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長く使う家具の選び方。素材と作りで見る

数年前に買ったテーブルの表面が剥がれてきた。引き出しが引っかかる。座面がへたって、座り心地が変わった。

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数年前に買ったテーブルの表面が剥がれてきた。引き出しが引っかかる。座面がへたって、座り心地が変わった。

安く買った家具ほど、この時期が早く来ます。そして買い替えるたびに、処分の手間と費用がかかります。

この記事では、買い替えを繰り返す構造、素材の違い、作りを見る場所、寸法の測り方、成長に合わせるという考え方、そして保証と手入れの確認を整理します。

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買い替えを繰り返す理由

まず、費用の見方を変えてみてください。

一台を数年で買い替える場合と、長く使う一台を選ぶ場合を、10年の合計で比べます。安い家具を三回買えば、価格の差は思っているより小さくなります。

処分の費用も加わります。大型の家具は、自治体の粗大ごみとして出す手続きが必要になり、費用も日数もかかります。搬出の手間も自分の負担です。

買い替えのたびに部屋の寸法を測り直し、搬入の経路を確認し、組み立てる作業も発生します。この時間も費用の一部だと考えてください。

もう一つ、住まいへの愛着という部分もあります。手を入れながら使えるものは、傷が増えても使い続けたくなります。逆に、表面が剥がれたものは直しようがありません。

ただし、長く使うものが常に正解というわけではありません。数年で引っ越す予定がある、生活の形が変わりそう。そういう時期は、割り切って選ぶ判断もあります。

だから、まず自分がどちらの段階にいるかを決めてください。ここが決まると、選ぶ基準も決まります。

ウッドライフ(無垢材の家具通販)は、天然の無垢材を使った家具を扱う通販です。安価な家具でよく使われる集成材や表面に薄い板を貼ったものは使わないとしており、自社の工場でデザインから製作までを行う形だと案内されています。取り扱いの品目や価格は公式サイトで確認してください。

素材の違いを知る

木を使った家具といっても、中身はいくつかに分かれます。

一つは、一枚の木から切り出したものです。木そのものの質感や木目がそのまま出るため、同じ製品でも一台ずつ表情が違います。表面を削り直せるので、傷がついても直せます。

二つ目は、細かい木材を貼り合わせたものです。反りにくく、価格も抑えられます。ただし断面の見え方が変わります。

三つ目は、芯材の表面に薄い板を貼ったものです。見た目は木ですが、表面が剥がれると直せません。安価な家具の多くはこの形です。

四つ目は、木目を印刷したシートを貼ったものです。これも、傷んだ部分の補修は難しくなります。

どれが良いという話ではなく、寿命と手入れの仕方が違うという話です。長く使いたいなら、削り直せるかどうかが一つの基準になります。

なお、無垢の木にも弱点があります。湿度によって反ったり、割れたりすることがあります。乾燥する季節に隙間ができ、湿気の多い季節に戻る。この動きは素材の性質であって、不良ではありません。

木目の接写

作りを見る場所

同じ素材でも、作りによって持ちが変わります。

接合の部分を見てください。ねじだけで留めているのか、木を組んで作られているのか。組んである家具は、力がかかっても緩みにくくなります。

引き出しの動きも確認します。奥まで引いたときに落ちないか、開け閉めが滑らかか。ここは毎日触る部分なので、差が出ます。

裏側と底も見てください。見えない部分の処理が丁寧な製品は、全体の作りも丁寧なことが多いものです。

椅子やソファなら、座面の中身も確認します。何が入っているか、へたったときに交換できるか。

通販で買う場合は、写真と説明文で分かる範囲に限られます。細部の写真が載っているか、質問に答えてもらえるか。ここも判断の材料になります。

長く使うことを前提に作られたブランドもあります。子どもの頃から大人になっても使えることを掲げ、成長や生活の変化に合わせられる設計をとる形です。詳しい内容は公式サイトで確認してください。

置ける寸法を先に測る

家具選びで一番多い失敗が、入らないことです。

測るのは、置く場所の幅、奥行き、高さ。そして、搬入の経路です。

経路で見るのは、玄関の扉、廊下の幅、曲がり角、階段の踊り場、エレベーターの奥行き。どこか一か所でも通らなければ、部屋には入りません。

集合住宅では、共用部分の条件も確認してください。搬入の時間帯が決められている場合があります。

大きな家具は、分解した状態で届くこともあります。組み立てが必要かどうか、必要な場合に依頼できるかを確認してください。

床の耐荷重も、重い家具では気にしておく価値があります。

そして、置いたあとの動線も想像してください。扉が開くか、引き出しを引ける余裕があるか。寸法だけ合っていても、使えないことがあります。

紙を床に置いて大きさを再現すると、想像しやすくなります。数分の作業で、返品の手間を防げます。

返品の条件も確認しておいてください。大型の家具は、送料の負担が大きくなります。開封したあとの扱いも、事前に読んでおくと安心です。

通販での一般的な選び方は、https://zero-press.net/columns/kagu-tsuhan-erabikata で整理しています。

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子どもの成長に合わせる

家族の形が変わる時期は、家具の買い替えが重なります。

机や椅子は、高さを変えられる形なら長く使えます。子どもの頃に買ったものを、大人になってからも使い続けられる設計の製品もあります。

用途を変えられる形もあります。子ども用の棚として使ったものを、後から別の用途に回す。買い足すより安く済みます。

一方で、成長に合わせすぎると、途中で使わなくなることもあります。特定の年齢だけを想定した形は、その時期を過ぎると持て余します。

だから、大人が使っても違和感のない形を選ぶという考え方が現実的です。色や装飾を抑えるほど、長く置いておけます。

置き場所を変えられる大きさかどうかも見ておきます。部屋の模様替えのたびに動かせないと、選択肢が狭まります。

北欧の家具に多い、簡素な形の考え方は https://zero-press.net/columns/hokuo-design-kagu で扱っています。

木の家具のある居間

保証と手入れを確認する

最後に、買ったあとの話です。

保証の期間と範囲を確認してください。通常の使用による不具合が対象なのか、部品の交換に対応するのか。長く使う家具ほど、この差が効きます。

修理や部品の取り寄せに対応しているかも聞いておきます。数年後に同じ部品が手に入るかどうかは、その会社が扱いを続けているかによります。

ACEX(家具・インテリアの通販)のように、品質の保証を数年の単位で用意している通販もあります。期間内の通常の使用による不具合には、部分または商品の交換で対応する形だと案内されています。対象になる商品の区分や条件は公式サイトで確認してください。

支払いの方法や送料の扱いも見ておきます。大型の商品は、地域によって配送の条件が変わることがあります。

日々の手入れも確認します。無垢の木は、乾いた布で拭く、定期的に油を塗るといった手入れで表情が変わります。手間だと感じるか、楽しみだと感じるかは人によります。

置く場所の環境も影響します。直射日光の当たる場所は色が変わり、冷暖房の風が直接当たる場所は乾燥しやすくなります。

傷がついたときの対処も知っておくと安心です。表面を削り直せる素材なら、専門の業者に頼んで直せる場合があります。

そして、届いたときに状態を確認してください。輸送中の傷は、受け取りから一定の期間内に連絡する決まりになっていることが一般的です。

よくある質問

無垢材は反りますか

湿度によって動くことがあります。素材の性質であり、不良ではありません。極端な乾燥や湿気を避けると影響を抑えられます。

手入れは大変ですか

拭くだけで済むものもあれば、定期的に油を塗るものもあります。購入の前に、必要な手入れを確認してください。

搬入できるか不安です

経路の幅と高さを測ってください。玄関、廊下、曲がり角、階段。一か所でも通らなければ入りません。

保証はどうなっていますか

期間と対象が製品ごとに定められています。通常の使用による不具合が含まれるかを確認してください。

組み立ては必要ですか

製品によります。分解した状態で届くものもあるため、組み立ての要否と依頼できるかを確認してください。

いま使っている家具はどう処分しますか

自治体の粗大ごみとして出す方法が一般的です。手続きと費用、搬出の方法を先に調べておいてください。

一枚板でなくても長く使えますか

使えます。素材によって手入れと寿命が違うだけで、貼り合わせた材でも作りが良ければ長く使えます。

まとめ

三点にまとめます。

一つ目は、合計の費用で見ること。買い替えの回数と処分の手間まで含めると、判断が変わります。

二つ目は、素材と作りを確認すること。削り直せるか、接合はどうか、裏側は丁寧か。

三つ目は、搬入の経路を先に測ること。ここを飛ばすと、届いた日に困ります。

家具は、決めるまでに時間をかけるほど後悔が減ります。まずは置く場所を測るところから始めてください。

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