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画像をAIで作る・整える。業務で使う前に決めておくこと

商品を撮って、背景を白く抜いて、サイズをそろえて出品する。資料に使う図版を用意する。画像に関わる作業は地味に時間を食います。外注すれば早いものの、点数が多いと費用がかさみます。

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商品を撮って、背景を白く抜いて、サイズをそろえて出品する。資料に使う図版を用意する。画像に関わる作業は地味に時間を食います。外注すれば早いものの、点数が多いと費用がかさみます。

画像を作る道具、整える道具は増えました。ただ、使う前に決めておくことがあります。何に使うのか、権利をどう扱うのか、誰が最終確認をするのか。

この記事では、時間のかかっている場所の把握、生成と加工の違い、商品画像での注意、権利と表示の扱い、運用への載せ方を整理します。

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画像づくりでかかっている時間

まず、どの工程に時間を使っているかを測ります。

撮影です。場所の準備、照明、角度の調整。商品の点数が多いと、この段階だけで半日が消えます。

背景の処理も時間がかかります。出品する場所によっては、背景を白にするよう求められることがあります。1枚ずつ手作業で抜いていると、点数に比例して時間が増えます。

サイズと形式の調整もあります。掲載する場所ごとに求められる縦横の比率が違い、その都度作り直すことになります。

差し替えの作業も見落とされがちです。商品が改良された、季節が変わった、価格の表示を変えた。一度作って終わりではありません。

1週間だけ記録を取ってみてください。どこに何時間使っているかが分かると、道具で解決できる部分と、そうでない部分が見えます。

撮影そのものを楽にする工夫もあります。撮る場所を決めて置きっぱなしにする、背景の紙を常設する、照明の位置を固定する。段取りを固定するだけで、1点あたりの時間は縮みます。

生成と加工は別の作業

道具を選ぶ前に、必要なのがどちらかを見極めます。

生成は、ゼロから画像を作る作業です。イメージを言葉で指示して、絵や写真のような画像を出力します。資料の挿絵、背景の素材、雰囲気を伝えるための画像に向きます。

ConoHa AI Canvas(AI画像生成)のようにブラウザ上で使える形なら、機材や環境の準備なしに試せます。生成の道具は動作の条件が重い場合もあるため、手元の機械で動かせるかどうかは選ぶ基準のひとつです。

加工は、既にある写真を整える作業です。背景を抜く、明るさを整える、サイズをそろえる、不要なものを消す。実物を扱う商売では、こちらの需要のほうが大きくなります。

必要なのが加工なら、生成の道具を導入しても解決しません。逆も同じです。作業の記録を見て、どちらに時間を使っているかで判断してください。

両方を扱える道具もありますが、それぞれに特化した道具のほうが早いこともあります。使う頻度の高い作業を基準に選んでください。

試せる範囲があるかも確認します。数枚だけ処理してみて、仕上がりが実用に足るかを見る。実際の商品で試さないと、使えるかどうかは判断できません。

商品画像で気をつけること

実物を売る場合、加工には線引きが要ります。

色を大きく変えないことです。写真の色と届いた商品の色が違うと、返品や苦情の原因になります。撮影のときに、実物に近い色で写るよう調整するほうが確実です。

質感も同じです。傷や使用感を消しすぎると、中古品では特に問題になります。状態を正確に伝えることが、結果として評価につながります。

背景を白にする加工は、多くの場面で求められます。商品の輪郭が変わらない範囲であれば、表示上の統一のための処理として問題になりにくい部分です。

背景を白く整える作業に特化した道具もあります。点数が多い場合、1枚あたりの処理時間の差が積み上がります。買い切りの形で、使った枚数分だけ支払う仕組みなら、繁忙期だけ多く使うこともできます。

サイズの表記も添えます。画像だけでは大きさが伝わりません。実寸を書く、比較になるものと一緒に撮る。この一手間で問い合わせが減ります。

表示に関するきまりもあります。実際のものより著しく良く見せる表示は、景品表示法の観点から問題になり得ます。加工は「見やすくする」範囲にとどめてください。

出品する場所ごとの規定も確認します。背景の色、文字の書き込みの可否、画像の枚数。規定に合わない画像は掲載されないことがあります。

白い背景で商品を撮影する準備

権利と表示の扱い

生成した画像を業務で使う場合、確認すべき点があります。

まず、利用の範囲です。サービスの規約に、商用で使えるかどうかが書かれています。プランによって条件が違うこともあるため、契約する前に読んでください。

学習に使われるデータの扱いも確認します。自分がアップロードした画像が、どう扱われるのか。社外に出せない商品の画像を扱う場合は、特に重要です。

人物を生成する場合は、慎重になります。実在の人物に似た画像が出力される可能性があり、肖像に関わる問題につながります。広告に使うなら、実際に撮影するほうが安全です。

商標やキャラクターの写り込みにも注意します。生成された画像に、既存の意匠に似た要素が含まれることがあります。使う前に目視で確認してください。

権利に関する判断は、状況によって分かれます。この記事の内容を根拠にせず、社内での扱いを決めたうえで、判断に迷う場面では専門家に相談してください。

生成した画像であることを明示するかどうかも、社内で決めておきます。分野によっては、明示することが信頼につながる場合があります。

記録も残しておきます。どの画像をどの道具で作ったか、いつ作ったか。後から問い合わせがあったときに説明できます。

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運用に載せるとき

道具を入れたあとの運用も設計します。

素材の保管場所を決めます。撮影した元の写真、加工後の画像、生成した画像。どこに何を置くかが決まっていないと、探す時間が増えます。

命名の規則も作ります。商品の番号、用途、作成した日。あとから探せる形にしておくと、差し替えのときに困りません。担当者が変わっても分かる名前にしておくのが要点です。

差し替えの手順も決めます。どの画像を、どこに使っているのか。一覧がないと、変更したときに抜けが出ます。

そして、誰が最終確認をするかを決めます。実物との差、文字の誤り、意図しない要素の写り込み。人が見る工程を必ず残してください。

元の写真は消さずに残します。加工したデータだけになると、別の用途で使いたくなったときに作り直せません。保管の容量は安くなっているので、元データは取っておくほうが得です。

作業を外注に切り替える判断も、記録があるとしやすくなります。1点あたりの時間と、外注の単価。数字が並べば、どちらが合うかは自然に決まります。

パソコンで画像を扱う作業の様子

文章と画像をまとめて扱う

商品の説明文や記事も同時に用意するなら、道具の重複を避けたいところです。

(⾃由テキスト)のように文章の作成を支援する道具もあり、記事と商品の説明を同じ場所で作れます。画像と文章で別々のサービスを契約すると、費用も管理も増えます。

ただし、まとめられることと、質が保てることは別です。用途ごとに必要な水準を決め、それを満たすかどうかで選んでください。

生成した文章も、画像と同じく人が確認します。事実の誤り、実物と違う説明、誇張した表現。ここを飛ばすと、後から手間が増えます。特に、効果や性能に関わる記述は表示のきまりに関わるため、慎重に扱ってください。

社内で使う範囲を決めておくのも有効です。社外に出す画像と文章は確認を厚く、社内の資料は軽く。すべてに同じ手順を課すと、使われなくなります。

よくある質問

商用で使えますか

サービスの規約によります。プランごとに条件が違うこともあるため、契約の前に確認してください。

人物の画像を生成してもよいですか

実在の人物に似た画像が出る可能性があります。広告など公開の範囲が広い用途では、撮影した写真を使うほうが安全です。

実物と違う加工はどこまで許されますか

見やすくする範囲にとどめてください。色や質感を大きく変えると、表示上の問題になり得ます。

料金はどのくらいですか

月額の形、使った分だけの形などがあります。処理する点数から計算して、公式サイトで確認してください。

既存の写真も直せますか

加工に対応した道具なら可能です。背景の処理やサイズの調整は、専用の道具のほうが速く済みます。

社内の誰が担当すべきですか

作業をする人と、確認をする人を分けると品質が保てます。少人数なら、時間を置いて自分で見直す形でも構いません。

外注とどちらが安いですか

点数と頻度によります。月に数点なら外注、数百点なら道具を入れるほうが合うことが多いものです。

まとめ

画像を業務で扱うときの要点は3つです。

どの工程に時間を使っているかを測ること。生成と加工は別の作業だと理解して道具を選ぶこと。そして、権利の扱いと最終確認の担当を先に決めること。

文章の下書きに道具を使う場合の注意は https://zero-press.net/columns/ai-writing-tsukaikata に、資料づくりの型は https://zero-press.net/columns/shiryou-sakusei-zukai にまとめました。作る前に、確認の手順を決めておいてください。

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