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日本酒を家で楽しむ。定期便と地酒の通販の選び方

飲食店で飲んだ日本酒がおいしかった。同じものを家でも飲みたくて調べてみたが、銘柄が多すぎて何を選べばいいのか分からない。そこで止まってしまった人は多いはずです。

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飲食店で飲んだ日本酒がおいしかった。同じものを家でも飲みたくて調べてみたが、銘柄が多すぎて何を選べばいいのか分からない。そこで止まってしまった人は多いはずです。

日本酒は種類が多く、ラベルの表記も独特です。ただ、いくつかの見方を覚えると、好みに近いものを選べるようになります。

この記事では、好みの言語化、ラベルの読み方、定期便という選び方、地酒の通販で見るところ、保存の条件、そして贈るときの注意を整理します。なお、飲酒は20歳になってからです。

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好みを言葉にするところから

「甘口が好き」「辛口が好き」だけでは、選ぶ手がかりとしては足りません。3つの軸で考えると絞りやすくなります。

香りの強さです。果物のような華やかな香りが立つものと、香りは控えめで米の風味が中心のもの。前者は冷やして楽しむことが多く、後者は温度を上げても崩れにくい傾向があります。

味の濃さです。口に含んだときの厚みや、飲んだあとに残る印象。食事と一緒に飲むなら、料理の濃さに合わせて選ぶと収まりが良くなります。

温度帯です。冷やして飲みたいのか、常温か、温めたいのか。同じ酒でも温度で印象が変わります。

飲食店でおいしいと感じたものがあれば、銘柄と、そのときの温度を記録しておいてください。次に選ぶときの手がかりになります。ラベルの写真を撮っておくだけでも十分です。

合わせた料理も一緒に書き留めると、さらに手がかりが増えます。刺身と合わせたのか、揚げ物だったのか。同じ酒でも、料理によって印象は変わります。

酒屋で相談するのも早道です。好みの傾向と、合わせたい料理、予算を伝えれば、候補を挙げてもらえます。詳しい人がいる店は、それだけで通う価値があります。

表示の読み方

ラベルには、選ぶための情報が書かれています。

精米歩合は、米をどれだけ削ったかを示す数値です。数字が小さいほど多く削っています。よく磨いた米で造った酒は、香りが華やかで雑味が少ない傾向があるとされます。ただし、削ればおいしいという単純な話ではありません。

純米と表示があるものは、米と米麹、水だけで造られています。醸造アルコールを加えたものは、すっきりした飲み口になる傾向があります。どちらが上ということはなく、好みと料理との相性の問題です。

吟醸、大吟醸といった表記は、精米歩合と造り方の条件によって決まります。これも品質の順位ではなく、造り方の区分です。

生酒か火入れかも見ます。加熱の処理をしていない生酒は、フレッシュな味わいがある一方、冷蔵での保存が必要です。

日付の表記も確認します。製造年月が新しいものは、その分だけ新鮮な状態に近いと考えられます。ただし、寝かせることを前提に造られた酒もあるため、新しければ良いというわけではありません。

産地も手がかりになります。地域ごとに水や米、造りの傾向が違うと言われます。旅行で訪れた土地の酒から入るのも、記憶と結びついて選びやすい方法です。

定期便という選び方

自分で選べない段階では、届く形にしてしまうのも手です。

定期便は、少量ずつ複数の銘柄が届く形が中心です。自分では選ばない種類にも出会えるため、好みの幅を確かめる目的に向いています。

SAKEPOST(ポストに届く日本酒の定期便)のように少量の容器で届く形なら、開けてから飲み切るまでの負担も小さく済みます。ポストに届く形なら、受け取りの時間を気にせずに済みます。

毎月まとまった本数が届く形もあります。飲む量が多い人や、家族や友人と分ける前提なら、こちらのほうが向きます。

解約と休止の条件は、申し込む前に確認してください。何回目から解約できるのか、休止の手続きはどう行うのか。この2点を見ておくと、無理なく試せます。

届いた酒の情報が添えられているかも見ておきます。銘柄、産地、造り方、合う料理。読み物が付いてくる形なら、飲みながら知識も増えていきます。

飲んだ感想を記録すると、定期便の価値はさらに上がります。好みだったもの、そうでもなかったもの。数か月分たまると、自分の傾向がはっきりします。

テーブルに置かれた日本酒の瓶とグラス

地酒の通販で見るところ

特定の地域や蔵元の酒を扱う通販もあります。

取り扱いの本数を見ます。幅広く扱う店は比べる楽しみがあり、地域を絞った店は説明が詳しいことが多いものです。

配送の温度帯を確認します。生酒や、加熱の処理を減らした酒は、冷蔵での配送が必要です。常温で届く場合、その酒がどういう状態のものかを確認してください。

季節の限定品も、通販ならではの魅力です。新酒の時期、夏向けの酒、熟成させたもの。季節ごとに変わる品ぞろえは、続けて見る楽しみになります。

送料の条件も見ます。何本からまとめると送料が下がるのか、地域によって差があるか。1本ずつ買うより、まとめたほうが総額が下がる場合があります。

商品の説明の書き方も見ておきます。味わいの傾向、合う料理、飲む温度。ここが丁寧な店は、選ぶときの判断材料をくれます。写真だけが並ぶ店だと、届いてからの当たり外れが大きくなります。

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保存と飲み方

買ったあとの扱いも、味に影響します。

光と温度を避けるのが基本です。日光や蛍光灯の光は、酒の状態を変えます。箱に入れたまま、暗い場所で保管してください。

瓶は立てて置きます。横に寝かせると、栓に触れる面が増えて風味が変わることがあります。

生酒は冷蔵が基本です。火入れをしたものは常温でも保管できる場合がありますが、夏場は冷暗所か冷蔵庫のほうが安心です。

開栓したあとは、空気に触れることで味が変わっていきます。数日から数週間で飲み切る前提で考え、変化そのものを楽しむ人もいます。

温度による違いも試してみてください。同じ酒を、冷やした状態と、常温と、少し温めた状態で飲み比べる。好みの温度が見つかると、選ぶ基準も定まります。

器によっても印象が変わります。口の広い器は香りが立ちやすく、細いものは香りが穏やかになります。手持ちの器で飲み比べてみるだけでも違いが分かります。

飲む量は、自分の体調と相談してください。無理に飲み切ろうとせず、少しずつ楽しむほうが長く続きます。

贈るときの選び方

日本酒は贈り物にも使われますが、いくつか気をつける点があります。

相手の好みを知らない場合は、飲みやすいものを選びます。香りが穏やかで、料理に合わせやすいものが無難です。

瓶の大きさも考えます。大きい瓶は保管の場所を取り、開けてから飲み切るのも大変です。少量の瓶を数本という形なら、飲み比べの楽しみもあります。

相手の住まいの事情も考えます。冷蔵庫に大きな瓶が入らない家庭もあります。飲み切りやすい大きさのほうが、結果として喜ばれることが多いものです。

名入れや化粧箱に対応した商品もあります。記念の贈り物にする場合は、手配に日数がかかるため、余裕をもって注文してください。

保存の条件は、必ず添えてください。冷蔵が必要なものを常温で置かれると、状態が変わってしまいます。ひとことメモを入れておくと親切です。

のしと配送の日時も確認します。相手が受け取れる日時を確認し、冷蔵での配送が必要な場合は特に日程を合わせます。

さくら酒店(日本酒の購入)のような通販では、贈答向けの包装に対応している場合があります。取り扱いと条件は変わることがあるため、注文の前に公式サイトで確認してください。

なお、相手が飲酒を控えている可能性もあります。体調や事情を知らない場合は、事前にひとこと確認するほうが安心です。

紙で包まれた贈答用の箱

よくある質問

初心者は何から試せばよいですか

飲みやすいと感じるものから始めてください。少量の飲み比べができる形なら、好みの傾向を確かめやすくなります。

定期便は途中でやめられますか

条件はサービスによって違います。解約と休止の手続きを、申し込む前に確認してください。

保存は冷蔵庫でよいですか

生酒は冷蔵が基本です。火入れをしたものも、夏場は冷暗所か冷蔵庫のほうが安心です。

開けてからどのくらいもちますか

種類と保存の状態によります。数日から数週間で飲み切る前提で考えてください。

贈答に向くのはどんなものですか

香りが穏やかで、料理に合わせやすいものが選びやすいでしょう。保存の条件を添えると親切です。

送料はどのくらいかかりますか

店舗と地域によって違います。まとめて買うと条件が変わる場合があるので、注文の画面で確認してください。

精米歩合が低いほど良い酒ですか

数値は造り方の違いを示すもので、良し悪しの順位ではありません。好みと料理との相性で選んでください。

まとめ

家で日本酒を楽しむときの要点は3つです。

香り・味の濃さ・温度帯で好みを言葉にすること。ラベルの表示から造り方の違いを読み取ること。そして、保存の条件を確認してから買うこと。

ワインの選び方は https://zero-press.net/columns/wine-nyumon-erabikata に、合わせる肴を取り寄せる場合は https://zero-press.net/columns/kaisan-otoriyose-tsuhan にまとめました。飲む量は控えめに、体調に合わせて楽しんでください。

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