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使っていない場所を貸す。スペースと駐車場の活かし方

実家に誰も使っていない部屋がある。店を閉めている曜日がある。車を手放したのに駐車の枠だけ残っている。使っていない場所は、気づかないうちに手元にあるものです。

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実家に誰も使っていない部屋がある。店を閉めている曜日がある。車を手放したのに駐車の枠だけ残っている。使っていない場所は、気づかないうちに手元にあるものです。

こうした場所を時間で区切って貸す仕組みは、ここ数年でかなり整ってきました。ただし、貸す前に確認しておくべきことがあり、そこを飛ばすと途中で止まります。

この記事では、貸せる場所の見つけ方、貸す前の確認、掲載する仕組み、駐車場の見直し方、そしてトラブルを減らす備えを整理します。

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使っていない場所は意外とある

まず、貸す対象になり得るものを並べてみます。

住まいの中では、使っていない部屋、離れ、増築した部分。人が集まれる広さがあれば、会議や撮影の場所として使われることがあります。

店舗や事務所なら、休業日や営業時間外の時間帯です。設備がそのまま使えるため、料理教室や撮影の場所として需要があります。

土地であれば、空き地や庭先。駐車に使える広さがあれば、そのまま貸せる可能性があります。

集合住宅の駐車枠も対象になります。車を持たなくなったあとも契約だけ残しているという状態は珍しくありません。

大切なのは、丸ごと貸すのではなく、時間で区切るという発想です。週末の数時間だけ、平日の昼だけ。そう考えると、貸せる場所は増えます。

借りる側としての使い方は、https://zero-press.net/columns/rental-space-katsuyo で整理しています。

貸す前に確認すること

始める前に、確認しておくことがあります。ここを飛ばすと、あとから止まります。

一つ目は、その場所を貸す権利が自分にあるかどうかです。所有しているのか、借りているのか。借りている場合は、又貸しにあたる可能性があります。

二つ目は、規約です。分譲の集合住宅なら管理規約、賃貸なら賃貸借契約。用途を住居に限る定めがあることも多く、その場合は貸せません。

三つ目は、用途や地域の制限です。建物の用途によっては、不特定の人を集める使い方が想定されていないことがあります。

四つ目は、近隣への影響です。人の出入りが増えれば、音も、ごみも、駐車も増えます。始める前に伝えておくかどうかを考えてください。

五つ目は、保険です。利用者がけがをした、備品が壊れた。そうした場合の備えが必要かどうかを確認します。

この五つのうち一つでも引っかかるなら、その場所は貸せないと判断したほうが安全です。無理に進めると、後で契約そのものを失うことになります。

上から見た駐車場

掲載する側の仕組み

条件が整っていれば、次は載せる場所を決めます。

自分で募集する方法もありますが、集客と予約と決済をすべて自分で用意するのは負担が大きいものです。専用の仕組みを使うほうが現実的です。

カシカシ(レンタルスペースの掲載)は、空いている場所を時間単位で貸したい人と、会議や撮影、イベントの場所を探している人をつなぐ検索予約サイトです。管理画面から情報を登録して掲載すると、サイト側が集客を行い、貸し借りに伴う決済の手続きも代行する形が案内されています。掲載そのものは無料で、利用があったときにだけ成約の手数料が発生する仕組みだとされています。手数料の率や条件は変わることがあるため、公式サイトで最新の内容を確認してください。

こうした仕組みを使う利点は、予約の管理までまとまっていることです。空き状況の表示、問い合わせのやり取り、入金の確認。個別に用意すると手間がかかる部分がまとめて解決します。

一方で、掲載しただけで予約が入るわけではありません。写真の質、説明の具体性、料金の設定。載せたあとの手入れが必要になります。

写真は明るい時間に撮り、広さが伝わる角度で撮ってください。設備の写真も入れると、問い合わせの前に判断してもらえます。

説明文には、最寄りの駅からの所要時間、入っている設備、使える人数の上限、避けてほしい使い方を書きます。使えない条件をはっきり書くほうが、後の行き違いが減ります。

料金は近隣の相場を見てから決めてください。安くすれば埋まるとは限らず、極端に安いと目的の合わない利用が増えることもあります。まず相場に合わせ、埋まり方を見て調整するのが現実的です。

駐車場は借りる側の見直しもできる

貸す話とあわせて、借りている側の見直しも触れておきます。

月極の駐車場は、契約したまま何年も見直していないことが多いものです。周辺の相場が変わっていても、気づく機会がありません。

近隣の募集を一度調べてみてください。同じ地域でも、管理する会社によって金額に差があります。屋根の有無、機械式か平置きか、出入りのしやすさ。条件と金額を並べて比べます。

自社で管理している物件だけを扱う募集のサイトもあります。空きの状況がその場で分かる形なら、問い合わせる前に候補を絞れます。車を買う際の車庫証明や、法人の名義での契約に対応しているかどうかも、必要なら確認してください。

借り換えるときは、いまの契約の解約の条件を先に確認します。申し出の期限があるため、新しい契約を決めてから伝えると、二重で払う期間が出ることがあります。

事業として使っている場合は、経費の扱いも変わります。個人で始める場合の届出については、https://zero-press.net/columns/kojin-jigyo-kaigyou-todoke で扱っています。

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外出先の駐車を先に決める

貸す側とも借りる側とも別に、使う側の工夫もあります。

出かける先の駐車場を、事前に予約しておく方法です。イベントのある施設の周辺や観光地では、当日に探すと時間を使います。

軒先パーキング(駐車場の事前予約)は、全国の駐車場を事前に予約できるサービスです。おでかけの前に駐車の場所を確保しておけるため、当日は満車を気にせずに移動できる形が案内されています。1日単位で借りられ、一度予約すれば入出庫が自由という仕組みで、周辺の時間貸しより安く設定されている場所も多いとされています。対象の場所や料金は公式サイトで確認してください。

こうした仕組みは、貸す側から見ると空いている場所の活用でもあります。使う側と貸す側が、同じ仕組みの両端にいるという構造です。

予約するときは、車の大きさの制限を確認してください。高さや幅の条件が合わないと、当日に入れないことがあります。

出入りの時間帯も見ます。夜間は入れない場所や、決められた時間を過ぎると出せない場所があります。当日の予定と照らして、無理のない場所を選んでください。

トラブルを減らす備え

貸す側として始めるなら、備えを決めておいてください。

まず、利用の規則を文章にします。使ってよい時間、火気の扱い、音の大きさ、原状回復の範囲、キャンセルの条件。あとから口頭で伝えるより、最初から示しておくほうが揉めません。

次に、状態の記録です。貸す前と返ってきたあとの写真を残しておきます。破損があったときに、話が早く進みます。

備品は、壊れて困るものを置かないのが基本です。思い入れのあるものや高価なものは、別の場所へ移しておいてください。

鍵の受け渡し方法も決めます。手渡しなのか、暗証番号の錠を使うのか。人と会わずに済む形にすると、運用の負担が下がります。

家の玄関のドア

そして、無理のない頻度から始めてください。週に1回だけ受けるという形でも構いません。回してみて負担が分かってから増やすほうが、続きます。

よくある質問

これは副業にあたりますか

働き方の規則によります。勤務先に副業の届出が必要な場合があるため、就業規則を確認してください。

確定申告は必要ですか

収入の金額や所得の区分によって変わります。制度は見直されることもあるため、税務署や税理士に確認してください。

賃貸の物件でも貸せますか

契約と規約によります。又貸しを禁じている契約が多いため、貸主や管理会社への確認が先になります。

手数料はどのくらいかかりますか

仕組みごとに違います。掲載は無料で、利用があったときだけ手数料が発生する形もあります。条件は公式サイトで確認してください。

近隣への説明は必要ですか

法律上の義務がない場合でも、伝えておくほうが後の関係を保てます。特に人の出入りが増える使い方では必要です。

途中でやめられますか

掲載を止める手続きは用意されているのが一般的です。ただし予約が入っている分の扱いは確認しておいてください。

保険には入るべきですか

利用者のけがや備品の破損に備える形があります。仕組み側で用意されている場合もあるため、内容を確認してください。

まとめ

三点にまとめます。

一つ目は、規約と権利を先に確認すること。貸せるかどうかは、その場所の条件で決まります。

二つ目は、仕組みごと借りること。集客と予約と決済を自分で用意するより、用意された仕組みを使うほうが早く始められます。

三つ目は、記録を残すこと。規則を文章にして、状態を写真で残す。この二つでトラブルの大半は防げます。

使っていない場所は、持っているだけでは何も生みません。まず条件を確認するところから始めてみてください。

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