【関西1,000人調査】集合住宅が多い関西、光回線は49.9%どまり。住環境が映すネット利用の実態
【関西1,000人調査】集合住宅が多い関西、光回線は49.9%どまり。住環境が映すネット利用の実態 株式会社ALL CONNECTのプレスリリース
株式会社ALL CONNECTがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

株式会社ALL CONNECT(代表取締役社長:岩井宏太・本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は、関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・奈良県)にお住まいの1,000人を対象に「インターネット回線の利用実態」に関する調査を行いました。
調査の結果でまず目を引いたのが、住まいの約半数(49.4%)が集合住宅(賃貸・分譲マンション)という点です。自宅の回線も「光回線」は49.9%と過半数に届かず、ケーブルテレビ回線やホームルーターなど光回線以外を使う人が約5割にのぼりました。住まいの形が、回線の選ばれ方に色濃く表れる結果となっています。
実際、通信品質への不満でも「マンション内・建物内で電波・速度が出にくい」が最も多く挙がりました。物件既設の回線を使うケースが多い集合住宅では料金意識も薄れがちで、現在の月額料金を36.0%が「わからない」と回答しています。
近年は電力やガスなど異業種からの通信参入が進んでいます。本調査では「ガス会社がインターネットを提供していること」を45.2%が「知らなかった」と回答し、認知面の課題も明らかになりました。具体的事例として、2022年3月に「さすガねっと」を開始した大阪ガスのケーススタディもあわせて紹介します。
【関西エリアのインターネット回線利用実態 調査結果サマリー】
◆住まいと回線種類
・集合住宅(賃貸・分譲)が合計49.4%と約半数を占め、戸建て(持ち家)は45.3%
・自宅の回線は「光回線」49.9%が過半数に届かず、ケーブルテレビ回線18.6%・ホームルーター15.7%と多様化
◆契約のきっかけと接点
・契約のきっかけは「料金が安かったから」22.6%が最多、「引越し・転居のタイミング」18.3%が続く
・契約の接点は「店舗」26.5%・「Web」23.2%で二極化。契約年月は「2年以上」75.5%が圧倒的
◆料金と品質意識
・現在の月額料金は「わからない」36.0%が最多で、料金意識と把握度にギャップ
・通信品質は「特に不満はない」58.3%が最多で、約4割が何らかの不満を経験
◆乗り換えと異業種参入
・乗り換えで重視する点は「乗り換えるつもりはない」48.5%が最多、次いで「月額料金の安さ」23.3%
・ガス会社のネット提供を「知らなかった」45.2%、安心感はネガティブ寄りが計60.0%
【調査概要】
調査対象
関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・奈良県)に居住する男女
有効回答数
1,000名
調査期間
2026年6月
調査方法
インターネット調査(キクモ)
調査主体
株式会社ALL CONNECT(オールコネクトマガジン)
公開データ
(PDF・CSV)
https://all-connect.co.jp/magazine/data/
集合住宅が約半数の関西、自宅の回線は何が多い?
自宅の回線は「光回線」が49.9%で最多、続いて「ケーブルテレビ回線(J:COMなど)」18.6%、「ホームルーター(5G・WiMAXなど)」15.7%。光回線は首位ながら過半数に届かず、約5割が光回線以外を利用しています。マンションで建物既設の回線をそのまま使うケースや、工事不要のホームルーターを選ぶケースが押し上げていると考えられます。
なお総務省「令和7年通信利用動向調査」(2025年8月末時点)では、自宅で接続している世帯のうち「光回線」は60.3%です(※)。本調査はメイン回線を1つ選ぶ形式のため単純比較はできませんが、関西では49.9%にとどまり、他の回線に分散している様子がうかがえます。
※出典:総務省「令和7年通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

回線種類
割合
光回線
49.9%
ケーブルテレビ回線(J:COMなど)
18.6%
ホームルーター(5G・WiMAXなど)
15.7%
スマホのテザリングのみ
10.6%
モバイルWi-Fi(ポケット型)
5.2%
住居形態は「戸建て(持ち家)」45.3%が最多ですが、集合住宅(賃貸32.2%・分譲17.2%)を合わせると49.4%と約半数を占めます。この「集合住宅の多さ」が、回線の多様化・通信品質・料金意識・乗り換えの進みにくさに共通して影響しているとうかがえます。

住居形態
割合
戸建て(持ち家)
45.3%
集合住宅(賃貸マンション・アパート)
32.2%
集合住宅(分譲マンション)
17.2%
戸建て(賃貸)
5.3%
インターネットを契約したきっかけ・接点は何が多い?契約年月はどのくらい?
契約のきっかけは「料金が安かったから」22.6%が最多、続いて「引越し・転居のタイミング」18.3%、「スマホとのセット割」14.8%。料金の安さが軸である一方、生活の節目も契約の引き金になっていることがうかがえます。

契約のきっかけ
割合
料金が安かったから
22.6%
引越し・転居のタイミングだったから
18.3%
スマホとのセット割があったから
14.8%
通信速度が速いから
12.4%
従来の事業者に不満はなかったが契約満了タイミングで乗り換えた
11.8%
工事不要ですぐ使えるから
11.7%
従来の事業者のインターネットに不満があり乗り換えた
4.9%
電気・ガスとのセット割があったから
3.5%
契約した方法・接点は「店舗」26.5%・「Web」23.2%が上位で、「引っ越し時にまとめて契約」15.1%が続きます。対面とオンラインが拮抗する二極化の構造で、複雑なプラン選びを対面で相談したい層が一定数いることがうかがえます。

契約した方法・接点
割合
店舗(家電量販店・携帯ショップなど)
26.5%
Web(比較サイト・公式サイト・広告など)
23.2%
引っ越し時にまとめて契約
15.1%
家族・知人からの紹介
12.5%
訪問営業
7.7%
ガス・電気の契約・問い合わせ時に案内された
5.6%
電話営業
5.2%
商業施設等での催事やイベント
4.2%
契約年月は「2年以上」が75.5%で圧倒的で、一度契約すると長く使い続ける傾向が強いことがうかがえます。

契約年月
割合
2年以上
75.5%
1年〜2年未満
7.6%
0か月〜3か月未満
7.4%
6か月〜1年未満
6.4%
3か月〜6か月未満
3.1%
回線を選ぶ際に重視するポイントは?セットで契約しているサービスは何が多い?
回線を選ぶ際に重視するポイントは「月額料金の安さ」27.4%が最多、続いて「通信速度・安定性」22.3%、「工事の有無・開通までの早さ」11.1%。料金と速度・安定性の2軸で約半数を占めています。

重視するポイント
割合
月額料金の安さ
27.4%
通信速度・安定性
22.3%
工事の有無・開通までの早さ
11.1%
スマホとのセット割
8.3%
ブランドへの信頼感
8.0%
データ容量無制限であること
7.6%
サポート体制
6.5%
キャッシュバック・キャンペーン
5.3%
電気・ガスとのセット割
3.5%
セットで契約しているサービスは「セット契約はしていない」36.3%が最多、「スマホ・携帯電話」20.7%、「固定電話」18.1%と続きます。スマホセット割を重視する層は8.3%である一方、実際にセット契約している層は20.7%と差があり、セット割は契約後の継続理由としても機能しているとうかがえます。

セットで契約しているサービス
割合
セット契約はしていない
36.3%
スマホ・携帯電話
20.7%
固定電話
18.1%
テレビ(CS・BS含む)
10.5%
電気
8.6%
ガス
4.8%
ウォーターサーバーなど生活サービス
1.0%
料金は「わからない」が最多、マンションの電波不満も。住環境が映す品質のリアル
現在の月額料金(実質)は「わからない」36.0%が最多、続いて「5,000〜5,999円」17.2%、「4,000〜4,999円」15.7%。「料金の安さ」が最重視される一方、実際の支払額を把握していない人が4割近くにのぼります。集合住宅では家賃や管理費に通信費が含まれるなど、料金を単体で意識しにくい住環境も一因と考えられます。

月額料金(実質)
割合
わからない
36.0%
5,000〜5,999円
17.2%
4,000〜4,999円
15.7%
3,000〜3,999円
12.9%
3,000円未満
10.1%
6,000円以上
8.1%
通信品質の不満は「特に不満はない」58.3%が最多で、裏を返せば約4割が何らかの不満を抱えています。注目したいのは、具体的な不満のトップが「マンション内・建物内で電波・速度が出にくい」9.6%である点です。続く「夜間に速度が遅くなる」8.3%、「悪天候時に不安定になる」7.9%も集合住宅で起こりやすく、住環境が通信品質の悩みに直結している様子がうかがえます。

通信品質の不満
割合
特に不満はない
58.3%
マンション内・建物内で電波・速度が出にくい
9.6%
夜間(特に20〜23時台)に速度が遅くなる
8.3%
台風・大雨など悪天候時に不安定になる
7.9%
動画・オンライン会議が不安定になる
7.0%
データ容量制限・速度制限がかかる
5.3%
ゲームでラグが発生する
3.5%
困った経験は「特に困ったことはない」56.7%が最多。一方で「ホームルーター・モバイル回線で電波が弱い場所があった」12.1%、「料金が思ったより高かった」11.0%が続き、電波や料金・サポート面のトラブルも一定数存在します。

困った経験
割合
特に困ったことはない
56.7%
ホームルーター・モバイル回線で電波が弱い場所があった
12.1%
料金が思ったより高かった
11.0%
サポートに繋がりにくい
8.2%
マンションの設備の問題で希望の回線が引けなかった
4.7%
開通工事までの期間が長かった
3.8%
解約・乗り換え時のトラブル
3.5%
乗り換えで重視する点は?乗り換えをためらう理由は何が多い?
乗り換えで最も重視するポイントは「乗り換えるつもりはない」48.5%が最多、続いて「月額料金の安さ」23.3%、「通信速度の向上」12.1%。乗り換え意向のある層では料金の安さと速度向上が二大動機で、回線選びで重視される点と一致しています。
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- 株式会社ALL CONNECT(Zero Press 掲載 10 本)
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 調査・レポート
- 直近 7 日の配信
- 調査・レポート 1,229 本 / 全体 13,827 本
Zero Press が取り込んだ配信データから自動集計しています。カテゴリ別・業界別のより詳しい分析は週間動向レポートで毎週公開しています。















