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内祝いの選び方とマナー。時期と金額の目安、相手別の品の考え方

出産や結婚のお祝いをいただいたあと、お返しをどうするかで手が止まる人は多いものです。金額の目安、渡す時期、のしの書き方。調べるほど作法の話が出てきて、かえって迷ってしまいます。

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出産や結婚のお祝いをいただいたあと、お返しをどうするかで手が止まる人は多いものです。金額の目安、渡す時期、のしの書き方。調べるほど作法の話が出てきて、かえって迷ってしまいます。

この記事では、お返しをする側の段取りを、時期と金額、相手ごとの考え方、品の選び方、送り方の順に整理します。慣習は地域や家庭によって幅があるため、ここに書くのは一般的な目安です。迷ったときは、身近な年長者に確認するのがいちばん確実です。

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内祝いとお返しは何が違うのか

内祝いという言葉は、もともとお返しという意味ではありませんでした。身内に祝いごとがあったときに、その喜びを親しい人と分かち合うために品を配る、という習わしを指していたとされます。

つまり、いただいたから返す、というより、自分の側から知らせて分ける行為でした。お祝いをもらっていない人にも贈るのが本来の形だった、と説明されることがあります。

現在は、お祝いをいただいた方へのお返しという意味で使われることがほとんどです。言葉としては内祝いと書き、実質はお返しとして扱われている、と考えておけば実務上は困りません。

このずれを知っておくと、迷ったときの判断が少し楽になります。相手に感謝を伝えるための行為なので、形式が完璧かどうかより、伝わるかどうかを優先してよい場面が多いということです。

とはいえ、相手が形式を重んじる方の場合もあります。相手の年代や関係によって、どこまで整えるかを変えるという考え方が現実的です。

時期と金額の目安

まず時期です。いただいてからおおむね一か月前後を目安にする、という説明をよく見かけます。

出産の場合は、生後一か月ごろの節目に合わせて贈る形が一般的とされます。ただし、産後の体調や生活の落ち着き具合は人それぞれです。無理をして早く出すより、少し遅れても丁寧に伝えるほうがよい場合もあります。

遅くなってしまったときは、遅れたことに触れる一言を添えると気持ちが伝わります。何も言わずに送るより、そのほうが自然です。

金額については、いただいた額の半分から三分の一程度、という言い方がよく使われます。これも決まりではなく、目安として広まっているものです。

高額をいただいた場合は、同じ割合で返すと相手に気を使わせることがあります。割合を下げて、その分だけ手紙や近況の報告を丁寧にする、という選び方もあります。

逆に、金額が小さい場合に無理に品を用意すると、かえって手間をかけたように見えることもあります。関係性を考えて決めてください。

相手によって変える

同じ内容を全員に送るのが楽ですが、相手によって受け取り方は変わります。

目上の方には、金額のはっきりしたものより、日常で使えるものや消えものが選ばれる傾向があります。金額が分かりやすいものは、値踏みされているように受け取られることがあるためです。

職場へは、人数と分けやすさが判断の軸になります。休憩室に置いて各自が取れる形にするなら、個包装のものが扱いやすくなります。誰にどう配るかを、先に確認しておくと安心です。

親族へは、家ごとの習慣が関わります。うちは何もしない、という家もあれば、きちんと形にする家もあります。配偶者側の親族については、その家の慣習を聞いてから決めるほうが無難です。

友人へは、比較的自由に選べます。相手の好みが分かっているなら、それに合わせたほうが喜ばれます。

連名でいただいた場合は、総額を人数で割って一人あたりを考えるか、まとめて分けられるものを一つ選ぶかの二通りがあります。人数が多いときは後者が現実的です。

いただいたものを記録しておくと、あとの作業がずいぶん楽になります。誰から、いつ、何を、いくら相当。この四つを表にしておくだけで、返す相手と金額を並べて決められます。産後や式の前後は記憶が曖昧になりやすいので、受け取ったその日に書き留めておくのがおすすめです。

同じ相手と何度もやりとりがある場合は、前回どうしたかも残しておきましょう。次に同じ場面が来たときに、判断の基準がそろいます。

テーブルに置かれた贈り物の箱

品を選ぶときの視点

何を贈るかで悩む時間がいちばん長くなりがちです。判断の軸を先に決めておくと早く進みます。

一つめが、日持ちです。生ものや賞味期限の短いものは、相手の予定によっては消費が難しくなります。常温で置ける、期限に余裕がある、という条件は扱いやすさに直結します。

二つめが、分けやすさです。家族で分けられるか、職場で配れるか。個包装かどうかは、この点で効いてきます。

三つめが、好みが分かれにくいかどうかです。香りの強いもの、味の個性が強いものは、好き嫌いが出やすくなります。相手の好みを知らない場合は、無難な方向に寄せるという判断があります。

四つめが、保管の負担です。冷蔵や冷凍が必要なものは、届いたときに場所を空けてもらう必要があります。事前に伝えられない相手には避けたほうが安全です。

五つめが、選んでもらう形式です。相手に選んでもらえる冊子やサイトを贈る方法があります。好みが分からない相手や、複数の方へまとめて贈る場合に使われます。カタログギフト・内祝いのセレクトギフトショップ<ソムリエアットギフト> では、贈り物を扱う専門の通販が案内されています。品ぞろえや価格帯は時期によって変わるため、公式サイトで確認してください。

六つめが、アレルギーへの配慮です。食品を贈る場合、小さな子どもがいる家庭では特に気になります。原材料の表示が確認できるかどうかも見ておきましょう。

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のし・挨拶状・送り方

体裁の部分は、決まりごとが多いように見えて、押さえる点は限られています。

表書きは、内祝いと書く形が一般的です。出産の場合は、その下に子どもの名前を入れる書き方が広く使われています。読み方が難しい場合は、ふりがなを添えることがあります。

水引の種類は、祝いごとの性質によって使い分けられます。何度あってもよい祝いと、一度きりが望ましい祝いで形が違う、と説明されます。購入する店で相談すれば教えてもらえます。

内のしと外のしという区別もあります。配送で送る場合は包装の内側に掛ける形が選ばれることが多く、手渡しの場合は外側にする、という説明をよく見かけます。ここも店で相談できます。

挨拶状や一筆箋を添えると、品だけを送るより気持ちが伝わります。長い文章である必要はありません。お礼と、近況を一言。それだけで十分に成り立ちます。

送り方は、手渡しと配送のどちらでも構いません。遠方の方や、時間の都合が合わない相手には配送が現実的です。配送する場合、届く日を相手の都合に合わせられるかを確認してください。

便箋に万年筆を添えた様子

贈り先を選ぶときの確認事項

注文する店を決めるときに見ておきたい点を挙げます。

まず、のしや包装への対応です。表書きの指定ができるか、名入れができるか、内のしと外のしを選べるか。お返しの用途で使うなら、ここは重要です。

次に、挨拶状やメッセージカードを付けられるかどうかです。用意されている文例を使えると手間が減ります。

三つめが、配送の日時指定です。相手の在宅の都合に合わせられると、受け取りの負担が減ります。

四つめが、複数の宛先へまとめて送れるかどうかです。人数が多い場合、住所を一件ずつ入力する形だと手間がかかります。

御中元・夏ギフトはえびせん家族で では、日持ちのする贈答向けの品を扱う通販が案内されています。内容量や賞味期限は商品ごとに違うため、商品ページで確認してください。

五つめが、価格帯の幅です。相手によって金額を変える場合、同じ店で複数の価格帯がそろっていると選びやすくなります。

六つめが、送料の扱いです。合計金額によって変わることがあります。宛先ごとに送料がかかる形かどうかも見ておきましょう。

七つめが、繁忙期の納期です。年末年始や大型連休の前後は、注文から発送までの日数が延びることがあります。届けたい日が決まっているなら、余裕を持って手配してください。

よくある質問

お返しは不要と言われたらどうしますか。言葉どおりに受け取る場合もあれば、気持ちだけでもと形にする場合もあります。関係性で判断し、迷うなら手紙だけでも送るという方法があります。

高額をいただいたときはどうしますか。同じ割合で返すと相手に気を使わせることがあります。割合を下げて、感謝の言葉を丁寧に添える形が選ばれることがあります。

職場へは何がよいですか。人数と分け方によります。休憩室に置く形なら、個包装のものが扱いやすくなります。

時期が遅れてしまいました。遅れたことに触れる一言を添えて送れば伝わります。何も言わずに送るより自然です。

現金や商品券でもよいですか。相手や地域によって受け取り方が異なります。目上の方には避ける、という考え方が広く言われています。

名前はどう書きますか。出産の場合は子どもの名前を入れる形が一般的です。読み方が難しいときはふりがなを添えます。

一人ずつ違う品でもよいですか。構いません。相手ごとに合わせるほうが喜ばれる場合もあります。管理が煩雑にならない範囲で選んでください。

どこで相談できますか。贈答を扱う店では、のしや水引の相談に応じてもらえることが多くあります。注文の前に問い合わせてみてください。

まとめ

お返しは、時期・金額・相手の三点を先に決めてから、品を選ぶ順番にすると迷いが減ります。

いただいてから一か月前後を目安に、金額はいただいた額の半分から三分の一程度を出発点として、相手との関係で調整します。品は日持ち・分けやすさ・好みが分かれにくいかで絞り、体裁は注文する店に相談すれば整えられます。慣習は地域や家庭で幅があるため、この記事の内容は目安として使い、判断に迷うところは身近な人に確認してください。ギフトの種類ごとの選び分けは https://zero-press.net/columns/catalog-taiken-gift に、贈る側の選び方は https://zero-press.net/columns/shussan-iwai-gift にまとめています。

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