室内のグリーンと造花の使い分け。手入れの手間で選ぶ
部屋に緑があると雰囲気が変わる。そう思って買ってみたものの、気づけば枯らしてしまった。そういう経験をした人は少なくありません。
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部屋に緑があると雰囲気が変わる。そう思って買ってみたものの、気づけば枯らしてしまった。そういう経験をした人は少なくありません。
続かない理由には共通点があります。この記事では、その原因を整理したうえで、手入れの要らない選択肢、生きた植物を選ぶ基準、そして育てる場合の基本を順に見ていきます。
続かない理由
いくつかの要因が重なっています。
いちばん多いのが、水やりの加減です。枯らす原因は、水が足りないことより、与えすぎであることが多いとされます。土が乾く前に足し続けると、根が傷みます。
次に、日照です。室内は屋外に比べて光の量が大幅に少なくなります。窓から離れた場所では、多くの植物にとって不足します。
三つめが、留守です。旅行や出張で家を空けると、その間の水やりができません。
四つめが、虫です。土を使う以上、発生する可能性があります。室内で虫を見つけると、それだけで置くのをやめてしまう人もいます。
五つめが、置き場所の変化です。模様替えや引っ越しで日照条件が変わり、それまで元気だったものが弱ることがあります。
これらを踏まえると、選び方は二つに分かれます。手入れの要らないものを選ぶか、条件に合った植物を選んで手をかけるか。どちらが良いという話ではなく、生活に合うほうを選んでください。
手入れの要らない選択肢
生きていない素材で作られた植物や花があります。
利点ははっきりしています。水やりも土の管理も不要で、日当たりや風通しを気にせず置けます。留守が続いても状態が変わりません。
置ける場所も広がります。窓のない部屋、光の届かない棚の上、高い位置、水回り。生きた植物では難しい場所にも配置できます。
小さな子どもやペットがいる家庭でも、土をこぼされる心配がありません。ただし、口に入れられる大きさの部品がないかは確認してください。

質感については、製品によって差があります。近くで見ても違和感の少ない仕上げのものから、装飾として割り切った仕上げのものまで幅があります。近くに置くものほど、質感を重視して選ぶとよいでしょう。
卓上の小さなものから、床に置く大きなものまで、寸法の選択肢も広がっています。和の趣を意識した小型の作品を展開しているところもあります。鉢との組み合わせまで考えて作られた製品なら、そのまま置くだけで形になります。
手入れが完全に不要というわけではありません。ほこりは積もります。柔らかい布で払う、たまに風を当てるといった手入れは必要です。色あせを避けるため、直射日光の当たる場所は避けるほうが長持ちします。
生きた植物を選ぶ基準
育てる場合は、条件に合うものを選ぶことが最大の対策です。
まず、光の条件です。日陰でも育ちやすいとされる種類があります。窓から離れた場所に置くなら、こうした種類から選んでください。逆に、日光を好む種類を暗い場所に置くと、次第に弱ります。
次に、水やりの頻度です。乾燥に強い種類は、間隔を空けても問題ありません。留守が多い生活なら、この点を優先してください。
鉢の大きさも重要です。大きすぎる鉢に植えると、土が乾くまでに時間がかかり、根が傷む原因になります。植物の大きさに見合った鉢を選んでください。
置く場所の温度も確認しておきましょう。冬に窓際が冷え込む部屋では、寒さに弱い種類は厳しくなります。
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では、生きていない素材で作られた植物を扱う専門店が案内されています。育てるのが難しい場所には、こうした選択肢を組み合わせるという方法もあります。全部を生きた植物にする必要はありません。
そして、種類によっては人やペットが口にすると体調に影響するものがあります。子どもや動物のいる家庭では、置く前に種類ごとの注意を調べてください。手の届かない位置に置く、その種類を避けるといった判断が必要です。
土と肥料の基本
育てるうえでの基本を押さえておきます。
水やりは、土の表面が乾いてから与えるのが基本とされます。指で土に触れて確かめる方法が確実です。受け皿に溜まった水は捨ててください。溜めたままにすると根が傷みます。
季節によって必要な量が変わります。成長する時期は多く、休む時期は少なく。同じ間隔で与え続けると、時期によっては過剰になります。
肥料については、与えすぎに注意してください。多く与えれば早く育つというものではなく、かえって傷める原因になります。
液体の形式のものは、水で薄めて使うのが一般的です。薄める倍率と、与える間隔が製品に指定されているので、それに従ってください。自然由来の成分を使ったものや、微生物の働きに着目した製品もあります。少量の容器と大容量の容器が用意されている製品もあり、まずは少量で試すという方法が取れます。

効果の出方は、植物の種類、季節、土の状態、置き場所によって変わります。同じものを使っても結果が一定になるわけではないため、様子を見ながら調整してください。
植え替えも定期的に必要になります。根が鉢いっぱいになると、水も養分も行き渡らなくなります。作業に適した時期は種類によって異なるため、調べてから行ってください。
屋外に広げる場合
ベランダや庭に広げると、選べる種類が一気に増えます。
まず、日照時間を確認してください。方角と、周囲の建物による影の入り方で、一日に何時間光が当たるかが決まります。
風も見ておく必要があります。高い階のベランダでは風が強く、鉢が倒れることがあります。固定するか、低い位置に置く工夫が必要です。
集合住宅では、規約の確認も欠かせません。避難のための経路を塞がない、排水口を詰まらせない、階下に水が落ちないようにするといった点は、多くの規約で定められています。
土の力を引き出す、菌根菌のチカラ【生きてる肥料】
では、家庭での栽培にも使える肥料が案内されています。薄めて使う形式のため、少量から試したい場合に向いています。
食べるものを育てる場合は、収穫までの期間と、必要な世話の量を先に調べてください。手間のかかる作物を最初に選ぶと、途中で放置することになります。
虫への対処も考えておく必要があります。屋外では避けられないため、見つけたときにどう対応するかを決めておきましょう。
土の処分についても、あらかじめ調べておいてください。自治体によって扱いが異なります。
購入先を選ぶときの確認事項
購入前に見ておく項目をまとめます。
まず、寸法です。写真だけでは大きさが分かりにくいため、高さと幅の数値を確認してください。置く場所に収まるかを測っておきましょう。
次に、鉢が付属するかどうかです。植物だけが届く場合、別に用意する必要があります。
生きていない素材の製品では、質感と作りを確認してください。複数の角度から撮った写真があると判断しやすくなります。注文を受けてから仕上げる方式の製品もあり、その場合は納期を確認しておきましょう。
生きた植物を通販で買う場合は、届いたときの状態と、その後の管理について案内があるかを見てください。輸送で傷んだ場合の対応も確認しておくと安心です。
贈り物として選ぶ場合は、包装への対応と、相手の生活に合うかを考えてください。世話の手間がかかるものは、相手の状況によっては負担になります。
価格やキャンペーンは変わります。注文する前に、販売元のページで最新の内容を確認してください。
よくある質問
ペットや子どもがいる家庭で注意することはありますか。種類によっては口にすると体調に影響するものがあります。置く前に調べ、手の届かない位置に置いてください。
虫が出たらどうしますか。土から発生する場合があります。表面を無機質の材料で覆う方法や、屋外に出して対処する方法があります。
冬はどうすればよいですか。寒さに弱い種類は、窓際から離してください。暖房の風が直接当たる場所も避けるほうがよいでしょう。
土はどう処分しますか。自治体によって扱いが異なります。事前に確認してください。
留守にするときはどうしますか。乾燥に強い種類を選ぶ、給水の器具を使うといった方法があります。長期なら生きていない素材の製品を併用する選択もあります。
肥料はどのくらい与えますか。製品に指定された倍率と間隔に従ってください。多く与えても早く育つわけではありません。
日が入らない部屋でも育ちますか。日陰でも育ちやすい種類があります。ただし、まったく光がない場所では難しくなります。
造られた植物の手入れは必要ですか。ほこりを払う程度は必要です。直射日光を避けると色あせを抑えられます。
まとめ
選ぶときに押さえるのは、置き場所の条件、手入れにかけられる時間、家庭の安全の三点です。
種類によっては人やペットが口にすると影響するものがあります。置く前に確認してください。肥料の効果は条件によって変わるため、様子を見ながら調整しましょう。照明や小物の選び方は https://zero-press.net/columns/interior-zakka-shomei に、切り花を楽しむ方法は https://zero-press.net/columns/hana-teikibin-katsuyo にまとめています。





