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補正下着・着圧インナーの使い方。選ぶ基準と体に負担をかけない着方

服の下に着るだけで見た目の印象が整うという商品は、以前から売られています。近年は素材や縫製の工夫が進み、締めつけの少ないものも増えました。

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服の下に着るだけで見た目の印象が整うという商品は、以前から売られています。近年は素材や縫製の工夫が進み、締めつけの少ないものも増えました。

ただ、こうした商品については期待の持ち方に注意が要ります。何ができて何ができないのかを整理したうえで、寸法の選び方と着る時間の考え方を見ていきましょう。

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補正下着に期待できること・できないこと

まず押さえておきたいのは、これらが衣類だということです。

着ている間、生地の張力によって体の線が服の上から見えにくくなったり、なだらかに見えたりします。これが本来の役割です。着るのをやめれば、その見え方は元に戻ります。

つまり、着ることで体そのものが変わるわけではありません。骨格や体組成に働きかけるものではなく、そうした効果をうたう説明があったとしても、衣類にできることの範囲を超えています。

商品によっては、姿勢や体の部位に関する表現を用いた宣伝が見られることもあります。こうした表現に接したときは、それが衣類としての着用中の見え方の話なのか、それ以上のことを言っているのかを区別して読んでください。

体そのものの状態を変えたい場合は、生活習慣の見直しや、必要に応じて専門家への相談が現実的な方法になります。衣類はその代わりにはなりません。

この前提を共有したうえで、選び方の話に進みます。

種類と構造の違い

補正を目的とした衣類には、いくつかの形があります。

上半身を覆う形のものは、胸まわりから腰にかけて生地が続いています。服を着たときの線をなだらかに見せる目的で作られており、下着と一体になっている商品もあります。

腰から脚にかけて履く形のものもあります。腰まわりを覆う範囲が広く、生地の張力で全体の線を整えます。丈の長さによって覆う範囲が変わります。

上下がつながった形のものは、覆う範囲が最も広くなります。着脱に手間がかかる一方、境目が出にくいという特徴があります。

下半身だけを覆う短い形のものもあります。手軽に着けられ、日常で使いやすい形です。

どの形を選ぶかは、どの範囲を整えたいかと、着脱の手間をどう考えるかによります。範囲が広いほど見え方への影響は出やすい一方、着ている間の負担も大きくなります。

生地の作りにも違いがあります。部分ごとに編み方を変えて、締める強さに差をつけた商品もあります。全体を一様に締めるより、体への負担が分散されるという考え方です。

着る服との相性も考えておきましょう。薄手の服を着る日は、境目が出にくい形が向いています。縫い目の少ない作りや、裾の始末が平らな商品なら、上から見えにくくなります。

季節による使い分けもあります。夏場は生地が重なるぶん暑く感じられるため、通気を意識した素材の商品が売られています。冷たさを感じる加工を施した商品もあり、着ける時期に合わせて選べます。

サイズ選びが最重要である理由

この種の衣類では、寸法選びが何より重要です。

小さい寸法を選べばよく効くと考えるのは誤りです。締めつけが強すぎると、血流や呼吸に影響することがあります。長時間着ける場合は特に、体への負担になります。

しかも、きつすぎる商品は生地が食い込み、かえって服の上から線が出てしまうことがあります。目的からも外れるということです。

寸法は、実際の数値で選びます。腰まわり、胴回り、必要に応じて上半身の数値。商品ページに記載された対応範囲と照らし合わせてください。

特許機能で苦しくないのにしっかりボディメイク!ラクラク補正下着 のような商品では、体型の変化にも対応できるよう立体的な裁断を採用し、一日着けても窮屈になりにくいことを掲げているものもあります。窮屈さを感じにくい作りかどうかは、選ぶときの判断材料になります。

迷ったときは、大きいほうを選んでください。ゆるくて効果を感じにくいのと、きつくて体に負担がかかるのとでは、避けるべきは後者です。

着用時間と体調への配慮

着ける時間についても、考えておく必要があります。

長時間の締めつけは、体に負担をかけます。一日中着け続けるより、必要な場面だけ着けるという使い方のほうが無理がありません。

締めつけによって、しびれや痛みを感じることがあります。そうした症状が出た場合は、すぐに着用をやめてください。慣れの問題として続けるべきものではありません。

体調がすぐれないときは、着けないほうがよいでしょう。食後や、気温の高い時期も、負担を感じやすい条件です。

たたまれたインナー

妊娠中の人や、持病がある人、治療を受けている人は、使用の前に医師に相談してください。体の状態によっては、締めつけが望ましくない場合があります。

就寝時の着用については、日中用の商品をそのまま着けたまま眠ることは勧められません。夜用として作られた商品もあるため、その場合は商品の案内に従ってください。

跡が長く残る、外したあとに違和感があるといった状態が続くなら、寸法か着け方を見直す時期です。

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手入れと買い替え

この種の衣類は、消耗品として考えるのが現実的です。

生地には伸縮する繊維が使われており、着用と洗濯を重ねるうちに弾力が落ちていきます。着けたときにゆるく感じるようになったら、買い替えの目安です。

洗い方は、表示を確認してください。手洗いを推奨している商品もあります。洗濯機を使う場合は、洗濯用の袋に入れると傷みを抑えられます。

洗濯物を干す様子

乾かすときは、直射日光を避けます。高温の乾燥機も、伸縮する繊維を傷める原因になります。

柔軟剤の使用については、商品によって扱いが違います。生地の性質に影響することがあるため、表示を確認しましょう。

複数枚を回して使えば、一枚あたりの負担が減ります。毎日着けるなら、洗い替えを用意しておくと持ちが変わります。着けたあとに一日休ませることで、繊維が元の形に戻る時間を確保できます。

しまい方も状態に関わります。強く折りたたんだり、重い物の下に置いたりすると、生地に癖がつくことがあります。丸めて収納するか、引き出しに平らに置くとよいでしょう。

なお、生地が薄くなってきた、縫い目がほつれてきたといった状態も買い替えの合図です。傷んだ状態で使い続けると、部分的に強く食い込むことがあります。

製品を選ぶときの確認事項

購入前に見ておきたい項目があります。

まず、対応する寸法の範囲です。自分の数値が範囲に収まっているかを確認します。範囲の端に近い場合は、着け心地について問い合わせるという方法もあります。

次に、素材と締めつけの程度です。締めつけが強いほどよいわけではないため、日常で着けるなら負担の少ない作りを選びましょう。

返品や交換の条件も確認します。衛生に関わる商品のため、開封後の返品を受け付けていない店がほとんどです。寸法を確認してから注文してください。

製造元が直接販売している商品もあります。【タムラのやさしい補正下着】 のような直販では、寸法の相談窓口が用意されていることもあり、初めて買う場合の不安を減らせます。少ない寸法展開で幅広い体型に対応する設計を掲げている商品もあります。

価格や在庫の状況は変わるため、注文前に販売元のページで最新の情報を確認してください。

よくある質問

寝るときも着けてよいですか。日中用の商品をそのまま着けたまま眠ることは勧められません。夜用の商品があれば、その案内に従ってください。

寸法の交換はできますか。衛生に関わる商品のため、受け付けていない店が多いものです。注文前に条件を確認してください。

妊娠中でも使えますか。体の状態によります。使用の前に医師に相談してください。

着けるのをやめたら元に戻りますか。着用中の見え方を整える衣類なので、外せば元の状態に戻ります。

きつく感じるのですが慣れますか。しびれや痛みがある場合は、慣れの問題ではありません。使用をやめて、寸法を見直してください。

どのくらいで買い替えますか。伸縮する繊維の弾力が落ちたときが目安です。着用と洗濯の回数によって時期は変わります。

一日中着けても大丈夫ですか。長時間の締めつけは負担になります。必要な場面だけ着けるという使い方が無理のない方法です。

運動するときに着けてもよいですか。運動用に作られた商品でなければ、動きを妨げることがあります。用途に合った商品を選んでください。

上に着る服が限られませんか。境目が出にくい作りの商品を選ぶと、薄手の服にも合わせやすくなります。

まとめ

補正を目的とした衣類は、寸法・着ける時間・手入れという三点を守ることが基本です。実際の数値で寸法を選び、必要な場面に絞って着け、表示に従って洗う。この三つで、無理なく使えます。

そして、これらは着ている間の見え方を整える衣類であり、体そのものを変えるものではありません。しびれや痛みがあれば使用をやめ、妊娠中や持病がある場合は医師に相談してください。着圧のある脚部の商品については https://zero-press.net/columns/chakuatsu-leggings-stocking に、日常の下着の選び方は https://zero-press.net/columns/inner-shitagi-erabikata にまとめています。

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