PRESS RELEASE 経営・業績

【京都府亀岡市】「市役所の窓口は、もっと話しやすくなれるか?」市民アンケートと職員WGから生まれた職員服装ガイドライン『kameoka style book』を策定・公表

【京都府亀岡市】「市役所の窓口は、もっと話しやすくなれるか?」市民アンケートと職員WGから生まれた職員服装ガイドライン『kameoka style book』を策定・公表 亀岡市のプレスリリース

出典: 亀岡市

亀岡市がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

  • #経営情報

京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、市民への親しみやすさと公務員としての信頼確保、職員の働きやすさの向上、そして新時代に選ばれる自治体としての採用力強化を目指し、職員が自律的に服装を判断する新たな指針『亀岡市職員服装ガイドライン~Dress for Kameoka~(正式名称:kameoka style book)』を策定し、2026年11月1日(日)より運用を開始しました。

亀岡市ではこれまで、「“公務員試験対策”はもういらない?」と銘打った人物重視・SPI方式の採用試験や、民間企業(プロスポーツチーム・京都サンガF.C.等)への派遣研修、2022年には副業基準の拡大など、「お堅い公務員」のイメージを覆す組織改革を推進してきました(2025年PR TIMESプレスリリースアワードBest 101選出)。今回の『kameoka style book』は、そうした挑戦するマインドの延長線上に位置づけられるものです。

全国的なオフィスカジュアル導入がある中、形だけの導入にとどめず、市民アンケートおよび職員アンケートを実施。若手からベテランまで多様な職員で構成する庁内ワーキンググループで丁寧な議論を重ね、4つのシーン別TPO区分と「鏡の向こうの市民を想像する」自律的な判断基準を確立しました。市民・働く職員・未来の仲間の「三方よし」を実現する自治体モデルを目指します。

■策定の背景と経緯:ボトムアップの対話と市民意見を反映した、実効性のあるガイドライン

近年、記録的な猛暑への適応や多様性の尊重、働き方改革を背景に、自治体職員の服装自由化が全国で進展しています。市民からは「市役所の職員としてだらしなく見えないか」「どこまでが許容範囲なのか」という声がありました。一方、職員側からも「市民に安心感を与える服装の基準が分からない」という戸惑いが生じるケースも散見されていました。そのため、亀岡市では「市民の皆さんが安心でき、職員が自信を持って自律的に判断できる実効性ある指針をつくる」ことを基本姿勢としました。
これまで庁内では「人によってTPOの許容基準がブレていて、自分はこれで良いと思っていても周囲からどう見られているか不安」という戸惑いがありました。そこで市民アンケートおよび庁内職員アンケートを実施して意識のギャップを可視化した上で、若手からベテランまで多様な所属の職員で構成する「庁内ワーキンググループ」を立ち上げました。

ワーキンググループの様子

WGでは当初、「こんな服はNGでは?」、「これは良いのでは?」と意見が分かれ議論が白熱しました。しかし、単に「アイテムの○×(良し悪し)」を決めるのではなく、それぞれのシーンごとに職員自身が自律的に考えるための“思考の基準”を確立することを目指しました。

トップダウンの押し付けではなく、「職員が、職員のために、働きやすさと市民の信頼を考えてつくる」ボトムアップの対話を徹底して重ねた成果が、今回の『kameoka style book』です。

■『kameoka style book』による「3つの波及効果」

本ガイドラインは、職員の身だしなみ規則にとどまらず、市役所全体の価値を高める3つの効果を見据えて設計しました。

1.【市民に向けて】:安心感と「相談しやすさ」の向上

窓口や相談業務において、過度な堅苦しさや威圧感を排した柔らかなオフィスカジュアルを取り入れることで、市民が気軽に声をかけやすい親しみやすい環境をつくります。また、香害(柔軟剤・香水等の香り)への配慮を明記し、誰もが安心して来庁できる快適な空間を守ります。

2.【働く職員に向けて】:気候適応・業務効率UPと「自律性」の醸成

猛暑期の熱中症対策や現場での機能性を確保し、心身の健康と業務効率を向上させます。細かな禁止事項で縛るのではなく、「TPOに合わせて自分で考える」機会とすることで、職員の自律的な判断力を育てます。

3.【採用面に向けて】:「選ばれる自治体」に向けた組織風土の可視化

亀岡市は職員の約6割が市外から通勤し、新卒と民間経験者がフラットに活躍する柔軟な組織です。「お堅い前例踏襲」のイメージを覆し、多様なバックグラウンドを持つ求職者や民間転職希望者に対して「自分らしく生き生きと働けるオープンな職場」であることを発信します。その結果、自治体間の人材獲得競争においても強い魅力を打ち出します。

■「“公務員試験対策”はもういらない?」から続く、亀岡市の採用改革の歩み

亀岡市では近年、固定観念にとらわれない大胆な採用・人事改革を継続して発信してきました。

  • 人物重視の採用改革
    「公務員試験対策はもういらない?」という逆説的なアプローチで、教養試験を廃止しSPI方式を導入。民間経験者や多様な才能が集まる門戸を拡大(株式会社PRTIME主催のプレスリリースアワード2025でBest 101受賞)。

  • 民間派遣と副業の推進
    京都サンガF.C.等の民間企業への若手派遣研修や、公務員の知見を地域へ還元する副業支援など、職員の市場価値を高めるキャリアパスを構築。

  • 土木・技術職の選考緩和
    「ゆるい土木」をコンセプトに、有資格者の筆記試験免除・面接のみで選考を実施し、深刻な技術者不足に実践的に対応。

今回の『kameoka style book』の策定により、働きやすい職場としても亀岡市役所の魅力を可視化し、新卒学生や民間からの転職希望者が「ここで自分らしくまちづくりに挑戦したい」と思える採用ブランディングを強力に後押しします。

■庁内ワーキンググループの参加職員(若手・窓口担当)

亀岡市服装ガイドラインのワーキンググループメンバー

最初、「この服はOKか?NGか?」とアイテムごとの良し悪しで意見が分かれ、議論が白熱しました。これまで人によってTPOの基準がブレていてモヤモヤしていたからこそ、たくさんの本音が出たのだと思います。しかし議論を重ねる中で、大切なのは特定のアイテムを縛ることではなく、場面や相手を想像して職員一人ひとりが自律的に考えることだと気づきました。

行政によくある『上から決まったルールを一方的に指示される』形ではなく、職員が職員のために、自分たちの働きやすさと市民の皆さんからの信頼を考えて本気で意見を出し合えたことが本当に良かったです。このガイドラインをきっかけに、職員が自信を持って自分らしく働ける市役所にしていきたいです。

■実施概要

正式名称

kameoka style book

(亀岡市職員服装ガイドライン~Dress for Kameoka~)

公表・運用開始日

2026年11月1日(日)

対象者

亀岡市職員
(一般職、再任用職員、会計年度任用職員等を含む全職員)

策定主体

亀岡市

(人事課・服装ガイドライン策定ワーキンググループ)

主な構成

・はじめに
・ガイドラインのポイント

・シーン別コーディネートのヒント(TPO4分類)

・「らしさ」を彩る身だしなみの配慮(香害配慮含む)

・鏡の向こうの市民を想像する

・別添:シーン別服装基準早見表・トータルコーディネート例

■京都府亀岡市とは?

京都府亀岡市の空撮

京都府亀岡市は、全国に先駆けて初めてプラスチック製レジ袋の提供を禁ずる画期的な条例を制定するなど、「世界に誇れる環境先進都市」の実現を旗印に掲げています。有機農業の普及や循環型経済(サーキュラーエコノミー)の推進を通じ、持続可能な社会の構築に向けた歩みを着実に進めてまいりました。JR亀岡駅前に位置し、Jリーグ・京都サンガF.C.の本拠地である「サンガスタジアムby KYOCERA」は、地域活性化の重要な拠点となっています。また、通年開催の「かめおか霧の芸術祭」といった独自性の高い文化施策を展開し、2026年9月18日から11月8日まで、国内最大級の花と緑の祭典「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」を開催しています。

■本件に関するホームページ

https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/5/93986.html

■取材お問い合わせ先

京都府亀岡市 市長公室人事課 釜中(かまなか)、太田(おおた) 

直通電話: 0771-25-5006(人事課)

E-mail: jinji@city.kameoka.lg.jp

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配信元
亀岡市(Zero Press 掲載 26 本)
配信サイト
PR TIMES
カテゴリ
経営・業績
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