PRESS RELEASE 技術・開発

【株式会社GEMBA】製造業の現場改善DXアプリ「GEMBA」、シードラウンドにて4,500万円を調達。

【株式会社GEMBA】製造業の現場改善DXアプリ「GEMBA」、シードラウンドにて4,500万円を調達。 株式会社GEMBAのプレスリリース

出典: 株式会社GEMBA

株式会社GEMBAがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

  • #経営情報

製造業向けDXソリューションを提供する株式会社GEMBA(本社:愛知県刈谷市、代表取締役:藤井 聡史、以下「当社」)は、株式会社ANOBAKAをリード投資家とし、へきしんAOMIファンドおよび広島ベンチャーキャピタルを加えた3社を引受先とする、シードラウンドにて4,500万円の資金調達を2026年9月18日付で完了したことをお知らせいたします。

資金調達の背景:日本のモノづくりを阻む「運用の壁」と「リソースの壁」

日本の製造業が持つ技術力や徹底されたプロセスは、世界に誇るべき強みです。しかし、優れた品質を追求するあまり、現場では紙やExcelを用いた管理業務・エビデンス作りの負荷が増大しています。

多くの現場がこの課題を解決しようとDXを模索していますが、そこには「ITツールの操作が難しく現場に定着しない(運用の壁)」、「大がかりなシステムを導入する予算やIT人材がいない(リソースの壁)」という大きな壁が立ちはだかっています。その結果、現場と管理側で情報の断絶が生まれ、迅速な意思決定の妨げとなっているのが現状です。

当社はこうした課題に対し、「現場の情報を直感的に把握し、経営層から現場作業者の誰もが活用できる状態をつくる」ことを目指し、現場起点のDXを推進してきました。

事業概要

当社は、世界トップクラスのモノづくり企業であるデンソーで生産技術・現場DXに従事した代表が創業したスタートアップです。製造現場の改善や指摘管理をデジタル化し、現場主導のDXを推進するアプリ「GEMBA」を開発・提供しています。

GEMBAが大切にしているのは、新しい仕組みを強引に押し付けるのではなく、現場の日々の営みにいかに自然に溶け込ませるかという視点です。 自社の工場レイアウト図(図面)をそのまま取り込み、現場の「どこで何が起きているか」をマップ上に直感的に可視化。既存の業務フローを壊すことなく、スマートフォンやタブレットから誰でも初日から当たり前のように使える設計を追求しました。これにより、無理のないペースで現場のペーパーレス化と情報の資産化を実現します。

■ プロダクトが目指す世界観

当社が目指しているのは、「現場のあらゆる情報がつながり、意思決定と改善が自然に回り続ける、高速好循環な状態」です。

現在は改善活動や設備管理の“見える化”を中心に価値提供を行っていますが、今後は現場データの蓄積・分析・活用をさらに進化させます。 

具体的には、蓄積されたデータをもとにした意思決定支援や、熟練者のナレッジの横展開を可能にする「GEMBA AI」の開発を推進。日本の製造業が世界トップレベルの競争力を維持・発展していくために、現場の泥臭い知見を「企業全体の競争力」へと変換するデータ基盤を提供してまいります。

今回の資金調達の目的

今回調達した資金は、以下の目的に活用してまいります。

1. 営業体制・サポートの強化

より多くの製造企業様へ「GEMBA」の価値を届けるため、営業・マーケティング体制を強化します。展示会やセミナーを通じた認知拡大を図るとともに、導入企業様への伴走サポート体制を拡充します。

2. アプリ開発・AI領域の加速

現場の課題を高速好循環に解消するための機能開発を強化します。特に、データ活用やAI領域の開発を推進し、現場の意思決定を支援するプロダクトへと進化させます。 

■ 投資家コメント

株式会社ANOBAKA

ジュニアアソシエイト

川野 孝誠

SaaSの普及により各業界でDXが進み、これからはAI活用による変革(AX)の時代と言われています。一方で製造業の現場に目を向けると、依然として紙やExcelに依存した業務が多く取り残されているのが実情であり、業務単位での部分的なデジタル化にとどまった結果、かえって以前のアナログな手法へ回帰してしまう現場も少なくありません。現場で働く方々が本当に必要とするサービスでない限り、DX・AXを浸透させることは非常に難易度が高いと認識しています。しかし、代表の藤井さんは15年にわたり製造工場の現場に携わってこられており、議論を重ねる中で、現場目線で真に必要とされるプロダクトについて当事者として理解されているだけでなく、徹底的に考え抜かれていることをひしひしと感じました。日本の巨大なものづくり産業の要である工場の現場を、GEMBA社が新たな未来へ導いていくことを心から期待しております!

碧海信用金庫
(へきしんスタートアップ投資事業有限責任組合)

コンサルティング営業部 ビジネスイノベーション室

グループ長 

増田 圭亮

当金庫はGEMBAが創業した当初から、地元自治体や商工会議所と連携しながら、伴走してまいりました。
代表の藤井社長はデンソー(本社:愛知県刈谷市)で生産技術者として製造現場のDXに従事した経験をお持ちで、自社開発アプリ「GEMBA」は刈谷市内製造事業者との共創により、生まれたサービスでもあります。
自社の工場レイアウト図に設備・製品図面上に情報をマッピングし、現場の改善・管理状況を見える化できる同サービスは当地域の自動車産業をはじめ製造事業者の課題解決や発展に繋がるものと考えています。
今後、碧海信用金庫のネットワークを活かし、地元の自治体様や取引先企業様とのマッチング等の支援を通じ、同社の更なる事業成長に向けた伴走支援してまいります。

信金キャピタル株式会社
(へきしんスタートアップ投資事業有限責任組合)

投資育成部 

担当部長 

金野 孝顕

GEMBA様の投資検討においては、特に中小企業の製造現場における、“カイゼン“活動のサポートが出来る、UI(ユーザインターフェイス)/UX(ユーザエクスペリエンス)に優れたDXソリューションを提供する点を評価いたしました。また将来的に、このサービスプラットフォームに蓄積されるデータをAI学習させることで、カイゼン必要箇所の予見、対策ノウハウの自動提案にて、中小製造現場における、さらなる業務効率化と、生産性向上に寄与するものと見ております。当社本社地域は、国内でも有数な工業地帯で、碧海信用金庫取引先との親和性も高いことから 、同金庫出資の「へきしんAOMIファンド」での投資決定致しました。今後は、地域金融を担う碧海信用金庫と信用金庫業界VCである信金キャピタルのそれぞれの強みを生かし、GEMBA様の事業成長を積極的に支援してまいります。

株式会社広島ベンチャーキャピタル

アソシエイト 

小川 晃生

日本の産業の根底を支え続けてきたのは、紛れもなく日々汗を流す『現場』です。しかし、現場のリアルな摩擦や手触りを知らないテクノロジーは、決して本質的な変化を生み出せません。
藤井社長の圧倒的な現場理解力、そして誰よりも深く現場に寄り添い、泥臭い課題と真正面から向き合う解像度の高さに触れ、強く心を打たれました。
机上の空論ではなく現場のリアルを知り尽くした藤井社長率いる『GEMBA』だからこそ、これまでの慣習を打ち破り、現場で働く人々の誇りと可能性を解き放ってくれるものと確信しています。
現場から新たな産業の未来を切り拓くこの挑戦に、私たちも全力で伴走してまいります。

■ 代表コメント

株式会社GEMBA 代表取締役 藤井聡史

この度、私たちの「現場の未来を、共に創る。」というミッションに共感し、力強いご支援をいただいた投資家の皆様に心より感謝申し上げます。

私は前職を含め、長年製造現場と向き合う中で、日本のモノづくりが持つ技術力と緻密さは「世界一誇れるものだ」と確信しています。しかし同時に、強い危機感も抱いていました。品質を追求するための管理業務や書類作成に膨大な時間が奪われ、本来最も大切であるはずの「人・製品・設備」に真っ直ぐ向き合う時間が現場から失われていたのです。

「もっと現場の“人・製品・設備”と向き合う時間がほしい」。この私自身の切実な原体験こそが、GEMBAの原点です。

現場にDXを根付かせるためには、難解なシステムを押し付けるのではなく、これまでの業務フローに自然に溶け込む「直感的な使い心地」が不可欠です。今回調達した資金をもとに、私たちは「GEMBA」の開発と体制強化をさらに加速させます。現場の皆様が本来のモノづくりに集中し、誇りを持って働ける環境を取り戻すために。日本の製造業のさらなる飛躍に向け、私たちは泥臭く現場に伴走し続けます。

■ 会社概要

会社名 :株式会社GEMBA
代表者 :藤井 聡史
所在地 :愛知県刈谷市若松町3丁目9番地 YFビル3階
設 立 :2025年2月3日
URL    :https://www.jp-gemba.com/

Zero Press のデータで見るこのリリース

配信元
株式会社GEMBA
配信サイト
PR TIMES
カテゴリ
技術・開発
直近 7 日の配信
技術・開発 1,755 本 / 全体 13,451 本

Zero Press が取り込んだ配信データから自動集計しています。カテゴリ別・業界別のより詳しい分析は週間動向レポートで毎週公開しています。

このジャンルのリリースを書くときのガイド

← 新着リリース一覧へ