サロン専売のヘアケアの選び方。市販品との違いと使い分け
美容室で使われている製品を勧められた。あるいは、通販で美容室向けと書かれた商品を見つけた。市販のものと何が違うのか、気になるところです。
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美容室で使われている製品を勧められた。あるいは、通販で美容室向けと書かれた商品を見つけた。市販のものと何が違うのか、気になるところです。
この記事では、その違いをどう考えればよいか、シャンプーとトリートメントの選び方、日々の扱い方、そして購入先を選ぶときに見る点を整理します。
髪の悩みは原因が複数ある
まず、悩みの背景を整理しておきます。
髪は、日々さまざまな影響を受けています。乾燥、摩擦、熱、紫外線、色を変える施術や形を変える施術。どれかひとつが原因というより、複数が重なっていることがほとんどです。
洗い方や乾かし方といった日常の扱いも関わります。強くこすって洗う、濡れたまま放置する、熱風を近距離で当て続ける。こうした習慣は、製品を替えるより先に見直す価値があります。
体調や生活の影響もあります。睡眠や食事の状態が続けて乱れている時期は、髪の手触りにも表れると言われます。
一方で、頭皮に赤み、かゆみ、痛み、ふけの急な増加といった変化がある場合は、製品を替えるより皮膚科を受診してください。原因を確かめないまま市販品を試し続けると、遠回りになります。
この記事で扱うのは、日常の手入れの話です。判断が必要な状態については、専門家に見てもらってください。
美容室向けの製品と市販品の違い
よく聞かれる質問ですが、答えは意外と単純です。
いちばんはっきりしている違いは、流通の経路です。美容室向けとして作られた製品は、もともと店舗で使われることを想定して供給されてきました。市販品は、小売店の棚に並ぶことを前提に作られています。
そこから、いくつかの傾向が生まれます。美容室向けの製品は、施術と組み合わせて使われることを想定した設計になっていることがあります。容量の大きい業務用の規格が用意されていることもあります。
ただし、どちらが優れているという話ではありません。市販品にも設計に力を入れた製品はありますし、美容室向けの製品が誰にでも合うわけでもありません。合うかどうかは髪質と頭皮の状態、そして好みによります。
シリーズとして展開されている製品もあります。乾燥やくせが気になる場合、色を変えたあとの手入れ、頭皮に着目したものなど、目的別に分かれている形です。自分がどれに当てはまるかを選ぶところから始まります。
なお、美容室で使っているものをそのまま家庭で使うのが最適とも限りません。施術者が扱うことを前提にした製品は、量や時間の加減に慣れが要ることがあります。そのため、家庭向けに使いやすく作り直した製品を用意しているところもあります。
判断に迷ったら、施術を受けている美容室で聞いてみるのが早道です。髪の状態を実際に見ている相手なら、今の悩みに合わせて具体的に答えてくれます。
シャンプーの選び方
見るべき点は多くありません。
まず、洗浄成分の系統です。しっかり洗えるもの、穏やかに洗うもの、泡立ちを重視したもの。表示を見ればおおよその系統は分かります。皮脂が多いと感じる人と、乾燥が気になる人では、向いているものが変わります。
次に、頭皮の状態です。かゆみが出やすい、乾燥する、べたつきやすい。それぞれで選ぶ方向が違います。判断に迷う場合は、施術を受けている美容師に相談すると具体的な助言をもらえます。
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では、髪質や悩みに合わせて分かれたシリーズが案内されています。どの系統を選べばよいか迷う場合、目的別に整理されているものは選びやすいでしょう。
香りも無視できません。毎日使うものなので、好みに合わないと続きません。家族で共用する場合は、そこも考えておく必要があります。
容量と価格の関係も見ておきましょう。詰め替え用が用意されているか、大容量の規格があるかで、続けるときの負担が変わります。

洗い方も製品と同じくらい重要です。まず湯で十分に流し、洗浄料は頭皮につけて指の腹で動かします。爪を立てないでください。すすぎは、自分で思っているより長めに行うのが基本とされます。
一日に何度も洗う必要はありません。皮脂が気になるからと洗う回数を増やすと、かえって乾燥することがあります。
トリートメントの使い分け
トリートメントには、洗い流すものと洗い流さないものがあります。
洗い流すものは、洗ったあとに使い、時間を置いてからすすぎます。頭皮ではなく、中間から毛先を中心につけるのが一般的です。根元につけると、べたつきの原因になることがあります。
洗い流さないものは、乾かす前や、乾かしたあとに使います。熱や摩擦を受ける前につけておく使い方が広く知られており、この分野の製品は長く人気があります。油の形式のもの、乳液状のもの、霧状のものがあり、質感が異なります。
つけすぎないことが共通の注意点です。多くつければ良いというものではなく、重くなったりべたついたりします。少量から始めて、足りなければ足してください。
頻度についても、毎回すべてを使う必要はありません。乾燥が気になる時期は増やし、そうでない時期は減らす。状態に合わせて調整するほうが現実的です。
家庭向けに開発された製品を扱う事業者では、シャンプーやトリートメントだけでなく、タオル、ブラシ、くしといった道具まで扱っていることがあります。道具を変えるだけで扱いやすくなることもあるため、あわせて見てみるとよいでしょう。
乾かし方と日常の扱い
製品を替えるより効果が出やすいのが、この部分です。
洗ったあとは、まずタオルで水分を取ります。こすらず、押さえるようにして吸わせてください。吸水性の高いタオルを使うと、乾かす時間そのものが短くなります。
そのあと、できるだけ早く乾かします。濡れたまま放置すると、髪も頭皮も良い状態を保てません。
乾かすときは、機器を近づけすぎないでください。一か所に当て続けず、動かしながら乾かします。根元から乾かし、毛先は最後に軽く整えるという順序が一般的です。

ブラシを使うときも、力を入れないでください。濡れた状態の髪は引っかかりやすいため、毛先からほぐしていくと負担が減ります。
寝るときの摩擦も影響します。枕カバーの素材を変える、髪をまとめて寝るといった工夫をしている人もいます。
色を変えたり形を変えたりする施術を受けたあとは、しばらく扱いに気をつけてください。何をどう扱うべきかは、施術した美容師に聞くのが確実です。
購入先を選ぶときの確認事項
どこで買うかについても、見ておく点があります。
まず、商品の情報が十分に掲載されているかです。容量、成分、使い方が確認できるかを見てください。
次に、取り扱いについての説明です。どのような経路で商品を仕入れているかを説明している店舗もあります。サロン専売品・正規新品をお取扱い|各メーカー・ディーラー協賛【 tricca Online Store 】
では、美容の流通網を利用して商品を届けていることや、その仕組みによって費用を抑えていることが説明されています。仕組みが説明されている店舗は、比較の材料になります。
返品と交換の条件も確認しておきましょう。開封後の扱いは事業者によって異なります。
問い合わせの窓口があるかも見ておくとよい点です。使い方や在庫について質問できる連絡先が示されていれば、迷ったときに確認できます。
送料の条件も、まとめ買いをするかどうかの判断に関わります。金額によって無料になる設定がある場合、必要な分を一度に買うほうが結果的に安くなることもあります。
試せる少量の規格が用意されているかも確認の対象です。合うかどうかは使ってみないと分からないため、小さい容量から始められると無駄がありません。累計の出荷本数について案内している製品もありますが、それは人気の目安であって、自分に合うかどうかとは別の話です。
価格やキャンペーンは変わります。注文する前に、販売元のページで最新の内容を確認してください。
よくある質問
合わないと感じたらどうしますか。使用をやめて、別の系統のものを試してください。頭皮に異常がある場合は皮膚科を受診してください。
頭皮がかゆいのですが。製品を替える前に皮膚科で相談してください。原因によって対応が変わります。
詰め替え用を使ってよいですか。用意されていれば使えます。容器を洗って乾かしてから入れ替えるのが基本です。
色を変えたあとはどうすればよいですか。施術した美容師に確認するのが確実です。目的別に分かれた製品を選ぶという方法もあります。
毎日洗ったほうがよいですか。生活や体質によります。洗う回数より、洗い方とすすぎ方のほうが影響が大きいと言われます。
洗い流さないものは毎日使いますか。状態に合わせて調整してください。つけすぎると重くなります。
家族で同じものを使えますか。髪質と頭皮の状態は人によって違います。合わないと感じたら分けてください。
大容量と小容量ではどちらがよいですか。使う量と使い切るまでの期間で判断してください。まずは小さいもので試すのが安全です。
まとめ
見直す順序としては、洗浄成分の系統、使い方の量と頻度、乾かし方の三点です。
製品は日々の手入れのためのものであり、頭皮や髪の状態を判断するのは専門家の役割です。かゆみや赤み、痛みがある場合は皮膚科を受診してください。オイルを使った仕上げについては https://zero-press.net/columns/hairoil-styling に、乾かす機器の選び方は https://zero-press.net/columns/biyou-kaden-erabikata にまとめています。





