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子どものオーディションと撮影会。申し込む前に読んでおくこと

子どもの写真をきれいに残したい。そう思って調べていると、無料の撮影会やオーディションの案内が出てきます。無料と書かれているほど、迷います。

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子どもの写真をきれいに残したい。そう思って調べていると、無料の撮影会やオーディションの案内が出てきます。無料と書かれているほど、迷います。

申し込むこと自体が悪いわけではありません。ただ、仕組みを知らないまま進むと、想定していなかった判断を当日に迫られることがあります。

この記事では、無料と書かれる理由、応募の前に確認する項目、写真とデータの扱い、審査がある形の進み方、その場で契約しないという原則、そして子ども本人の様子を優先する考え方を整理します。

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無料と書かれている理由を考える

まず、費用の流れを考えてください。

撮影にはカメラマンの時間がかかります。会場も要ります。それでも参加する側が払わないなら、費用は別のところから出ています。

考えられるのは三つです。協賛する企業が負担している場合、撮影の後に販売する商品で回収する場合、そして事業の宣伝として行っている場合。

どれも仕組みとしては普通のことです。問題になるのは、その前提を知らずに「完全に無料」と受け取ってしまう場合です。

だから、案内の中に費用に関する記載があるかを探してください。当日に案内がある、別途の費用がかかる場合がある、といった一文が入っていることがあります。

書かれていない場合は、申し込む前に問い合わせて聞いてください。聞いたこと自体が記録になります。

ベストキッズオーディション2022エントリー受付中は、子どもを対象としたオーディションです。応募そのものは無料と案内されており、賞や協賛の企業についても示されています。詳しい内容と条件は公式サイトで確認してください。

応募の前に確認する項目

次に、具体的に見る項目を挙げます。

一つ目は、対象の年齢です。上限と下限が定められています。きょうだいで応募したい場合、それぞれ確認が要ります。

二つ目は、開催の地域と日程です。会場まで行く手段と時間を、子どもの生活のリズムに当てはめてください。

三つ目は、当日の所要時間です。待ち時間が長いと、子どもが持ちません。何時間かかるのかを先に聞いてください。

四つ目は、同伴できる人数です。下の子を連れて行けるかどうかで、参加の可否が変わることがあります。

五つ目は、持ち物と服装です。指定がある場合、その用意に費用がかかります。

六つ目は、キャンセルの扱いです。子どもは体調を崩します。前日や当日に連絡した場合どうなるかを確認しておいてください。

七つ目は、当日の連絡先です。会場で迷ったとき、遅れそうなときに連絡できる番号を控えておいてください。

応募の画面で入力する情報も見ておきます。名前、生年月日、連絡先。どこまで求められるか、その情報が何に使われるかは規約に書かれています。

三脚に載せたカメラ

写真とデータの扱い

ここは特に読んでおいてほしい部分です。

撮った写真がどこで使われるのか。手元にデータをもらえるのか。もらえる場合、何枚か。

そして、事業者側が広告や実績として使う場合があります。その範囲がどこまでなのかを、応募の規約で確認してください。

確認したい点を挙げます。掲載される媒体はどこか。期間は決まっているか。名前や年齢が一緒に出るのか。後から取り下げを頼めるか。

子どもの写真は、本人が判断できない年齢のうちに公開されるものです。だから、保護者が範囲を把握しておく必要があります。

もらえるデータについても確認してください。全部もらえるのか、選んだ数枚だけか。追加で欲しい場合に費用がかかるのかどうか。

こうした撮影会では、撮影のあとに写真の販売や、他の案内がある場合があります。断ってよいものだと理解しておいてください。

会場の様子を先に知りたい場合、過去の開催の様子が公開されていることがあります。読んでおくと想像がつきます。

他の参加者が一緒に写る場合もあります。自分の子どもだけを切り取れるとは限らないため、その点も想定しておいてください。

写真を親族に配る予定があるなら、配ってよい範囲かどうかも確認します。もらったデータの扱いに条件が付くことがあります。

審査がある形の進み方

オーディションの形では、段階があります。

書類や写真での審査、その次の審査、最終の審査。段階ごとに、求められることが増えていきます。

Famm(家族向けの無料撮影会)は、家族向けに行われている無料の撮影会です。撮影に加えて、子育てに関する相談の場が組み合わされていると案内されています。参加の条件と開催の地域は公式サイトで確認してください。

進んだ場合に何を求められるかを、先に調べておいてください。交通費、衣装、レッスンの費用。ここで初めて費用が出てくる形もあります。

活動が決まった場合の内容も確認します。期間はどのくらいか、どういう場に出るのか、学校や園との両立はどうなるか。

付き添いが必要かどうかも大きな点です。平日の日中に呼ばれる場合、保護者の仕事との調整が要ります。

報酬が発生するのかどうかも聞いておいてください。無報酬の場合、交通費などをどちらが負担するのかを確認します。

アルバムに並んだ写真

そして、通らなかった場合のことも考えておいてください。子どもに「落ちた」と伝わる形にすると、意味が変わってしまいます。

応募すること自体を楽しむ、という位置づけにしておくと、結果に関わらず良い経験になります。

なお、合格や仕事につながるかどうかは、誰にも約束できません。示されている実績は、そういう例があったという事実として読んでください。

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その場で契約しない

当日に費用の説明を受けた場合の話です。

その場で決めないでください。書面をもらって持ち帰り、家で読んでから判断すれば足ります。

確認する項目を挙げます。総額はいくらか。分割の場合、支払いの回数と手数料はどうなるか。いつまでの契約か。途中でやめる場合はどうなるか。

書面をもらえない、その場でしか申し込めないと言われる場合は、いったん止まってください。

契約の内容によっては、一定の期間内であれば申し込みを撤回できる制度が適用される場合があります。適用されるかどうかは契約の形によるため、書面の記載を確認してください。

判断に迷う場合、困った場合は、消費生活センターに相談できます。全国共通の電話番号があり、住んでいる地域の窓口につながります。

家族と相談する時間を取ってください。その場に一人でいると、断りにくくなります。

言われた内容はその場でメモしてください。金額、期間、担当した人の名前。あとから相談するときに、記録があるかどうかで話が変わります。

子ども本人の様子を優先する

最後に、一番大切な部分です。

子どもが楽しんでいるかどうかを見てください。嫌がっている、疲れている、緊張して固まっている。そうした様子があるなら、途中でやめて構いません。

大人の期待で続けさせないでください。写真も活動も、本人にとって良い経験である間だけ意味があります。

家に帰ってから、どうだったかを聞いてみてください。その場では言えなかったことが出てくることがあります。

当日は、食事と睡眠の時間を崩さない範囲で予定を組んでください。待ち時間が長い日は、それだけで負担になります。

そして、写真は日常でも残せます。特別な機会だけが記録ではありません。

年に一度、同じ場所で撮るという方法もあります。背丈の変化が分かりやすく、準備も要りません。手元の機器で撮ったものでも、まとめて形にすれば十分に残ります。

家で撮った写真を形にして残す方法は、https://zero-press.net/columns/shucchou-satsuei-family でも触れています。

子どもの持ち物や用品の選び方は、https://zero-press.net/columns/kosodate-baby-youhin で整理しています。

よくある質問

本当に無料ですか

応募や撮影が無料でも、その後に費用の案内がある場合があります。案内の記載を確認し、書かれていなければ問い合わせてください。

対象の年齢はありますか

定められています。上限と下限があるため、応募の前に確認してください。

地域は限られますか

開催の地域が決まっている場合があります。会場までの移動の時間も含めて考えてください。

写真はもらえますか

もらえる形もあります。枚数と、追加で欲しい場合の扱いを確認してください。

断ってもよいのですか

構いません。参加したからといって、契約する義務はありません。

子どもが嫌がったらどうすればよいですか

やめて構いません。本人の様子を優先してください。

合格すると仕事になりますか

そうとは限りません。結果は約束されたものではないため、期待を前提に進めないでください。

まとめ

三点にまとめます。

一つ目は、無料の仕組みを知ること。費用がどこから出ているかを考えると、当日の話が読めます。

二つ目は、写真の使われ方を読むこと。子どもの写真は、本人が判断できないうちに公開されます。

三つ目は、その場で決めないこと。持ち帰って家族と読んでから判断してください。

応募すること自体は自由です。前提を知ったうえで、家族で決めてください。

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