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UVクリームは化粧下地と兼用できる?日常の紫外線対策と選び方の基本

SPFとPAの読み方、紫外線吸収剤とノンケミカルの違い、下地兼用タイプの選び方、塗る量と塗り直し・落とし方のコツまで、毎日続けられる紫外線対策の基本を整理しました。

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日焼け止めは体に良いと分かっていても、毎朝きちんと塗り続けるのは意外と難しいものです。白浮きが気になる、べたついてメイクがよれる、化粧下地との順番が分からない。そんな理由で途中から使わなくなってしまった経験がある人は少なくありません。

近年は、日焼け止めと化粧下地の役割を1本にまとめたUVクリームが増え、朝の工程を減らしやすくなりました。ただ、SPFやPAの表示、吸収剤の有無、色つきかどうかなど、選ぶときに見るポイントは意外と多くあります。

この記事では、SPFとPAの読み方から、吸収剤とノンケミカルの違い、下地との兼用という考え方、塗り方と落とし方までを、日常づかいの目線で整理します。

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毎日の紫外線対策でつまずきやすいポイント

まず多いのが「面倒」です。スキンケアのあとに日焼け止めを塗り、その上に化粧下地を重ね、さらにファンデーション。工程が多いほど、忙しい朝には省かれやすくなります。

次に使用感です。白っぽく残る、きしむ、汗ばむ季節にべたつく。肌に触れる時間が長いアイテムだけに、感触が合わないと続きません。

そして塗る量です。表示された量よりかなり少なく塗っている人は多く、その場合は表示どおりの効果が得られにくくなります。「塗っているのに焼けた」という声の背景には、量と塗り直しの問題が隠れていることがよくあります。

SPFとPAの読み方、そして吸収剤とノンケミカルの違い

SPFは、主にUVB(日やけで赤くなる原因とされる紫外線)を防ぐ指標です。数値は「何もつけない場合と比べて、赤くなり始めるまでの時間をどれくらい引き延ばせるか」の目安で、上限表示は SPF50+ です。

PAは、主にUVA(肌の弾力に関わるとされる紫外線)に対する指標で、+から++++の4段階で表示されます。UVAは窓ガラスを通り抜けるため、室内や車内でも意識する価値があります。

夏の青空と降りそそぐ日ざし

生活シーン別の目安としては、近所への買い物や通勤ならSPF20〜35程度、屋外での活動が長い日やレジャーなら高いSPFとPAという考え方が一般的です。ただし数値が高いほど良いというわけではなく、こまめに塗り直せるかどうかのほうが結果を左右します。

処方の違いも押さえておきましょう。紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱などに変える成分で、透明感があり伸びが軽い処方をつくりやすいとされます。一方の紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛など)は紫外線を反射・散乱させるタイプで、吸収剤を使わない処方は「ノンケミカル」と呼ばれます。かつては白浮きしやすいと言われましたが、近年は色設計の工夫で目立ちにくい製品も増えています。

UVクリームと化粧下地は兼用できるのか

結論から言えば、下地機能をうたっているUVクリームなら兼用できます。もともと日焼け止めと化粧下地は、どちらも「スキンケアのあと、ファンデーションの前」に使うアイテムで、役割が重なる部分があるからです。

順番の基本は、化粧水・乳液などのスキンケア→UVクリーム(下地兼用)→ファンデーションです。日焼け止めと下地を別々に使う場合は、日焼け止めが先で下地が後になります。

兼用タイプを選ぶときに効いてくるのが色です。無色のものもあれば、ピンクベージュのように肌なじみを考えた色がついていて、そのまま色補正まで担うものもあります。血色感を足したい人には色つき、ファンデーションで色を作りたい人には無色、という選び分けが分かりやすいでしょう。

マスク・ブルーライト・大気汚染など「日常のストレス」への配慮

マスクを使う機会が増えて以降、色移りやこすれを意識した製品が目立つようになりました。ウォータープルーフ処方で汗や水に強く、マスクの内側への付着を軽減すると案内されている製品もあります。

また、ブルーライトや大気汚染物質(たばこの煙やPM2.5など)といった、紫外線以外の日常的なストレスに配慮した処方をうたう製品もあります。こうした訴求は「そうした点に配慮して設計されている」という説明であって、防げると断定できるものではない、という距離感で受け止めるのが適切です。

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選び方のチェックポイント5つ

1つめは、SPF/PAと生活シーンの組み合わせです。毎日使う1本と、屋外の日に使う1本を分けている人もいます。

2つめは処方です。吸収剤を使わないノンケミカル処方を選ぶか、軽い使用感を優先するか。肌への感じ方は人それぞれなので、実際に試して判断するのが確実です。

3つめは色の有無です。色つきなら下地としての色補正まで兼ねられます。手持ちのファンデーションとの相性も確認しましょう。

4つめは落とし方です。ウォータープルーフ処方や色つきの製品は、クレンジングが必要かどうかを表示で確認します。落とし残しは肌トラブルのもとになります。

5つめは表示の読み方です。「7つの無添加」といった表示は、石油系界面活性剤・パラベン・鉱物油・タール系色素・エタノール・合成香料・紫外線吸収剤など、何を配合していないかを示すものであり、安全性を保証するものではありません。またパッチテスト済みという表示があっても、すべての方に肌トラブルや刺激が起きないわけではありません。こうした表示の意味を理解したうえで比べたい人は、7つの無添加にこだわったUVカットクリーム のように配合と無添加項目を明示している製品を見比べてみてください。

1本で下地まで兼ねるUVクリームの例

具体例として、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤フリー)でSPF50+のUVクリームがあります。肌なじみのよいピンクベージュの色設計で、1本で色補正まで兼ねるという考え方の製品です。

ウォータープルーフ処方で、マスクへの色移りや汚れを軽減すると案内されており、ブルーライトや大気汚染物質といった日常のストレスに配慮した処方とも紹介されています。配合成分としては、フラーレン、セラミドNP、プロテオグリカン、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸2K、ヒアルロン酸、スクワランが挙げられています。色味やテクスチャーの詳細はマスク汚れ対応のUVカットクリーム で確認できます。

このほか、サステナブルの取り組みとして、メマツヨイグサ種子エキス、ブドウ果実エキス、アロエベラ葉エキス、プロテオグリカンの4成分を対象にした配合を案内しています。パッチテスト済みではあるものの、すべての方に肌トラブルや刺激が起きないわけではありません。価格や定期の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。

塗り方と塗り直しのコツ、落とすときの注意

塗る量は、製品の表示に従うのが基本です。少なく伸ばすと表示どおりの数値は期待できません。顔なら、まず額・両頬・鼻・あごの5か所に置いてから、内側から外側へ広げると均一になります。

鏡を見ながら顔にクリームをなじませる女性

塗り忘れやすいのは、首の後ろ、耳、手の甲、髪の分け目です。とくに首と手の甲は視線が集まりやすい場所なので、顔と一緒にケアする習慣をつけておくとよいでしょう。

SPF50+でも塗り直しは要ります。汗をかいたとき、タオルで拭いたとき、マスクをつけ外ししたときは落ちやすくなります。屋外にいる日は2〜3時間おきを目安に、スティックやパウダータイプを併用すると、メイクの上からでも重ねやすくなります。

落とすときは、表示に従ってクレンジングの要否を判断します。落としきれずに残ると、翌朝の肌の調子に影響することがあります。強くこするのではなく、規定量のクレンジング料でやさしくなじませてください。肌に合わないと感じたときは使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科を受診してください。

よくある質問

Q. 下地とUVクリームは両方必要ですか。
A. 下地機能をうたうUVクリームなら1本で兼ねられます。仕上がりにこだわるときだけ下地を足す、という使い分けもできます。

Q. SPF50+なら塗り直しは不要ですか。
A. 塗り直しは要ります。汗や摩擦で落ちるため、時間の経過とともに塗り直すのが前提です。

Q. 子どもと一緒に使えますか。
A. 製品の対象年齢や注意表示を確認してください。子ども向けに設計された製品を選ぶ選択肢もあります。

Q. 室内でも必要ですか。
A. UVAは窓ガラスを通り抜けるため、窓際で過ごす時間が長いなら塗っておく価値があります。

Q. ノンケミカルなら肌に合いますか。
A. 処方の違いであって、合うかどうかは人によります。心配な場合は少量から試してください。

まとめ

紫外線対策で一番効くのは、続けられる1本を見つけることです。数値の高さより、毎朝ためらわずに手が伸びるかどうかが結果を分けます。

選ぶときは、SPF/PAと生活シーン、処方、色の有無、落とし方、表示の読み方という5点を確認してください。そして、塗る量と塗り直しを意識するだけでも、日々の紫外線対策の実効性は変わってきます。

スキンケア全体を組み立て直したい人は https://zero-press.net/columns/otona-skincare-minaoshi を、週1〜2回のスペシャルケアを足したい人は https://zero-press.net/columns/tansan-pack-care もあわせてご覧ください。

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