PRESS RELEASE 調査・レポート

【家庭学習】「勉強しなさい!」では伸びない? 子どもの学習効率を左右する"脳の状態"とは―

子どもが勉強に集中できないのは「やる気がない」のではなく、脳が学習できる状態になっていないから。ドーパミンに着目し、好きなことから始める、勉強前に楽しい会話をするなど、子どもの脳と心が「学びたい」と思...

出典: 株式会社脳レボ

株式会社脳レボが@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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「うちの子、家ではなかなか勉強しない……」

「勉強を始めても、すぐに集中が切れてしまう」

「何度言っても机に向かわない」

子どもの家庭学習について、こうした悩みを抱える保護者は少なくありません。

しかし、ここで一度考えてみたいのが、

「子どもは、本当に"勉強できない状態"なのでしょうか?」

ということ。

実は、勉強時間を増やしたり、「もっと頑張りなさい」と声をかけたりする前に、もっと大切なことがあります。

それは、子どもの脳が"学習できる状態"になっているかどうかです。

株式会社脳レボ代表の川谷潤太は、家庭学習のポイントとして「ドーパミン」に着目します。

脳内では、さまざまな神経伝達物質が働いています。

その中でもドーパミンは、意欲や快の感情、学習・記憶などに関わる重要な神経伝達物質として知られています。

一方で、緊張や不安、イライラなどのストレス状態では、学習に集中しづらくなることがあります。

つまり、

「勉強しなさい!」と叱るだけでは、子どもの学習効率が上がるとは限らない。

むしろ、まずは「学べる状態」をつくることが重要なのです。

では、家庭では何を意識すればよいのでしょうか。

川谷がすすめる家庭学習のポイントの一つが、

いきなり苦手科目や難しい問題から始めないこと。

例えば、好きな科目や簡単な計算問題、漢字や暗記問題など、子どもが「これならできそう」「ちょっとやってみよう」と思えるものからスタートします。

最初の5分程度で「できた!」という感覚をつくり、そこから苦手な科目や難しい問題に取り組む。

このように、最初から高いハードルを設定するのではなく、小さな成功体験から学習をスタートさせることがポイントです。

もう一つ、意外と見落とされがちなのが「勉強を始める前の時間」です。

例えば、勉強前に家族で楽しい会話をする。

面白い話をする。

親子で笑う。

こうした時間をつくってから机に向かうことで、子どもが前向きな気持ちで学習を始めやすくなります。

反対に、親子ゲンカをした直後や、子どもがイライラしている状態で、

「早く勉強しなさい!」

と言っても、なかなか集中できません。

そんなときは、無理に勉強をさせるのではなく、まず気持ちを落ち着かせる。

場合によっては、いったん勉強を切り上げて休むことも選択肢の一つです。

「勉強時間を確保すること」だけが、家庭学習ではないのです。

さらに川谷が重要だと考えるのが、

「目標」と「目的」を明確にすること。

例えば、

「志望校に合格する」

これは具体的な「目標」です。

では、その先に何があるのでしょうか?

「合格したら、やりたい部活動がある」

「新しい友達をつくりたい」

「将来○○になりたい」

「自分自身を成長させたい」

このように、目標を達成した先にある「楽しみ」や「なりたい自分」をイメージすることで、勉強そのものに意味を持たせることができます。

ただ「勉強しなさい」と言われるのと、

「その先にどんな未来が待っているのか」をイメージして勉強するのとでは、取り組む姿勢も変わってきます。

家庭学習というと、

「何時間勉強したか」

「何ページ問題を解いたか」

「何点取れたか」

といった"量"や"結果"に目が向きがちです。

もちろん、それらも大切です。

しかし、その前に、

「今、この子はどんな気持ちで勉強しているのか?」

を見ることも重要です。

「できる!」

「やってみたい!」

「面白い!」

「もっと知りたい!」

そんな前向きな感情が生まれる環境をつくること。

川谷は、こうしたプラスの感情や前向きな思考が、学習への意欲につながると考えています。

子どもの成績を伸ばしたい。

集中力を高めたい。

家庭学習を習慣化したい。

そう考えたとき、つい「子どもをどう変えるか」に意識が向いてしまいます。

しかし、もしかすると最初に変えるべきなのは、

子どもへの声かけではなく、子どもを取り巻く環境なのかもしれません。

「勉強しなさい!」

と言う前に、

「今日は何からやってみる?」

「まず簡単な問題からやってみようか」

「終わったら何をしたい?」

と、子どもが前向きになれるきっかけをつくる。

家庭学習は、机に向かわせるところから始まるのではありません。

子どもの脳と心が「学びたい」と思える状態をつくることから始まるのです。

監修者:川谷 潤太(かわたに じゅんた)

株式会社脳レボ 代表取締役

https://nourevo.co.jp/

大手学習塾にて最年少校長、全国塾講師No.1を獲得。その後、高校でスポーツメンタル指導を行い、多くの部活を地区優勝や世界一へ導く。2019年に株式会社脳レボを創設。脳科学や大脳生理学、バイオフィードバック工学をベースとした実践的手法で、オリンピック選手から企業、教育現場まで幅広く指導。9年間で1,600回以上の講演や研修を行い、受講者は15万名を突破している。

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配信元
株式会社脳レボ(Zero Press 掲載 5 本)
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@Press
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