PRESS RELEASE 技術・開発

軌道上実証サービス「AxelLiner Laboratory」、海外での活用拡大へ

軌道上実証サービス「AxelLiner Laboratory」、海外での活用拡大へ 株式会社アクセルスペースのプレスリリース

出典: 株式会社アクセルスペース

株式会社アクセルスペースがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)は、インドの宇宙スタートアップManastu Space Technologies Private Limited(以下「Manastu Space社」)と、同社が開発するグリーン推進システムについて、「AxelLiner Laboratory(以下「AL Lab」)」を活用した軌道上実証に向けた検討を進めるため、覚書(MOU)を締結したことをお知らせいたします。

Manastu Space社は、インドを拠点に、衛星やロケット上段向けのグリーン推進システムを開発する宇宙スタートアップです。同社のグリーン推進システムには、コスト効率、性能向上、高い信頼性の両立を目指して開発された、独自の過酸化水素・アルコール系新規推進剤「MS-289」が用いられています。「MS-289」は、特殊な添加剤を配合することで、高い効率性、安全性、ミッションの安定性の実現を目指して設計されており、地上運用時の安全性向上や、作業者による取り扱いのしやすさにも配慮しており、宇宙空間における、より持続可能で機動性の高い衛星推進を支えます。

今回のMOUに基づき、両社は、Manastu Space社が開発するグリーン推進システムについて、当社の宇宙機への統合に必要な技術要件等を確認しながら、AL Labを活用した軌道上実証の可能性を共同で検討していきます。

2026年9月7日、Bengaluru Space Expo 2026にて (右:Manastu Space Technologies Private Limited Co-Founder & CEO Tushar Jadhav氏 左:株式会社アクセルスペース 取締役 折原大吾)

タイムリーな軌道上実証を可能にする「AxelLiner Laboratory」

宇宙用コンポーネントやミッション機器を実用化・商用化するためには、実際の宇宙環境で機能や性能、信頼性を確認し、「フライトヘリテージ」と呼ばれる軌道上での運用実績を獲得することが重要です。一方、軌道上実証の機会は限られており、実施決定から打ち上げまでに長い期間を要するケースもあることから、製品開発のスピードに合わせて実証機会を確保することが課題となっています。

こうした課題に応えるため、アクセルスペースは2024年にAL Labを本格始動しました。AL Labは、宇宙用コンポーネントやミッション機器の軌道上実証に特化し、より低コストかつタイムリーな実証機会の提供を目指すサービスです。

国内ではすでに、AL Labサービス適用第一号の軌道上実証ミッションとして、ASPINA シナノケンシ株式会社と共同開発したリアクションホイールを当社の小型衛星「GRUS-3」に搭載し、今後の軌道上実証を予定しています。また、2026年6月にはJAXAとも軌道上実証サービス提供契約を締結するなど、AL Labの活用は広がっています。

アクセルスペースは今後、「Space within Your Reach」の実現に向け、国内外の企業や研究機関による多様な技術の軌道上実証を支援し、AL Labを通じてその実用化と宇宙利用のさらなる拡大に貢献してまいります。

「AxelLiner Laboratory」に関する詳細は以下よりご覧いただけます。

AxelLiner Laboratory、初の軌道上実証ミッション実施へ
宇宙業界への新規参入を支援する「AxelLiner Laboratory」が描く、次なる成長戦略
AxelLiner事業の新サービス「AxelLiner Laboratory (AL Lab)」を発表

Manastu Space Technologies Private Limited Co-Founder & CEO Tushar Jadhav氏のコメント
「当社にとって、安全に宇宙へ届けるための道筋を確立することは何よりも重要です。私たちのグリーン推進技術は、衛星がより持続可能な形で機動できるよう、機敏性と信頼性を備え、有毒な化学物質に依存しないことを目指して開発されています。そして、効率的かつ信頼性の高い形で軌道上実証へとつなげていくうえで、AL Labとのパートナーシップはまさに私たちが求めているものです。

世界の秩序が変化する中、インドと日本の成長ストーリーは、今後のグローバルな宇宙エコシステムを大きく前進させる原動力になると考えています。アクセルスペースとともに、この関係を築き、前進させていけることを大変嬉しく、また感謝しています。このようなパートナーシップがあるからこそ、私たちはその可能性を双方で強く信じることができます。今後のステップに向けて、ともに前進していけることを楽しみにしています。」

当社取締役 折原大吾のコメント

「Manastu Spaceが培ってきたグリーン推進技術のさらなる発展に向け、AL Labを軌道上実証の選択肢として検討いただけることを嬉しく思います。軌道上実証の機会がまだ限られる中で、お客様それぞれの技術や今後の事業展開に寄り添い、AL Labならではの価値を提供していくことが重要だと考えています。今回の協議を通じて同社の挑戦を後押しするとともに、AL Labを世界中の企業や研究機関から選ばれるサービスへと育てていきます。」

アクセルスペースについて

「Space within Your Reach」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。

「AxelLiner Laboratory(アクセルライナー ラボラトリー)」について

AxelLiner Laboratoryは、衛星開発・運用事業「AxelLiner」で提供するサービスの1つで、当社の小型衛星を活用した軌道上実証サービスです。衛星の基本機能を担う部品や、用途・目的に応じて搭載するミッション機器を対象に、宇宙空間での性能検証の機会を提供します。100度を超える温度変化、放射線、真空などの過酷な環境にさらされる宇宙用機器について、軌道上での動作実績(フライトヘリテージ)の取得を支援します。


株式会社アクセルスペース

所在地:東京都中央区日本橋本町1丁目9番3号 日本橋本町M-SQUARE 12階

代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)

設立:2008年8月

https://www.axelspace.com/ja/

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配信元
株式会社アクセルスペース(Zero Press 掲載 8 本)
配信サイト
PR TIMES
カテゴリ
技術・開発
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