作る側にまわる学び。ゲーム、イラスト、動画の入口
ゲームが好きで、作る側にも興味がある。子どもが毎日絵を描いているので、ちゃんと教えてもらえる場所を探したい。動画の編集ができれば、仕事の幅が広がりそうだと思っている。
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ゲームが好きで、作る側にも興味がある。子どもが毎日絵を描いているので、ちゃんと教えてもらえる場所を探したい。動画の編集ができれば、仕事の幅が広がりそうだと思っている。
作る側の学びは、分野が細かく分かれています。まず全体像を知らないと、どの入口から入るかも決まりません。
この記事では、分野の分かれ方、ゲームやCGを学ぶ入口、子どもが創作を学ぶ形、動画を編集する技術、作品を残す習慣、そして仕事にするかどうかの考え方を整理します。
作る側は分野が細かく分かれている
一つの作品が完成するまでには、多くの工程があります。
ゲームであれば、企画、仕様の設計、プログラム、絵、立体の造形、動きの設定、効果、音、演出、試験。それぞれ担当する人が違います。
映像も同じです。企画、撮影、編集、効果、音の調整、色の調整。分業が進んでいます。
つまり、「ゲームを作りたい」と言っても、その中のどこを担当したいのかで学ぶ内容が変わります。
自分がやりたいのはどこかを考えてみてください。話を考えるのが好きなのか、絵を描くのが好きなのか、仕組みを作るのが好きなのか。
分からない場合は、好きな作品のスタッフの表示を見てみてください。どういう役割の人がいるのかが分かります。
そして、複数の工程に関わる人もいます。小規模な制作では、一人が何役も担うことが普通です。
『ゲームの学校』ゲーム制作を学べるオンラインスクールは、ゲームやCG、映像の制作を学べるオンラインのスクールです。一般的なWebの分野に向けたスクールとは異なり、ゲームの開発とCGの制作に特化していると案内されています。プログラムのほかに、立体の造形、効果の制作、企画といったコースも用意されているとされています。詳しい内容と費用は公式サイトで確認してください。
ゲームやCGを学ぶという入口
この分野を学ぶときに見ておきたい点を挙げます。
一つ目は、コースの内訳です。何を学ぶコースなのかが具体的に書かれているかを見てください。「ゲーム制作」だけでは中身が分かりません。
二つ目は、使う道具です。業界で実際に使われている道具を扱うかどうか。学んだ内容がそのまま使えるかに関わります。
三つ目は、必要な機材です。この分野は、それなりの性能の機械が必要になることがあります。手元の環境で足りるかを確認してください。
四つ目は、質問の仕組みです。つまずいたときに聞ける相手がいるかどうか。独学との一番大きな違いはここです。
五つ目は、期間と進め方です。決まった日程で進むのか、自分の速さで進められるのか。働きながらなら後者が向きます。
そして、この分野は変化が速い部分でもあります。教材が更新されているかも確認してください。数年前の内容のままだと、現場で使われている手順と噛み合わないことがあります。
卒業後の支援があるかも見ておきます。作品の講評、仕事の紹介、交流の場。学び終えたあとに一人になると、止まりやすくなります。
無料の相談や説明会を用意している場合は、まず話を聞いてみてください。その場で決めず、複数を比べてから判断するのが安全です。

子どもが創作を学ぶという形
子ども向けの教室についても触れておきます。
絵を描くこと自体は、家でもできます。教室で得られるのは、描き方の技術と、人に見てもらう経験です。
画面上で描く形なら、道具の準備が比較的簡単です。紙と違って、やり直しもできます。
子ども向けにオンラインで絵を教える教室もあります。描くだけでなく、作った作品を人に見せる、販売するところまで体験できる形が案内されています。対象は小学生から高校生とされています。月ごとの費用と対象の学年は公式サイトで確認してください。
選ぶときは、本人が続けたいと思えるかを見てください。上達を急がせると、描くこと自体が嫌になります。
必要な機材も確認します。画面に描く道具が必要な場合、その費用も含めて考えてください。借りられる場合もあります。
そして、作品を残す仕組みがあるかも見ておくとよいと思います。描いたものがたまっていくと、本人の励みになります。
発表の場があるかも確認してください。展示や公開の機会があると、締め切りができて完成まで進みます。人に見せる経験は、技術とは別の学びになります。
動画を編集する技術
三つ目は、動画の編集です。
この分野は、比較的短い期間で型を覚えられる部類に入ります。基本の操作と、見やすくするための決まりごと。ここを押さえると、形になります。
Movie Hacks(動画編集の講座)は、動画の編集を学ぶ講座です。動画で教える形をとっており、細かい部分が伝わりやすいと案内されています。受講の期間に制限がなく、カリキュラムを継続して見られる形とされ、質問への対応も範囲内であれば回数や期間の制限を設けていないと説明されています。受講料と条件は公式サイトで確認してください。
学ぶときに見ておきたいのは、質問できる範囲です。カリキュラムの中身だけなのか、自分が作ったものを見てもらえるのか。
使う道具も確認します。有料の道具が前提になっている場合、その費用も加わります。月々の契約が必要な道具もあるため、総額で見てください。
扱う映像の種類も見ておきます。短い映像と長い映像、字幕を入れる作業、効果を付ける作業。求められる技術は少しずつ違います。
そして、編集の技術だけでは仕事になりにくいという点も知っておいてください。どういう映像が求められているのかを理解する部分が、実際には差になります。
撮影から編集までを含めた学びは、https://zero-press.net/columns/satsuei-henshu-manabu で扱っています。

作品を残すという習慣
どの分野でも共通するのが、作品を残すことです。
学んだ内容は、形にしないと残りません。講座を見終えただけでは、何も手元にない状態になります。
だから、学びながら作ってください。小さくてよいので、完成させることが大切です。
完成の基準も自分で決めてください。ここまでできたら完成、と決めておかないと、いつまでも直し続けることになります。
そして、人に見せてください。反応があると、次を作る動機になります。反応がなくても、出したという事実が残ります。
見せられる作品がたまってくると、それ自体が説明の材料になります。仕事を受ける場合も、趣味の仲間を見つける場合も、作品があるほうが早く伝わります。
作った日付と、そのとき何を練習していたかを添えておくと、あとで見返したときに変化が分かります。
Webの分野を学ぶ順番については、https://zero-press.net/columns/web-design-manabu-junban で整理しています。
仕事にするかどうかは別の話
最後に、この点をはっきりさせておきます。
学ぶことと、それで収入を得ることは別です。技術があっても、仕事を受ける工程は別に必要になります。
営業、見積もり、契約、納品、請求。制作以外の作業が、実際にはかなりの割合を占めます。
だから、講座を受けたら仕事になると考えないでください。学んだあとに何をするかを、別に計画する必要があります。
一方で、趣味として続けるという選択も同じ重みの選択肢です。仕事にしないと決めたほうが、楽しく続けられることもあります。
好きなことを仕事にすると、締め切りと要望が入ってきます。それが合う人もいれば、合わない人もいます。
まずは作ってみて、続けられるかを確かめてください。そのうえで、仕事にするかどうかを考える順序が現実的です。
よくある質問
未経験でも学べますか
初めての人を対象にした講座があります。ただし、必要な機材や前提の知識が示されている場合もあるため、確認してください。
機材は必要ですか
分野によります。立体の造形や映像の編集では、それなりの性能の機械が必要になることがあります。
費用はどのくらいですか
コースと期間によって幅があります。受講料のほかに、道具や機材の費用がかかる場合もあります。
期間はどのくらいかかりますか
内容と進め方によります。自分の速さで進められる形なら、生活に合わせて調整できます。
子どもは何歳から受けられますか
教室によって対象が違います。小学生からを対象にしている形が多いようです。案内で確認してください。
仕事になりますか
学ぶことと仕事を受けることは別です。学んだあとに何をするかを決めておかないと、そこで止まります。
独学ではだめですか
独学でも進められます。違いは、質問できる相手がいるかどうかです。つまずいたときの時間の差が出ます。
まとめ
三点にまとめます。
一つ目は、分野の違いを知ること。同じ制作でも、担当する工程はまったく違います。
二つ目は、作品を残すこと。学んだ内容は、形にしないと手元に残りません。
三つ目は、仕事にするかどうかは別に考えること。技術と仕事を受ける工程は、別のものです。
まずは小さいものを一つ完成させてください。そこから見えてくることのほうが、講座を比べている時間より多いはずです。








