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ホームページを制作会社に頼むとき。決めておくことと見積もりの読み方

ホームページを作り直したい。そう思って制作会社を探し始めると、料金の幅の広さに戸惑います。十数万円のものから数百万円のものまで、同じ「ホームページ制作」という言葉で並んでいます。

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ホームページを作り直したい。そう思って制作会社を探し始めると、料金の幅の広さに戸惑います。十数万円のものから数百万円のものまで、同じ「ホームページ制作」という言葉で並んでいます。

金額がこれだけ違うのは、含まれている作業の範囲が違うからです。何をどこまで頼むのかが決まっていないと、出てきた見積もりを比べる基準そのものがありません。

この記事では、頼む前に自分の側で決めておくこと、見積もりのどこを読むか、公開したあとに誰が何をするのかまでを順に整理します。

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頼む前に決める4つ

打ち合わせの前に、次の4つを自分の言葉で決めておきます。ここが決まっていれば、その後の話は早く進みます。

ひとつ目は、サイトの目的です。問い合わせを増やしたいのか、採用の応募を受けたいのか、すでに知っている人に営業時間や場所を伝えられればよいのか。目的が違えば、必要なページも見せ方も変わります。

ふたつ目は、載せるページです。会社案内、サービスの説明、料金、事例、問い合わせ。紙に書き出してみると、思っていたより多い、あるいは意外と少ないことに気づきます。ページ数は見積もりの土台になる数字です。

3つ目は、原稿と写真を誰が用意するかです。文章を制作会社に任せるのか、自分で書くのか。撮影を頼むのか、手持ちの写真を使うのか。ここは金額が大きく動くところです。

4つ目は、公開したい時期です。展示会や開店に合わせたいなら、逆算して余裕のある日程を伝えます。急ぐほど、対応できる会社は少なくなります。

この4つが曖昧なまま何社かに声をかけると、各社がそれぞれの前提で見積もりを作ります。結果として、比べようのない書類が手元に並びます。

見積もりで見る項目

見積書は合計額だけを見ないようにします。同じ金額でも、中身がまったく違うことがあります。

見るのは内訳です。デザインの制作費、ページ単価とページ数、原稿の執筆、写真の撮影、スマートフォン表示への対応、問い合わせフォームの設置、そして公開後の保守や管理費。この並びで各社の書類を横に置くと、抜けている項目が見えてきます。

安く見える見積もりは、原稿と写真を発注側が用意する前提になっていることがあります。逆に高く見えるものには、撮影や取材が含まれている場合があります。どちらが良いという話ではなく、自分でどこまで用意できるかの問題です。

月々の管理費が何を含むのかも確認します。ドメインとサーバーの費用、データのバックアップ、月何回までの更新作業。ここまで含めた形で提供している会社もあり、たとえばPACKPLAN(ホームページ制作の申し込み)のようなパック型の申し込みなら、初期の負担を抑えつつ後からページを増やす進め方ができます。

見積もりの有効期限と、追加が発生する条件も聞いておきます。「ページを1枚足したらいくらか」「公開後の文言修正は何回まで無料か」。この2つを聞くだけで、運用の想像がつきます。

なお、制作費の相場をひとつの数字で語ることはできません。ページ数、原稿の有無、撮影の要否で変わるためです。金額そのものより、内訳で比べてください。

打ち合わせ用に机に広げたサイトの構成メモ

作り切りと月額型の違い

支払いの形には、大きく分けて2つあります。

ひとつは、制作費をまとめて払い、あとは自分たちで使い続ける形です。作ったものは手元に残り、更新も自由にできます。初期の出費は大きくなります。

もうひとつは、月額を払い続けることで制作と運用をまとめて任せる形です。初期費用が抑えられ、サーバーやドメインの契約も含まれていることがあります。月額3,300円ほどから始められるサービスもあり、ページ数によってプランが分かれているのが一般的です。

判断が分かれるのは、途中でやめたときの扱いです。月額型では、契約を終えるとサイトが見られなくなる場合があります。作った内容を持ち出せるのか、独自ドメインを別のところへ移せるのか。この2点は契約前に聞いておきます。

長く使う前提なら、支払総額はいずれ逆転します。3年、5年と使う想定で、両方の形を計算してみると比べやすくなります。

どちらの形でも、料金やプランの内容は変わることがあります。検討する時点の条件は、リンク先の公式サイトで確認してください。

原稿と写真の準備

外に頼んでも、事業者にしか書けない部分は残ります。何を扱っているか、どんな人が来るのか、他とどう違うのか。ここを制作会社が想像で書くと、当たり障りのない文章になります。

用意しておくと進みが早いのは、会社の基本情報、取り扱いの一覧、料金の考え方、よく聞かれる質問、過去の実績です。箇条書きの走り書きで構いません。整える作業は任せられます。

写真は、権利の確認が要ります。素材サイトから拾った画像を渡す場合はライセンスの範囲を確かめ、人が写っている写真は本人の了解を取ります。店舗の写真に他のお客さんが写り込んでいないかも見ておきます。

ロゴはデータの形式を確認します。印刷物用のデータしか手元にない、あるいは制作時のデータが見当たらない、という相談は珍しくありません。作った会社に問い合わせるところから始まることもあります。

手持ちの素材が足りないときは、撮影を含めて見積もってもらいます。写真の質はサイトの印象を大きく左右する部分です。

原稿を自分で書く場合は、締め切りを制作の日程に組み込んでもらいます。実務の合間に書く作業は後回しになりやすく、原稿待ちで公開が遅れるのはよくある展開です。1ページずつ渡していく進め方にすると、止まりにくくなります。

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公開後に誰が更新するか

サイトは公開してからのほうが長く付き合います。誰がどこを直せるのかを、契約の段階で決めておきます。

自分で直せる形にしておくと、営業時間の変更やお知らせの追加をその日のうちに反映できます。編集画面から更新できる仕組みで作ってもらい、公開前に操作を教わっておくと安心です。STEP UP(成長)するから「集客」に繋がる。 集客効果を最大化させるホームページを制作します!のように自社更新を前提に設計するサービスもあります。ただし、こうした場合でも定期的なサポートは別契約になることがあるため、範囲を確認しておきます。

更新を頼む場合は、費用と受付の方法を決めます。1回いくらなのか、月額に何回分含まれるのか、依頼から反映まで何日かかるのか。急ぎの修正が発生したときの窓口も聞いておきます。

そして、契約の名義です。ドメインとサーバーは、できるだけ自社の名義で契約します。制作会社の名義のままだと、乗り換えるときや連絡が取れなくなったときに、サイトごと動かせなくなります。すでに他人名義になっているなら、移管できるかを確認してください。

管理画面へのログイン情報も、公開時に受け取って自社で保管します。担当者が変わったときに引き継げるよう、保管場所を決めておきます。

店舗でノートパソコンを開いて作業する人

制作会社の選び方

実績は、掲載されている一覧を眺めるだけでなく、実際のサイトを開いて確認します。スマートフォンで見たときの表示、読み込みの速さ、問い合わせフォームの使い勝手。自分が客の立場で触ってみると分かることがあります。

得意な業種があるかも見ておきます。同じ規模、同じ業種の制作経験があると、説明の手間が減ります。ただし同業他社の担当と重なる場合は、扱う情報の範囲を確認しておきます。

返信の速さと説明の分かりやすさは、そのまま制作中のやり取りの質になります。専門用語をかみ砕いて説明してくれるか、こちらの質問に答えているか。最初の数回のメールで判断できます。

契約書を交わすかどうかも確認します。作業範囲、納期、支払い条件、公開後の権利の扱い。口約束のまま進めると、認識の違いが後から表面化します。

集客の成果を約束する会社には慎重になったほうがよいでしょう。検索からの流入は、サイトの作り以外の要素にも左右されます。何をどこまでやるのかを具体的に説明できるかどうかで見ます。

よくある質問

制作費はいくらくらいですか

ページ数、原稿と写真の準備、機能によって変わるため、ひとつの数字では答えられません。同じ条件を書いた依頼書を作り、複数社から見積もりを取ると比べられます。

短い納期でも作れますか

ページ数を絞り、原稿と写真を発注側で用意できるなら短縮できます。ただし確認の回数も減るため、公開後の修正を見込んでおきます。

今のサイトから内容を移せますか

多くの場合は移せますが、システムが古いと手作業になります。現在の管理画面にログインできるか、データを書き出せるかを先に確認します。

写真は撮ってもらえますか

撮影に対応する会社もあります。カット数と使用範囲、追加撮影の費用を見積もりに入れてもらいます。

解約したらサイトはどうなりますか

作り切りで納品を受けている場合は手元に残ります。月額型は契約終了とともに公開が止まることがあるため、事前の確認が要ります。

更新は自分でできますか

編集画面から更新できる形で作ってもらえば可能です。どこまで触ってよいかの線引きを、公開時に教わっておきます。

補助金は使えますか

制度は年度や地域で変わります。商工会議所や自治体の窓口で、対象になるかを直接確かめるのが早道です。

まとめ

制作会社に頼むときの準備は、3つに絞れます。

目的と載せるページを先に決めること。見積もりは合計額ではなく内訳で比べること。そして、ドメインとサーバーの名義を自社にし、公開後の更新を誰がやるかを決めておくこと。

この3点が固まっていれば、どの会社に頼んでも大きく外れることはありません。逆に、ここが決まらないまま進めると、金額の比較も公開後の運用も後手に回ります。

自分で作る道を検討するなら、進め方とつまずきやすい点を https://zero-press.net/columns/nocode-site-jisaku にまとめています。サイトと合わせてロゴを整えたい場合は https://zero-press.net/columns/kaisha-logo-tsukurikata も参考にしてください。

新しいサイトを公開したら、その事実をプレスリリースとして出す方法もあります。当サイトの配信は無料で使えるので、告知の手段のひとつとして検討してみてください。

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