季節の贈答をオンラインで頼む。時期、のし、届け先の段取り
毎年この時期になると、贈る相手の一覧を前にして止まる。去年は何を送ったのか思い出せない。時期はいつまでだったか、表書きはどれだったか。
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毎年この時期になると、贈る相手の一覧を前にして止まる。去年は何を送ったのか思い出せない。時期はいつまでだったか、表書きはどれだったか。
季節の贈答は、品を選ぶ作業より、段取りのほうが手間です。決まりごとを一度整理しておけば、来年からは短い時間で済みます。
この記事では、相手と予算の決め方、時期の幅、のしと表書き、百貨店のオンラインの使い方、届け先の指定、そして記録の残し方を整理します。
先に決めるのは品ではなく相手と予算
一覧から品を選び始めると、決まりません。
まず、相手を書き出してください。会社の取引先、上司、親族、恩師。それぞれ何人か。
次に、金額の幅を決めます。相手の区分ごとに、いくらまでにするか。ここを先に決めると、選ぶ範囲が絞れます。
そして、去年と同じ相手かどうかを確認してください。関係が変わっている場合、続けるか止めるかも判断が要ります。
止めるという判断もあります。一度始めると続ける前提になりやすいのですが、状況が変わったなら整理して構いません。
止める場合は、急にやめるより、挨拶状を送る、金額を下げる、といった段階を踏むほうが角が立ちません。
相手の家族構成や好みも、分かる範囲でまとめておいてください。食べられないものがある場合、それを避ける必要があります。
人数も考えてください。一人暮らしの相手に大きい詰め合わせを送ると、食べ切れずに困らせます。逆に家族が多い家には、分けられる形が喜ばれます。
保存の条件も見ておいてください。冷蔵や冷凍が必要なものは、相手の冷蔵庫の空きを前提にします。常温で置けるもののほうが、負担が小さくなります。

時期には幅がある
季節の贈答には、目安となる時期があります。
ただし、地域によって時期が違います。同じ行事でも、東側と西側でひと月近くずれることがあります。
相手が住んでいる地域に合わせるのが基本です。分からない場合は、早めに送るほうが無難とされています。
そして、時期を過ぎた場合の扱いも決まっています。表書きを変える方法が広く使われています。
暑い時期、寒い時期。それぞれ言い方が変わるため、送る日から逆算して決めてください。
喪中の場合の扱いも確認が要ります。時期をずらす、表書きを変えるなど、配慮の方法があります。
こうした慣習は、地域と間柄によって違います。一つの決まった形があるわけではありません。迷う場合は、家の中で年長の人や、詳しい人に聞くのが確実です。
のしと表書きの決め方
包みに掛ける紙と、上に書く言葉の話です。
まず、目的で選びます。季節の挨拶なのか、お礼なのか、お祝いなのか。それぞれ形が違います。
次に、水引の色と結び方です。繰り返してよい場合と、そうでない場合で使い分けます。ここを間違えると意味が変わります。
名前の書き方も決まりがあります。個人で送るのか、会社として送るのか。連名にする場合は、並べる順番があります。
大丸松坂屋オンラインストア(百貨店のオンラインストア)は、百貨店が運営するオンラインのストアです。季節の贈答に対応した商品が並んでいると案内されています。包装や表書きの対応は公式サイトで確認してください。
注文の画面では、用途を選ぶと表書きの候補が示される形が一般的です。自分で書く必要はほとんどありません。
もう一つの百貨店の通販でも、同じように季節の贈答を扱っています。取り扱う品の傾向が違うため、相手に合わせて使い分ける方法もあります。
そして、内のしと外のしの使い分けもあります。配送で送る場合と、直接渡す場合で選び方が変わるとされています。
分からない場合は、注文の画面で選べるようになっていることが多いので、用途を選ぶだけで済みます。
対応していない商品もあります。冷凍のもの、一部の食品など。注文の前に確認してください。
短冊の形や、名前を印字する形など、簡略な方法を選べる場合もあります。相手との間柄によっては、これで十分なこともあります。

百貨店のオンラインを使う
店に行かずに済ませる方法です。
利点は三つあります。包装と表書きに対応している形が多いこと。複数の相手にまとめて送れること。そして、記録が残ることです。
注文の履歴が残るので、来年に見返せます。これが意外と大きい利点です。
一方で、注意点もあります。
一つ目は、対象外の商品があることです。一部の分野は季節の贈答の扱いに含まれない場合があります。
二つ目は、繁忙の時期です。時期が集中するため、配送の希望が通らないことがあります。早めに注文してください。
三つ目は、送り主の表示です。誰から送られたものかが分かる形になっているかを確認してください。名前だけでは伝わらない相手もいます。
四つ目は、挨拶状の同梱です。別に送るのか、一緒に入れるのか。仕組みによって違います。
まとめて注文できる仕組みがある場合、住所を一括で登録できることがあります。人数が多い場合、この機能があるかどうかで作業の時間が変わります。
百貨店以外に、Yahoo!ショッピング(大手の通販モール)のような大手の通販のモールを使う方法もあります。品の幅は広い一方、包装や表書きへの対応は出店している店ごとに違うため、商品ごとに確認が要ります。
価格を優先するならモール、包装と表書きの確実さを優先するなら百貨店。この使い分けが分かりやすい基準になります。
届け先と時間の指定
送る先の事情も考えてください。
会社に送る場合は、受け取れる時間帯があります。休みの日に届くと、受け取ってもらえないことがあります。
そして、会社によっては受け取りを辞退している場合があります。事前に確認できるなら、しておくほうが確実です。
公務員などに対する贈答には、制限が設けられている場合があります。相手の立場によっては、送らないほうがよい場面もあります。
個人の住まいに送る場合は、不在の可能性を考えてください。生ものや冷やす必要があるものは、受け取りが遅れると影響が出ます。
日時を指定できるなら、相手の予定に合わせてください。分からない場合は、生ものを避けるという選択もあります。
そして、届いたことを伝える連絡があると親切です。送った旨を、別に一報しておく形もあります。
複数の相手に同じ品を送る場合も、届く日をずらすと受け取りやすくなります。一度に集中させる必要はありません。
海外に送る場合は、扱いがまったく変わります。持ち込めないものがあるため、送る前に条件を確認してください。
挨拶状を別に出す場合の書き方は、https://zero-press.net/columns/aisatsujo-hagaki で整理しています。
記録を残して来年に回す
最後に、来年の自分のための作業です。
残しておく項目を挙げます。相手の名前、送った品、金額、送った日、表書き、届け先の住所。
これがあれば、来年は確認するだけで済みます。同じものを続けて送らないための材料にもなります。
先方から届いた場合も記録してください。何をいただいたか、お返しをしたかどうか。届いた日も書いておくと、礼状の遅れを防げます。
そして、住所は毎年確認してください。転居や部署の異動があります。古い住所のまま送ると、届きません。
一覧は一つの場所にまとめてください。紙でも、画面上でも構いません。探す時間がなくなります。
来年の予定にも、注文する時期を入れておいてください。繁忙の時期を避けられます。早い時期に注文すると割り引かれる仕組みが用意されていることもあります。
一覧は家族と共有しておいてください。担当している人が体調を崩したときに、他の人が引き継げます。毎年同じ人が抱える必要はありません。
贈り物そのものの選び方は、https://zero-press.net/columns/gift-zakka-shoku で扱っています。
よくある質問
時期はいつまでですか
地域によって違います。相手が住んでいる地域に合わせ、分からない場合は早めに送ってください。
のしはどれを選べばよいですか
目的で決まります。注文の画面で用途を選べる形が多いので、そこで指定してください。
連名の順番はどうしますか
決まりがあります。立場の順に並べる形が一般的とされていますが、間柄によって変わります。
会社に送ってよいですか
受け取りを辞退している場合があります。相手の立場によっては制限がある場合もあるため、確認してください。
生ものは避けたほうがよいですか
受け取りの日程が読めない場合は避けてください。日時を指定できるなら相談してから決めてください。
お返しは必要ですか
間柄と慣習によります。いただいた記録を残しておくと、判断しやすくなります。
去年と同じものでもよいですか
構いません。記録があれば、続けるか変えるかを選べます。
まとめ
三点にまとめます。
一つ目は、相手と予算を先に決めること。品から選び始めると決まりません。
二つ目は、時期と表書きを確認すること。地域と間柄で変わります。
三つ目は、記録を残して来年に回すこと。毎年ゼロから考える必要はありません。
まずは、送る相手の一覧を作ってみてください。そこから始まります。








