

海外で作られた革を使い、その変化を特徴として掲げているブランドもあります。裏地に国内の伝統的な織物を使っている製品もあると説明されています。

変化の出方は、使う頻度、置く場所、手入れの仕方によって変わります。同じ製品でも同じにはなりません。そこを面白いと感じるかどうかが、素材選びの分かれ目になります。

なお、革は水と乾燥の両方に弱い素材です。この点は種類を問わず共通しています。雨の日に使う予定があるなら、別の素材の鞄を用意しておくという使い分けも考えられます。

色についても触れておきます。濃い色は傷や汚れが目立ちにくく、薄い色は変化が分かりやすくなります。手入れを楽しみたいなら薄い色、気を使わずに使いたいなら濃い色、という選び方があります。

中古・ヴィンテージを選ぶときの確認

手が届きにくい価格帯の品を、状態の良い中古で探すという選び方があります。

まず、状態の記載を読んでください。傷の位置、擦れの程度、内側の状態、においの有無。細かく書かれている店ほど、届いてからの落差が小さくなります。

棚に並ぶ鞄

次に、写真です。複数の角度から撮られているか、傷んだ部分が写っているか。角、底、持ち手の付け根。この三箇所は重点的に見てください。

三つめが、形の崩れです。長く使われた鞄は、形が変わっていることがあります。写真では分かりにくい部分なので、記載を確認してください。

四つめが、付属品です。保存用の袋、鍵、肩に掛ける紐。欠けている場合があります。

五つめが、真贋に関する扱いです。仕入れの経路や、専門の担当者による確認の体制について説明している店があります。ただし、この記事で特定の店の判定を保証することはできません。店の説明と、問題があった場合の対応方針を自分で確認してください。

sot(ソット) では、国内で作られた革製品を扱うブランドが案内されています。職人が手作業で縫製していること、素材と設計にこだわっていることが説明されています。

返品に関する条件も確認してください。届いた品が想像と違った場合に応じてもらえるか、期間はどのくらいか。店ごとに定められています。

価格差の理由

同じような見た目でも、価格には大きな幅があります。

まず、素材です。革は部位や等級によって仕入れの価格が異なります。傷の少ない部分だけを使う製品は、その分だけ材料の費用が上がります。

次に、製法です。手作業の工程が多い製品は、時間と技術が費用に反映されます。一貫して自社の工房で行っている場合も、その体制が価格に含まれます。

三つめが、生産の数量です。多く作るほど一つあたりの費用は下がります。少数で作る製品は、その逆になります。

四つめが、中古の場合の状態です。同じ型でも、状態によって価格は変わります。

五つめが、手に入りにくさです。すでに作られていない型や、数の少ない仕様は、価格が高くなる傾向があります。

なお、この記事では価値の上下について述べません。鞄は使う道具であり、そうした観点で選ぶものではないと考えているためです。使う場面と、手入れを続けられるかどうかで判断してください。

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手入れと保管

扱い方で持ちが変わります。

まず、日常の手入れです。使ったあとに柔らかい布で乾拭きするだけでも、汚れの蓄積を防げます。

革の手入れに使う道具

次に、水濡れへの対応です。濡れた場合は、すぐに乾いた布で押さえるように水気を取り、風通しの良い日陰で自然に乾かしてください。熱を当てて乾かすと、硬くなったり縮んだりします。

三つめが、保湿です。乾燥が進むとひび割れの原因になります。専用の道具を使う場合は、目立たない部分で試してから全体に使ってください。素材によっては色が変わることがあります。

四つめが、保管です。中に詰め物をして形を保ち、通気性のある袋に入れてください。密閉すると湿気がこもります。直射日光の当たる場所は避けてください。

五つめが、置き方です。他の物の重みがかかる場所に置くと、形が崩れます。立てて置ける場所を確保しておきましょう。

六つめが、修理の相談先です。傷んでからではなく、気になり始めた時点で相談するほうが、直せる範囲が広くなります。購入した店が受け付けている場合もあります。

購入先を選ぶときの確認事項

注文する前に見ておく項目をまとめます。

まず、寸法と重さの記載です。収納する物が入るか、持ったときに負担にならないか。数値で確認してください。

次に、素材の表記です。使われている革の種類と、内側の生地。商品のページに書かれています。

三つめが、修理への対応です。長く使うつもりなら、この点を先に確認しておきましょう。

では、中古の鞄や革小物を専門に扱う店が案内されています。常時多くの品を扱っていること、送料や包装への対応、実際の店舗で確認したうえで受け取れる仕組みがあることが説明されています。

四つめが、返品の条件です。中古の品では、対応の範囲が限られることがあります。

五つめが、注文を受けてから作る形式の場合の納期です。届くまでに時間がかかることがあります。

価格やキャンペーンの内容は変わります。注文する前に、それぞれの公式サイトで最新の内容を確認してください。

よくある質問

中古の品は返品できますか。店ごとの条件によります。注文の前に規定を確認してください。

修理はどこに頼みますか。購入した店が受け付けている場合があります。専門に修理を扱う事業者もあります。

雨に濡れたらどうしますか。乾いた布で水気を取り、風通しの良い日陰で自然に乾かしてください。熱を当てないでください。

保管用の袋は必要ですか。通気性のある袋が向いています。密閉すると湿気がこもります。

型崩れを防ぐには。中に詰め物をして、他の物の重みがかからない場所に置いてください。

手入れの道具はどれを使いますか。素材によって適した物が異なります。目立たない部分で試してから使ってください。

傷が付いたらどうしますか。浅い傷は手入れで目立たなくなることがあります。深い傷は修理を相談してください。

日本で作られた製品は何が違いますか。工程を国内で行っている点が説明されています。作りや素材の違いは製品ごとに異なるため、個別に確認してください。

まとめ

選ぶときの軸は、傷みやすい箇所の作り、状態の確認、そして手入れの三点です。

持ち手の付け根と金具、縫い合わせた部分。この三箇所を見れば、作りの丁寧さがある程度分かります。中古を選ぶ場合は、状態の記載と真贋に関する店の説明、そして問題があった場合の対応方針を確認してください。濡れたときは熱を当てずに日陰で乾かしましょう。新品の鞄の選び方は https://zero-press.net/columns/ladies-bag-erabikata に、革の財布については https://zero-press.net/columns/kawa-saifu-erabikata にまとめています。

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