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受注/工程計画AI|熟練者の判断基準と現場の定性情報で、引合の受注判断から工程計画の組み替えまでを支援

受注/工程計画AI|熟練者の判断基準と現場の定性情報で、引合の受注判断から工程計画の組み替えまでを支援 株式会社renueのプレスリリース

出典: 株式会社renue

株式会社renueがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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株式会社renue(本社:東京都港区、代表取締役:山本 悠介)は、受注生産を行う製造業の生産管理部門に向けて、「受注/工程計画AI」の提供を開始します。

引合の段階で原価・見積・納期・受注可否を示し、受注した案件を工程計画に差し込む際の組み替えまでを支援する仕組みです。判断の基準には、renueが現場で聞き取った熟練者の判断の理由と、顧客や作業者の定性情報を使います。

「受注/工程計画AI」の概要

本サービスの概要

「受注/工程計画AI」は、受注判断と工程計画の組み替えを1つの流れで支援する仕組みです。対象は、切削・成形・組立などの受注生産を行う工場です。

1つ目の機能は、引合の受注判断です。似た過去案件と自社の判断基準から、原価の内訳、見積の目安、納期回答、受注可否を示します。

2つ目の機能は、工程計画の組み替えです。急な注文の差し込みや前工程の遅れが起きたとき、担当者は条件を文章で書くだけで組み替えを指示できます。

AIは、文章の指示を計画の制約に変換し、組み替えた理由を説明し、その後に必要なタスクを作ります。原価や納期、候補の計画の評価は、自社の基準とデータに沿って計算します。計算の根拠が画面に残るため、担当者が中身を確かめてから判断できます。

組み替えに使うデータは、基幹システム(ERP/MES)、顧客管理システム(CRM)、人事システム(HRM)から読み込みます。組み替えた工程計画はCSVで基幹システムへ戻し、既存の運用に組み込みます。

連携ワークフローのイメージ

導入の進め方

導入時は、renueの担当者が現場に入って聞き取りを行います。熟練者には、過去の引合を受けた理由と見送った理由を聞きます。

生産管理の担当者には、作業が早く進む人の組み合わせを聞きます。営業には、納期をずらせる顧客と、ずらせない顧客を聞きます。

あわせて、工程ごとの実績時間も聞き取り、基幹システムのデータを補います。集めた判断の理由と条件は、出典を付けて判断基準として整理します。受注判断から工程計画の組み替えまでの流れを、3か月で現場に合わせて構築します。

現場ヒアリングで集める情報(イメージ)

背景と目的

受注生産の工場では、引合への回答と工程計画の調整が日々発生します。どちらも、熟練者や生産管理の担当者の経験に頼る場面が多い業務です。

その経験を持つ人材は減っています。総務省「労働力調査」によると、製造業の就業者数は2025年に約1,033万人で、2023年から2年で約22万人減りました。

労働政策研究・研修機構(JILPT)が2026年5月に公表した調査では、技能継承が「うまくいっている」と答えた企業は1.9%にとどまります。将来の技能継承に不安を感じる企業は85.5%です。

受注判断や工程計画の判断基準も、熟練者の頭の中にしかありません。「この客は検査成績書が多い」「この加工は2名しかできない」といった判断の理由は、図面にも基幹システムにも残っていません。

本サービスは、こうした判断の理由を現場で聞き取って基準にし、担当者が交代しても同じ根拠で、受注判断と工程計画の組み替えを速く回せるよう開発しました。

従来の課題

受注判断の根拠が、熟練者の頭の中にしかない

引合を受けるかどうかは、原価・納期・工場の負荷を見て決めます。実際には、顧客ごとの手間や過去の失注の理由など、数字にない判断が加わります。

その判断の理由は、多くの場合、熟練者の頭の中にしかありません。担当者が代わると、同じ引合でも見積や納期回答の考え方が変わります。

見積の根拠が残らないため、失注した理由を後から振り返ることも難しくなります。価格で負けたのか、納期で負けたのかが分からず、次の見積に生かせません。

工場の負荷を見ずに納期を答えると、受けた後で特定の工程があふれます。逆に慎重になりすぎると、受けられた案件を見送ることになります。

差し込みと遅れが重なると、組み替えが属人化する

工程計画は、急な注文の差し込みと前工程の遅れで、たびたび崩れます。組み替えるには、空いている人とラインを探し、どの案件を後ろにずらすかを決める必要があります。

この判断には、基幹システムにない情報が要ります。納期の相談に応じてくれる顧客か、前回の遅れで強く抗議された顧客か、という情報です。作業者の資格や得意な製品、組み合わせの相性も関わります。

これらを知る担当者が組み替えを一手に担い、その担当者が不在だと計画が止まります。組み替えの案を複数作って比べる時間もなく、最初に思いついた案で進めることになりがちです。

組み替えた後の調整が、計画とつながらない

計画を組み替えても、作業は終わりません。納期を後ろにずらす顧客には了承を取り、動かさない顧客には事情を説明します。

社内の担当や前工程の協力会社にも、変更を伝える必要があります。この調整は計画とは別に、担当者の記憶とメールで進みます。誰がいつまでに何を伝えるかが曖昧になり、顧客の了承を得る前に納期を動かしてしまうこともあります。

なぜその案件を後ろにしたのかを営業や上長に説明する場面でも、根拠をその場で示しにくいのが現状です。

本サービスの特長

似た過去案件と熟練者の基準から、原価・見積・納期・受注可否を示す

引合を選んで「判断する」を押すと、似た過去案件の抽出、原価の積み上げ、負荷の山積み、納期回答・受注可否の判定までが順に進みます。

見積の目安は、似た過去案件の最終単価を起点にします。原価の内訳は材料費・加工費・段取り・外注に分けて示し、単価が古い外注などには「要確認」を付けて担当者に確認を促します。

納期回答・受注判定(イメージ)

納期回答は工程ごとの月別の負荷から決め、受注可否を「受ける」「条件つきで受ける」「見送る」の3段階で示します。

使った判断の基準は出典付きで一覧になり、担当者は補正の値を直して再計算できます。受けると決めた案件は、そのまま工程計画の組み替えへ進めます。

文章の指示を制約に変換し、顧客と人の情報で工程計画を組み替える

組み替えの指示は、「利益が最大になるように組み替えて。この顧客の納期は動かさない」のように文章で書きます。AIはこの文章を「目的」「固定」「許容」「禁止」などの制約に変換し、根拠が指示・CRM・人事のどれにあるかを表示します。

組み替えの指示と、解釈した制約のイメージ

候補の計画は、粗利、納期の遅れ、稼働率、作業者の得意分野と相性で評価します。前回の遅れで強く抗議された顧客の案件は、指示がなくても動かしません。組み替えた結果は、組み替え前後の稼働率とあわせてガントチャートで示します。

組み替え後の工程計画(ガントチャート)の画面(イメージ)

組み替えの理由を説明し、タスクとCSVで現場の運用につなげる

組み替えの前後を粗利・納期遵守・稼働率・超過時間で比べ、納期の打診や社内への連絡などのタスクを期限と根拠付きで作ります。

前後の比較、作成されたタスク、組み替えの根拠(イメージ)

担当者は組み替えの理由をAIに質問でき、根拠にない内容には「分かりません」と答えます。組み替えた工程計画はCSVで基幹システムへ戻すため、既存のシステムを置き換えずに導入できます。

想定される効果

引合への回答を、根拠付きで速く出せる

見積と納期回答の考え方が、担当者によらずそろいます。

・似た過去案件と判断基準をもとに、原価・見積・納期・受注可否を引合の段階で示せます

・工程ごとの負荷を見てから納期を答えるため、受けた後に特定の工程があふれる事態を防げます

・見送りや失注の理由が残り、次の引合の判断に生かせます

工程計画の組み替えを、担当者を選ばずに回せる

複数の候補を同じ物差しで比べてから、組み替えの案を選べます。

・差し込みや遅れが起きても、条件を文章で書くだけで組み替えの候補を比較できます

・顧客の納期変更への寛容度や作業者の相性が計画に反映され、特定の担当者への依存を減らせます

・架空の部品工場を題材にしたデモでは、稼働率の平均が84%から95%に上がり、粗利は2,160万円増えました

熟練者の判断を、組織の基準として残せる

熟練者が退職した後も、判断の理由が会社に残ります。

・現場で聞き取った判断の理由が、誰からいつ聞いたかの出典付きで基準として残ります

・担当者は補正の値を直して再計算でき、基準を自社で育てられます

・組み替えの理由をAIに聞けるため、若手の担当者が判断の筋道を学べます

デモの数値は、架空のデータで計算した一例です。実際の効果は、工場の工程構成やデータの状態によって変わります。

今後の展開

renueは本サービスを、受注生産を行う製造業の生産管理部門と経営層へ提供していきます。導入は熟練者・生産管理・営業への聞き取りから始め、受注判断から工程計画の組み替えまでを3か月で現場に合わせて構築します。

基幹システムの入れ替えは前提にせず、既存のERP/MESのデータを読み込み、組み替えた結果をCSVで戻す形から始めます。中期的には、引合の結果や組み替えの実績で判断基準を更新し続ける運用を支援し、業種ごとの基準の型を整えて立ち上げ期間を短縮します。

引合への回答や工程計画の組み替えが特定の担当者に集中している工場は、下記までお問い合わせください。対象の工程や現在のデータの状態をうかがい、進め方をご相談します。

株式会社renueについて

renue(リノイ)は、「人間が生み出す付加価値を増やす」をビジョンに、「まず自分たちで技術を実用し普及する」をミッションとして掲げるAIコンサルティング企業です。研究・自社開発、コンサルティング・受託開発、内製化支援の三つを軸に、企業のAI活用をスタートからゴールまで伴走支援しています。

会社概要

社名:株式会社renue(リノイ)

代表者:代表取締役 山本 悠介

本社:〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階

設立:2021年3月

URL:https://renue.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

株式会社renue 広報担当

https://renue.co.jp/contact

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配信元
株式会社renue(Zero Press 掲載 8 本)
配信サイト
PR TIMES
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