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電動アシスト自転車はレンタルと購入どちらが得か|費用の比べ方と選び方

電動アシスト自転車を買うか借りるかで迷う人へ。購入時にかかる本体・バッテリー交換・保険などの費用を整理し、月額の定額レンタルに含まれるもの、対応エリアや最低利用期間といった確認すべき条件、装備の選び方までをまとめました。

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電動アシスト自転車は「買う」以外の選択肢もある

保育園の送り迎え、坂道の多い通学路、買い物帰りの重い荷物。日々の移動のなかで「電動アシスト自転車があれば、この負担は軽くなるのに」と感じる場面は少なくありません。子どもを乗せて坂を上る、向かい風のなかを走るといった場面では、ペダルを踏む力を補助してくれる仕組みはやはり心強いものです。

一方で、いざ買おうとすると立ち止まる人も多いはずです。一般的な自転車に比べて価格が高いこと、子どもが大きくなれば使わなくなるかもしれないこと、転勤や進学で住む場所が変わる可能性があること。数年先が見通せない状況で、先にまとまった金額を払う判断は簡単ではありません。

そこで検討したいのが、電動アシスト自転車を月額の定額制で借りるという選択肢です。この記事では、購入したときにかかる費用の全体像を整理したうえで、定額レンタルの仕組みと含まれているもの、どちらが自分の暮らしに向いているかの判断軸を順番に見ていきます。

購入したときにかかる費用の全体像

電動アシスト自転車を買うと決めたとき、頭に浮かぶのは本体価格だと思います。ただ、実際に支払うお金は本体だけで終わりません。買ってから手放すまでにどんな費用が発生するのかを、先に並べておきましょう。

まず本体です。電動アシスト自転車を購入する場合、おおよそ10万円以上のまとまった費用が必要になるとされています。子ども乗せに対応したモデルや大容量のバッテリーを積んだモデルであれば、その分だけ金額は上がっていきます。

次にバッテリーです。バッテリーは充放電を繰り返すうちに少しずつ性能が落ちていく消耗品で、長く乗り続ければいずれ交換の時期が来ます。交換には4〜5万円程度かかることもあるとされており、本体を買い切ったつもりでも、使用年数によっては追加の出費が発生し得るということです。

さらに、自転車保険、定期的な点検やタイヤ・ブレーキまわりの整備、パンク修理といった維持の費用があります。自転車保険については加入を義務づけたり努力義務としたりしている自治体があるため、お住まいの地域のルールを確認しておく必要があります。加えて、屋根のある駐輪スペースを確保できるか、集合住宅なら駐輪場に空きがあるかという保管の問題もついてきます。

そして最後に、使わなくなったときの処分や売却の手間です。子どもの成長や引っ越しで必要がなくなったとき、買い手を探すのか、引き取りを依頼するのか。買い切りは「持ち続ける前提」の選択なので、手放すところまで含めて考えておくと判断がぶれません。

定額レンタルの仕組みと、含まれているもの

購入の対極にあるのが、月額の定額制で借りる方法です。ネットから申し込み、決められた期間ごとに料金を払いながら電動アシスト自転車を使うという形になります。まとまった初期費用を用意しなくても乗り始められるのが、いちばん分かりやすい違いです。

含まれているものにも特徴があります。たとえば全車に自転車保険が標準で付帯するサービスがあり、加入手続きを別に進める必要がない点は、自転車保険のルールを気にしている人にとって手間が減る部分です。ただし補償の範囲や上限は契約内容によって決まるものなので、どこまでが対象になるのかは申し込み前に必ず内容を読んでおきましょう。

消耗品であるバッテリーについても、劣化した場合の交換に対応するとしているサービスがあります。購入では避けられない交換費用の心配が軽くなるということですが、対象となる条件は決まっているので、そこはリンク先の案内で確認したいところです。また、レンタル中に不具合が起きたときに専任の自転車整備士が自宅まで訪問して対応する体制を取っているサービスもあり、オプションに加入していれば車体そのものの交換に無償で応じるという案内もあります。

一方で、借りる以上は期間の縛りもあります。最低利用期間が6か月と定められている場合があり、「1か月だけ試したい」という使い方には向きません。取り扱っている車種や料金プラン、含まれるサービスの範囲は電動アシスト自転車の定額レンタルサービス【スマイルサイクル】 で確認できます。

自転車で街なかを走る人のイメージ

レンタルが向く人・購入が向く人

どちらが得かは、乗る期間と暮らしの見通しで変わります。一般論として整理すると、次のような分け方になります。

レンタルが向きやすいのは、住む期間が限られている人です。単身赴任、学生の一人暮らし、数年後に転居の可能性がある家庭などは、手放すときの手間や費用を考えると借りるほうが身軽です。また、子どもを乗せる期間が数年で終わると見込んでいる家庭、電動アシスト自転車に乗ったことがなく自分に合うか分からない人も、まず試すという意味で相性がよいでしょう。初期費用を一度に出さずに済むため、家計の負担が特定の月に集中しないという利点もあります。

購入が向きやすいのは、同じ自転車を長く使うことがはっきりしている人です。通勤や通学で毎日乗り、住まいを変える予定もなく、日常的な整備を自分で行えるなら、買い切りにしたほうが最終的な負担は軽くなり得ます。カスタマイズしたい、好きなモデルを指名したいというこだわりがある場合も購入向きです。

なお「買うのとどちらが安いか」は、利用する期間や条件によって結論が入れ替わります。金額だけで一方に決めつけず、使う年数の見込み、途中でやめる可能性、整備や処分にかける手間まで含めて比べるのが現実的です。

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子育て世帯・坂道の多い地域で確認したい装備の見方

車種を選ぶときは、スペック表の数字よりも「自分の使い方に合うか」を先に考えると迷いにくくなります。

子どもを乗せる場合は、チャイルドシートが前にあるか後ろにあるかで乗り降りのしやすさが変わります。前乗せは子どもの様子が見えやすく、後ろ乗せは体格が大きくなっても乗せやすいという特徴があります。ただし、子どもを乗せられる年齢や人数、ヘルメットの扱いは法令や自治体のルール、車体ごとの仕様で決まる部分です。年齢や人数の目安はここで断定せず、購入・レンタル先の案内やお住まいの自治体の情報で確認してください。

停める場面も見落とせません。子どもを乗せたまま停車する機会が多い家庭では、スタンドの形状や車体の支えやすさが日々の使い勝手を左右します。タイヤサイズが小さいモデルは重心が低く足つきがよい傾向があり、身長に不安がある人は実際にまたいでみるのが確実です。

バッテリー容量については、容量が大きいほど1回の充電で走れる距離が長くなる傾向がありますが、走行距離はアシストの強さ、坂の多さ、荷物や同乗者の重さ、気温などの条件で変わります。カタログ上の数字はあくまで一定条件での目安と考え、片道の距離と充電の頻度から逆算して選ぶとよいでしょう。雨の日に乗る前提なら、前カゴのカバーや泥よけ、レインウェアの置き場所も合わせて考えておくと後から困りません。

自転車の整備をしている様子

申し込み前に確認しておくこと

定額レンタルはどの地域からでも申し込めるわけではなく、提供エリアが決まっているサービスがあります。たとえば関西の5府県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県)を対象としているサービスがあり、この場合はエリア外からは申し込めません。まずは自分の住所が対象に入っているかを最初に確かめてください。

次に期間です。最低利用期間が6か月と設定されている場合、それより短い利用を前提にした申し込みはできません。子どもの入園・進学の時期や転居の予定と照らし合わせ、その期間は使い続ける見込みがあるかを考えておきましょう。

保管場所と防犯登録も忘れがちなポイントです。屋根のある駐輪スペースを確保できるか、集合住宅なら駐輪場のルールに反しないか。防犯登録の扱いはサービスによって手続きが異なるため、どちらが手続きするのかを事前に聞いておくと安心です。加えて、不具合が起きたときの連絡先と対応の流れ、返却時に必要な準備、途中で解約する場合の扱いも、契約前に読んでおきたい項目です。対応エリアや申し込み条件、最新の料金は【スマイルサイクル】 から確認できます。

よくある質問

途中で解約できますか。

サービスによって扱いが異なります。最低利用期間が定められている場合、その期間内での解約には条件がつくことがあります。契約前に規約の解約条項を確認しておきましょう。

子どもを乗せられるモデルは選べますか。

子ども乗せに対応した車種を扱っているサービスがあります。ただし在庫や取り扱い車種は時期によって変わるため、希望の仕様があるかは申し込みページで確認してください。

保険はどこまで付いていますか。

全車に自転車保険が標準付帯するとしているサービスがありますが、補償の内容や上限は契約ごとに決まります。どんな場合が対象になるのか、自己負担が生じる場面があるのかを、加入前に読んでおくことをおすすめします。

引っ越しても使い続けられますか。

提供エリアが限られているサービスでは、エリア外への転居時に継続できない場合があります。転居の可能性がある人は、その場合の手続きを先に確認しておくと安心です。

購入前のお試しとして使えますか。

乗り心地や坂道での使い勝手を確かめたいという理由で利用する人もいます。一定期間使ってみて、生活に合うと感じたら購入を検討するという進め方も選択肢のひとつです。

まとめ

電動アシスト自転車は、本体の価格だけでなく、バッテリー交換や保険、点検、保管、そして手放すときの手間まで含めて考えると、買い切りでも継続的な負担が発生します。だからこそ「買うか借りるか」は、乗る期間の見通しで判断するのが分かりやすい方法です。

数年で必要がなくなりそう、住む場所が変わるかもしれない、まず試してみたい。そうした状況なら定額レンタルは検討する価値があります。逆に長く同じ車体を使うことがはっきりしているなら、購入のほうが合うでしょう。判断に迷ったら、対応エリア・最低利用期間・含まれるサービスの範囲という3点を先に確認してください。料金や条件は変わることがあるため、最新の情報は必ず公式サイトで確かめたうえで申し込みましょう。

住まいや暮らしの初期費用を抑える工夫については、家電を買わずに揃える方法をまとめた https://zero-press.net/columns/kaden-rental-tanshin や、住まいそのものの選択肢を扱った https://zero-press.net/columns/share-house-hitorigurashi も参考になります。

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