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音の「なぜ」が読める無料シンセ「KAGARIBI」配信開始16種類の音律、AUv3、MPE・MIDI 2.0にも対応

Code and DESIGN, Inc.は2026年8月26日、iPhone・iPad向けシンセサイザーアプリ「KAGARIBI(カガリビ)」の配信を開始しました。KAGARIBIは、単に音を作るだけではなく、現在鳴っている音が「なぜそのように聞こえるのか」を、実際のパラメーター値と文章で確認できる「SOUND ANATOMY(音の解剖)」機能を備えたシンセサイザーです。16種類の音律、Scalaファイルの読み込み、AUv3、MPE、MIDI 2.0、最大32音のポリフォニーなど、本格的な音楽制作・演奏に対応する機能を搭載。アプリは完全無料で、アプリ内課金・広告・アカウント登録もありません。

出典: 株式会社Code and DESIGN

株式会社Code and DESIGNがValuePressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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Code and DESIGN, Inc.は本日2026年8月26日、iPhone・iPad向けの無料シンセサイザーアプリ「KAGARIBI」をリリースしました。

KAGARIBIが目指したのは、「良い音が鳴った」で終わらないシンセサイザーです。

シンセサイザーでは、プリセットを選べば完成度の高い音をすぐに鳴らせる一方、その音がどのような仕組みで作られているのかを理解するには、オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFO、モジュレーションなどについて個別に学ぶ必要があります。

KAGARIBIでは、音を鳴らすことと、音の仕組みを理解することを同じ楽器の中でつなぐことをコンセプトとしました。

鳴っている音を、その場で「解剖」

KAGARIBIの特徴のひとつが「SOUND ANATOMY(音の解剖)」です。

プリセットを鳴らした状態で「解剖」を開くと、「Unison ×3」「デチューン12セント」「Filter env +30%」「LADDER / 317Hz」といった実際の設定値とともに、それぞれのパラメーターが音にどのような変化を与えているのかを文章で確認できます。

波形やノブの位置だけを見て推測するのではなく、「この音が厚いのはなぜか」「アタックにこの輪郭が生まれるのはなぜか」まで読みながら理解できる設計です。

プリセットを完成した音として使うだけでなく、音作りを学ぶための教材として分解していくことができます。

純正律から日本の音階、微分音まで16種類の音律を内蔵

KAGARIBIは、一般的な12平均律だけでなく、さまざまな音律を楽器本体に内蔵しています。

純正律、ピタゴラス音律、中全音律、ヴェルクマイスターIII、キルンベルガーIIIに加え、都節音階、律音階、民謡音階、琉球音階、陰旋音階などの日本由来の音階にも対応。

さらに19平均律、24平均律、31平均律、倍音音階、オクターブを前提としないボーレン・ピアースなど、微分音・非標準音律を使った音楽制作にも対応します。

Scala形式の「.scl」「.kbm」ファイルを読み込むこともできます。

音律情報はプリセットとともに保存されるため、作成した音を別の環境で開いた際にも同じ音程体系を再現できます。

AUv3対応。iPhone・iPad単体でも、DAWの中でも使える

KAGARIBIにはAUv3インストゥルメントを同梱しています。

単体のシンセサイザーとして演奏・音作りができるだけでなく、Logic Pro、GarageBand、AUMなどのAUv3対応DAW・ホストアプリから音源として使用できます。

AUv3では96個のパラメーターをオートメーション可能。スタンドアロン版とAUv3版で同じサウンドエンジンとプリセットライブラリを共有するため、アプリで作った音をそのままDAWで利用できます。

MIDIコントローラーの設定を「毎回やり直さない」

USB / Bluetooth MIDIに加え、MPEおよびMIDI 2.0(UMP)にも対応しています。

MIDI Learnで設定したコントローラーの割り当ては端末内に保持され、プリセットを変更したりアプリを再起動したりしても維持されます。

プリセット変更後に物理ノブとパラメーター値が異なる場合には、ノブが現在値に追いつくまで値を変更しない方式を採用。演奏中にパラメーターが突然ジャンプすることを防ぎます。

対応コントローラーには値を送り返すこともでき、LEDリングやモーターフェーダーなどのフィードバックにも対応します。

最大32音。端末負荷に応じて同時発音数を自動調整

KAGARIBIの最大同時発音数は32音です。

リアルタイム演奏時には、単純なCPU使用率ではなく、安定して追加発音できる余裕を判断しながら同時発音数を自動調整します。

端末負荷が高まった場合には発音上限を下げ、余裕が戻れば再び増やすことで、iPhone・iPad上での安定した演奏を目指します。

オーディオを書き出す際にはリアルタイム演奏とは異なり、最大のポリフォニーとオーバーサンプリングを使用し、48kHz / 24bit WAVとして出力できます。

本格的なシンセサイザーエンジンを無料で提供

音源部には、アナログ系5波形と6種類の帯域制限ウェーブテーブルを搭載。

ウェーブテーブルモーフィング、位相ベンド、ウェーブフォールド、最大7ボイスのユニゾン、FM、リングモジュレーション、ハードシンク、サブオシレーター、ノイズなどに対応しています。

フィルターはLP24 / LP12 / HP / BP / NOTCHに加え、非線形ラダーフィルターを搭載。

3つのエンベロープ、2つのLFO、8スロットのモジュレーションマトリクス、4つのマクロを備えています。

エフェクトには、ドライブ、トーン、フェイザー、コーラス、ディレイ、リバーブ、コンプレッサー、リミッターを搭載しています。

「楽器」と「学ぶ場所」の距離を縮める

KAGARIBIは、シンセサイザーを単なる「音を出す道具」としてではなく、触って、聴いて、その理由まで理解できる楽器として設計しました。

音作りを始めたばかりのユーザーには、プリセットを教材として読み解く入口を。

経験のあるミュージシャンやサウンドデザイナーには、AUv3、MPE、MIDI 2.0、マイクロチューニングなどを利用できる実用的な制作・演奏環境を提供します。

「HEAR · EDIT · UNDERSTAND(聴く・編集する・理解する)」をコンセプトに、音を作ることと音を理解することの距離を縮める、新しいiOSシンセサイザーを目指します。

アプリ概要

アプリ名: KAGARIBI(カガリビ)
配信開始日: 2026年8月26日
対応端末: iPhone / iPad
対応言語: 日本語 / 英語
価格: 無料
アプリ内課金: なし
広告: なし
アカウント登録: 不要
プラグイン: AUv3対応
MIDI: USB / BLE MIDI、MPE、MIDI 2.0(UMP)対応
音律: 16種類内蔵、Scala .scl / .kbm読み込み対応
開発・提供: Code and DESIGN, Inc.

KAGARIBI 公式サイト : https://utaverse.tokyo/kagaribi.html



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配信元
株式会社Code and DESIGN(Zero Press 掲載 21 本)
配信サイト
ValuePress
カテゴリ
技術・開発
直近 7 日の配信
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