「ASONOHARA草原育成プロジェクト」が「生物多様性ネットゲイン認証」のトライアル認証第一号に認定(ニュースレター)
「ASONOHARA草原育成プロジェクト」が「生物多様性ネットゲイン認証」のトライアル認証第一号に認定(ニュースレター) 大和ハウス工業株式会社のプレスリリース
大和ハウス工業株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大友浩嗣)は、2026年10月23日、熊本県阿蘇市のリゾート住宅地「ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート」内の分譲街区「ASONOHARA(あそのはら)」およびその周辺エリアにおいて展開する、環境保全プロジェクト「ASONOHARA草原育成プロジェクト」が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が発行する「生物多様性ネットゲイン認証」において、トライアル認証第一号として認定されましたのでお知らせします。
●「ABINC生物多様性ネットゲイン認証」について
「ABINC生物多様性ネットゲイン認証」は、不動産開発による自然環境への影響を回避・低減するとともに、自然再興実施地における保全・再生活動を通じて、不動産開発前を上回る生物多様性の実現を評価する認証制度です。ミティゲーションヒエラルキー(※1)の考え方に基づき、開発地と自然再興実施地の関係性や生態系への貢献度、地域課題への対応、ステークホルダーとの連携など複数の観点から総合的に審査され、認証取得後も継続的な取り組みが求められます。
本認証は、国内で初めて開発による生態系への影響と自然再生による効果を一体的に評価する仕組みとして創設されたもので、企業によるネイチャーポジティブ(※2)の推進や地域の生物多様性保全への貢献が期待できます。

なお、本認証は現在制度創設段階にあり、ABINCの有識者会議において認証基準を満たすと認められた先行案件に対して「トライアル認証」が付与されています。当社は認証制度の検討段階から参画し、トライアル認証第一号に認定されました。今後は、追加資料の提出と本審査を経て、本認証の取得を目指していきます。
※1. 開発や事業活動が自然環境や生物多様性に与える悪影響を回避・低減するために守るべき基本原則のこと。
※2. 生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せること。
●ABINC事務局からの評価コメント
「ASONOHARA草原育成プロジェクト」は、ランドスケープアプローチの観点も含まれた上で草地の創出が完了しており、開発で生物多様性への貢献が消失する面積よりも自然再興実施地(代償地)で生物多様性を増進に寄与する面積の方が大きいというネットゲインが実現されている。また、計画段階から周辺住民や専門家等と連携していることや、阿蘇草原再生協議会に参加し情報共有を行っている、草地創出後に地域住民とモニタリングを行っているなど、ステークホルダーとの連携によって継続的に自然再興実施地の草原環境が確保される体制である点も評価された。
1.「ASONOHARA草原育成プロジェクト」の生物多様性への影響について
当社は、阿蘇地域の草原景観を次世代へ継承するため、2019年からオーナーさまや地域住民の皆さまと連携し、草原の保全・再生活動に取り組んできましたが、その効果を科学的に検証するため、生物多様性評価および将来シナリオ分析(※3)を実施しました。分析では、1992年から2025年にかけた生物多様性の変遷と、将来における管理方法による自然環境への影響を可視化しました。
一方で、草原の管理を継続するだけでなく、シカ・イノシシなどによる食害や外来種の対策を組み合わせることが、生物多様性の維持・向上に影響することが確認できました。適切に保全管理した場合には、不動産開発によって自然に与えたマイナスの影響を、保全・再生活動によるプラスの効果が上回っている状態「ネットポジティブ」を実現できる可能性も確認できました。
今後も、当社は継続的なモニタリングと保全活動を通じて、阿蘇の貴重な自然環境の保全・再生に取り組み、生物多様性の向上に貢献します。
※3. 「将来どのような管理を行うか」によって、生物多様性がどう変化するかを予測・比較する分析のこと
(1) 開発エリアにおける生物多様性の変遷(種数マップ)
分析の結果、ASONOHARAでは過去から現在にかけて生物多様性が向上しており、特に草原再生において、多様な動植物の生息環境が形成されていることが確認できました。また、将来的には鳥類や樹木になる植物を中心に種数の増加が見込まれるとともに、草地性生物や水辺を利用する生物の生息適地の拡大も期待できることがわかりました。

(2)将来における管理方法による自然環境への影響
将来における管理方法による自然環境への影響においては、6つのシナリオを設定し、生物多様性への影響を分析しました。(※4)
保全対策を強化した「理想管理」、獣害および外来種への対策の強度による「草原保護率70%」、「草原保護率50%」、「獣害および外来種対策無し」、草刈りのみを行う「単純管理」、管理を行わない「放置」を比較しました。
その結果、生物多様性を維持・向上するためには、草原管理に加え、シカ・イノシシ対策や外来種対策などを組み合わせた継続的な保全管理が重要であることが示されました。

※4.株式会社シンクネイチャー調べ
2.「ASONOHARA草原育成プロジェクト」での取り組みについて
(1)草木の剪定・植栽
生物多様性に取り組むため、樹林エリアと草原エリアに分けて、間伐や植栽を進めました。樹林エリアでは、針葉樹林が大半を占めていましたが、多様な植物が育つ環境にするために、50%の樹林を間伐し、地表にまで日光が届くようにしました。
草原エリアでは住宅街区エリアを含めた周辺を、従来の阿蘇の草原を模して伐採整備し、地元産の植物を植栽することで阿蘇の自然環境を再生しています。あわせて、専門家によるモニタリングを年に1~2回実施し、その結果をもとに草刈りなどの管理を行っています。
(2)環境教育プログラムの実施
地域住民が阿蘇の環境を保全・維持できるように、環境教育プログラムを実施しています。当社は、阿蘇特有の自然に関する植物特性説明会や、蜂の送粉活動を促進する巣箱「BEEHOTEL」の作成、野草堆肥づくりなど、地域の方々と連携した自然保全活動を行っています。

3.「ASONOHARA」の物件概要
「ASONOHARA」はリゾート住宅地「ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート」内にある分譲地です。約36,000㎡の敷地に29区画の宅地が開発されています。
物件名称
ASONOHARA(建築条件付宅地)
所在地
熊本県阿蘇市一の宮町宮地5758-16他
総区画数
29区画
交通
JR豊肥本線「宮地」駅まで車で約4分~約7分(約1.6km~約2.5km)
開発面積(総面積)
約36,000㎡
物件概要URL
https://www.daiwahouse.co.jp/shinrin/aso/aso007/gaiyo_aso007.html
ASONOHARAでの
取り組み概要
https://www.daiwahouse.co.jp/sustainable/eco/products/2024_10.html
●生物多様性や環境などの取り組みをまとめた大和ハウスグループ「サステナビリティレポート2026」
https://www.daiwahouse.co.jp/sustainable/library/csr_report/index.html

以 上

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- 配信元
- 大和ハウス工業株式会社(Zero Press 掲載 67 本)
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- PR TIMES
- カテゴリ
- 経営・業績
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