和歌山県立海南高等学校の探究学習で生成AI「trivenSketch」を活用、87.2%の生徒が「問いが具体的になった」と回答
和歌山県立海南高等学校の探究学習で生成AI「trivenSketch」を活用、87.2%の生徒が「問いが具体的になった」と回答 株式会社アドリブワークスのプレスリリース
株式会社アドリブワークスがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

株式会社アドリブワークス(本社:兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目5−10 norosi.kobe、代表取締役:山岡健人)は、事業開発向け生成AIツール「triven Sketch(特許第7751900号)」を導入いただいた和歌山県立海南高等学校における、生徒(2年・生徒125名)および教員向けの利用アンケート結果を発表いたします。

triven Sketchとは
1つのアイデアから複数のシナリオを同時に導き出す「並行思考」と、その思考プロセスを可視化するUIを備えたAIツールです。 今回、和歌山県立海南高等学校のオリジナル探究学習カリキュラムに対応した専用テンプレートを開発。別案を並行でシミュレーションできる「分岐ボタン」を活用し、生徒の思考をより深く洞察・拡張するための補助ツールとして、授業に導入していただきました。特許第7751900号:アイデアの分岐・可視化・企画書自動生成に関する特許技術
調査概要
調査期間 2026年6月4日〜7月1日
調査対象 和歌山県立海南高等学校 普通科2年生125名、担当教員9名
調査方法:授業実施後のWebアンケート
調査・集計:株式会社アドリブワークス
※数値は回答者による自己評価であり、学習成果を客観的に測定したものではありません。
※授業では教員の指導のもとで利用し、AIの回答をそのまま成果物とするのではなく、
生徒自身が内容を検討・検証する運用としました。
※アンケート結果およびコメントは、個人を特定できない形で集計・掲載しています。
■ 調査サマリー
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生徒の思考サポート
87.2%の生徒が「自分の探究の『問い』が具体的になった」と回答。
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【モチベーションの維持】
76.8%の生徒が「次に何をすべきか分かりやすくなった」と回答し、探究を進めるうえでの手がかりになった可能性があります。
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【教員の負担軽減】
半数の教員が「個別支援にかかる負荷が減った」と回答し、より本質的な指導へ時間を再配分。
■ 「triven Sketch」の導入後の生徒アンケート結果
1. 生徒の「自走力」を引き出す思考サポーター
探究学習の初期段階で多くの生徒がつまずく「テーマ設定」や「問いの具体化」において、triven Sketch利用後のアンケート結果では、87.2%の生徒が「自分の探究の『問い』が具体的になった」と高く評価。さらに、76.8%が「深掘りできた」「次に何をすべきか分かりやすくなった」と回答しています。
<生徒のリアルな声(アンケートより抜粋)>
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「問いを立てた理由やその根拠を深掘りし、自分が本当に探究したい部分が言語化された」
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「先生には聞きにくい初歩的なことも遠慮なく質問できた」
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「返信が早く、いつでも何度でも即座にフィードバックをもらえるため、考えが止まらなかった」
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AIが「気兼ねない壁打ち相手」となることで、生徒が「答えを待つ」のではなく「自ら考えを進める」姿勢へと変容し、探究へのモチベーション低下を防いでいることが伺えます。

2.生徒の「自走力」を引き出す分岐ボタン
triven Sketchの特許機能である「思考の分岐(別案を考える)」による並行思考が、学生の探究学習にどれほど劇的でポジティブな変容をもたらしたかが明確になりました。
2-1.「探究の視点」の劇的な拡張(+1.28ポイントの圧倒的な差)
定量データにおいて、最も顕著な差が現れたのが「探究の視点が増えた」という項目です。
利用の有無による巨大な開き: 分岐ボタンを一度でも「使用した」と回答した学生(90名)の視点拡張スコアは5段階評価で平均 3.74だったのに対し、「使用していない」と回答した学生(35名)の平均は 2.46で、使用者の方が1.28ポイント高い結果となりました。分岐ボタンがトリガーとなり、視野を広げる役割を果たしているという関連性が確認されました。
<生徒のリアルな声(アンケートより抜粋)>
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「+ボタンを使用したことで違う考え方をみつけて視点が変わった。」
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「自分が考えた問いの視点以外からも案があり、考えが深まった。」
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「ほかの視点からの意見も言ってくれたので、客観的に物事を考えられるようになった。」
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自由記述からも、分岐ボタンによって自分一人では辿り着けなかった視点に出会えた感動が伝わってきます。
2-2. 「並行思考」がもたらす、思考の深掘りと壁打ちへの「没頭」
1つのアイデアをただ一本道で進めるのではなく、プラスボタンで「別の可能性」を並行して試せる環境が、学生を思考の「ゾーン(没頭状態)」へと導いています。
没頭度と深掘り度の向上: 「壁打ちに没頭した」のスコアは、未使用群の3.17から使用群では3.60(+0.43)へと向上。「思考を深掘りできた」も3.74から4.00(+0.26)へと大台に乗っています。思考が行き止まりになっても、横に分岐して並行思考ができるため、思考が止まらずに深まっていきます。
<生徒のリアルな声(アンケートより抜粋)>
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具体的な探究のステップで分岐が役立ったという声が多く見られます。
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「どんな人をターゲットにするかと分岐したとき(に考えが深まった)」
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「たくさん分岐することによって調査の仕方が何個か出てきた」
3. 回答教員の半数が、個別支援の負荷が減ったと回答。より本質的な教育へ
125名の生徒一人ひとりに寄り添う探究学習は、教員にとって大きな業務負担となります。しかし、triven Sketch導入後、アンケートに回答した教員の9名の内5名が「個別支援(相談対応)にかかる負荷が減った」と回答しました。
<教員が実感した具体的な変化(アンケートより抜粋)>
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「生徒の行き詰まり対応」や「同じ説明の繰り返し」が減少した。
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浮いた時間を「個別に重点支援したい生徒への対応」や「成果物のチェック」に充てることができた。
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半数の教員が「総合的に見て、探究学習の質向上に寄与した」と評価。
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AIが生徒の「一次受けの相談相手」として論点整理をサポートすることで、生徒は考えをまとめた状態で教員に相談できるようになり、教員はより高度なアドバイスや、真に支援が必要な生徒へのフォローに注力できる環境が生まれています。
■ 今後の展望と課題への対応
今後は単なる思考サポートにとどまらず、生徒一人一人が提示した論拠への個別フィードバックや、代替案の示唆が提案できるようなサポートを実施予定です。AIからの的確な示唆や個別ヒントをきっかけに、生徒自身が新たな検証方法や論理の再構築に気づく――そんな「自走する思考力」を育む教育ツールとして、生徒が自発的に思考を深められる「伴走型AI」へと進化させ、学校現場の探究教育に貢献してまいります。
授業の様子:海南高等学校公式note
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- 株式会社アドリブワークス
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 技術・開発
- 直近 7 日の配信
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