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涼しくなったのになぜ?秋に急増する「浅い睡眠」の正体とは

秋の睡眠トラブルは自律神経の乱れが原因。朝日を浴びる、運動、トリプトファン摂取、人間関係で改善可能。症状が2週間以上続く場合は専門医へ相談してください。

出典: 神谷町カリスメンタルクリニック

神谷町カリスメンタルクリニックが@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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「夏の暑さが落ち着いて寝つきは良くなったけれど、夜中に何度も目が覚めてしまう」

「最近夢ばかり見て、朝起きても疲れが取れていない」……。

秋が深まるこの時期、このような「睡眠の質の低下」を感じる方が増えています。

秋は過ごしやすい季節である一方、急激な寒暖差や日照時間の変化により、自律神経やホルモンバランスが乱れやすい時期でもあります。秋特有の睡眠トラブルの背景から、簡単セルフチェック、今日からできるセルフケア方法について解説いたします。

秋に入ると「途中で目が覚める」「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」といった症状が増加します。その背景には、秋特有の環境変化が大きく関わっています。

1. 寒暖差10℃以上による「自律神経の乱れ」

自律神経が順応できる1日の寒暖差は7℃程度までとされていますが、秋は朝晩と日中の気温差が10℃以上になる日も珍しくありません。この急激な気温差が自律神経の乱れを招き、不安感や緊張を高めて睡眠を浅くします。

2. 日照時間の短縮による「セロトニン・メラトニンの変動」

夏至から冬至にかけて日照時間は約5時間も短くなります。日光を浴びる時間が減ることで、気持ちを安定させる「セロトニン(幸せホルモン)」が減少して落ち込みや倦怠感が生じるほか、睡眠を司る「メラトニン」の分泌リズムが乱れ、睡眠の質が低下します。

3. 環境・季節の変化による「プレッシャーと孤独感」

秋は仕事の成果を求められたり新学期が始まったりと、精神的な負担が増えやすい時期です。朝晩の冷え込みや暗さが手伝って孤独感やプレッシャーを感じやすくなり、脳が休まらない状態に陥ります。

秋の不調や気分の落ち込みが強く、日常生活に支障が出ている場合は「季節性感情障害(SAD)」や「季節性うつ病」の可能性があります。

特に以下の項目に当てはまる方は、季節変動の影響を受けやすいため注意が必要です。

・精神的傾向: 不安を感じやすい、孤独感を受けやすい

・身体的傾向: 冷え性、更年期症状がある(女性に多い傾向)

・社会的背景: 一人暮らし、新生活を始めて初めての秋を迎える

・環境要因: 日照時間が少ない地域にお住まい

以下の質問に対し、過去1ヶ月間で「週3回以上」該当する状態をお選びください。

チェック項目

1. 寝ようとしてから実際に寝るまでに時間がかかった

(0:なし / 1:少し / 2:かなり / 3:非常に・全く眠れない)

2.夜中に途中で目が覚めた

(0:なし / 1:ある / 2:かなり覚める / 3:深刻・全く眠れない)

3.予定より早く目が覚めてしまい、その後眠れなかった

(0:なし / 1:少し / 2:かなり / 3:非常に・全く眠れない)

4.昼寝も含めて睡眠時間は足りているか

(0:十分 / 1:少し足りない / 2:かなり足りない / 3:全く足りない)

5. 睡眠の質に満足しているか

(0:満足 / 1:少し不満 / 2:かなり不満 / 3:非常に・全く不満)

6. 日中の気分はどうだったか

(0:いつも通り / 1:少し滅入る / 2:かなり滅入る / 3:非常・全く滅入る)

7.日中の心身の活動状況

(0:いつも通り / 1:少し低下 / 2:かなり低下 / 3:非常・全く低下)

8.日中の眠気の程度

(0:なし / 1:少しある / 2:かなりある / 3:激しい)

判定

1〜3点: 睡眠はよく取れています。

4〜5点: 不眠症の可能性が少しあります。

6点以上: 不眠症の可能性が高い状態です(早めの相談をお勧めします)

1. 起きたらすぐ「朝日」を浴びる

朝起きてすぐに太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜間のメラトニン分泌がスムーズになります。日中も意識的に屋外や窓辺で過ごしましょう。

2.「適度な運動」で自律神経をリセット

ウォーキングなどの軽い有酸素運動は、セロトニンの分泌を促し自律神経を整えるとともに、心地よい疲労感をもたらします。

3.「トリプトファン」を意識した食事

セロトニンの原料となる必須アミノ酸「トリプトファン」を含む食材(大豆製品、乳製品、ナッツ、バナナ、卵など)を日々の食事に取り入れましょう。

4. 意識的に「人とのコミュニケーション」をとる

孤独感は睡眠の質を低下させます。ご家族やご友人、パートナーと過ごす時間を意識的に増やし、安心感を得られる環境を作りましょう。

セルフチェックで6点以上だった方や、「不眠」「気分の落ち込み」といった症状が2週間以上続いて日常生活に支障が出ている場合は、我慢せずに医療機関(心療内科・精神科)を受診してください。

「季節のせいだから」と放置せず早めに専門家へ相談することで、悪化を防ぎ、快適な日常生活を取り戻すヒントを得ることができます。

ヒントやアドバイスを参考に、良い睡眠がとれるように調整してみましょう。

良い睡眠は自分を守る第一歩です。

クリニック情報

クリニック名:神谷町カリスメンタルクリニック

所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー2階

院長:松澤 美愛

診療科:精神科・心療内科・内科

URL:https://charis-mental.com/

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配信元
神谷町カリスメンタルクリニック(Zero Press 掲載 4 本)
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