世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」第1弾 親子のお金の会話 ~相続について、7割が"話したい"のに"話せている"のは1割未満~
世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」第1弾 親子のお金の会話 ~相続について、7割が"話したい"のに"話せている"のは1割未満~ レオス・キャピタルワークス株式会社のプレスリリース
レオス・キャピタルワークス株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

SBIグループのレオス・キャピタルワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯浅光裕、以下「当社」)は、全国の18〜79歳男女約2,000名を対象にした「資産形成に関する消費者実態調査」の結果をもとに、家族とお金の実態を伝えるシリーズ、世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」の第1弾を発表します。第1弾のテーマは、敬老の日を前に考えたい「親子のお金の会話」です。

■「私たちのお金白書」調査の背景
日本では「お金の話はタブー」とされてきた文化的背景もあり、家族間・夫婦間でのお金に関する会話は避けられがちです。一方で、インフレが続く近年、老後資金・相続・教育資金といったテーマへの不安は年々高まりを見せており、「話したいのに話せない」という状況が多くの世帯で生じています。
当社は、日々多くのお客様の資産形成に携わる中で、「不安の大きさ」よりも「安心をつくる行動」に注目することが重要だと考えてきました。資産の多寡よりも、家族やパートナーなど、近しい人と話し、見通しを持つことが安心につながるという実態をデータで示したいという思いが、本調査の出発点です。
今回の調査では全国18〜79歳の約2,000名にご協力いただき、相続・投資・夫婦のお金共有という3つのテーマを軸に、「安心をつくる行動」を取っている人とそうでない人の実態を比較・分析しました。「お金」について考えることは、どう生きたいのか、ご自身の人生と向きあうことでもあります。本白書が、家族との「最初のひとこと」を後押しするきっかけとなれば幸いです。
■調査概要
・調査主体:レオス・キャピタルワークス株式会社(調査実施機関:株式会社インテージ)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国の18〜79歳男女
・調査期間:
スクリーニング調査:2026年4月28日(火)〜2026年5月1日(金)
本調査①:2026年5月8日(金)〜2026年5月9日(土)
本調査②:2026年5月8日(金)〜2026年5月12日(火)
・調査対象人数:スクリーニング:5,309人 本調査①:2,122人 本調査②:2,008人にて分析
※スクリーニング調査は20,777人を回収しておりますが、そのうち日本の性年代構成比に合わせて抽出した5,309人を分析対象としております
・調査設問数:スクリーニング:16問 本調査①:56問 本調査②:69問
※本調査聴取項目が多くあり、本調査はテーマ別に①夫婦・パートナー間のお金の意識、生活資金・老後資金に対する考え、子育て終了世代の教育資金の振り返り ②老後資金の見通しと不安、家族間の相続に対する考えと準備状況、現役子育て世代の教育資金の実態などに分けて聴取
【クレジット表記のお願い】
本資料の調査データを転載いただく際には、出典として、下記を表記くださいますようお願い申し上げます。
世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」(レオス・キャピタルワークス作成)
■調査結果サマリー
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相続について「事前に話しておきたい」は、受け取る側72.8%・渡す側71.4%。実際に具体的に話せているのは1割未満
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話せない理由の1位は、受け取る側「どう切り出せばよいか分からない」(27.2%)、渡す側「何を話せばいいか分からない」(13.8%)——親も子も、相手が切り出すのを待つ「言い出しっぺ待ち相続」の状態
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相続の心配の上位は「親の財産の全体像が分からない」(26.1%)「どこに資産があるか把握できていない」(21.7%)。不安の正体は金額ではなく「実家の資産のありか」
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親と話し始めた人の財産把握率は58.3%と、全体(25.2%)の2.3倍。会話は最初の一歩にして最大の一歩
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相続への心配が老後不安に「影響している」と回答した割合は41.5%。「話しておきたいが、まだできていない」層では57.7%に達し、相続の会話を始めることが、自分自身の将来の安心にもつながる
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相続について専門家に相談したい人は6〜7割にのぼるが、そのうち約4割が「どの専門家に何を相談すべきか分からない」と回答。意欲はあっても、相談先が見えていない実態が明らかに
■調査結果詳細
1.相続は「無関心なテーマ」ではなく「先送りされているテーマ」だった
今後、相続の受け取りまたは承継が発生する予定の方に調査したところ、相続を事前に話しておきたい気持ちは、親の財産を受け継ぐ側で72.8%、自分の資産を残す側で71.4%と、世代の両側で7割を超えました。一方「すでに具体的に話している」は受け取る側で9.5%・渡す側で4.1%にとどまります。日本の親子は、相続に無関心なのではなく、必要だと感じながら、きっかけがないまま先送りしていることが明らかになりました。
Q.親等と「親等の相続・財産の整理」について、子供(または相続させたい相手)と「自分の相続・資産の残し方」について、事前に話しておきたい気持ちはどの程度ありますか。

各設問の詳細データはP11末尾に記載されております、全データPDFを合わせてご参照ください。
2.親も子も「言い出しっぺ待ち」
今後、相続の受け取りまたは承継が発生する予定の方のうち、まだ具体的に話が出来ていない方に対して、その理由をたずねると、受け取る側の1位は「どう切り出せばよいか分からない/きっかけがない」(27.2%)でした。
Q.【受け取る側】親等と「親等の相続・財産の整理」について、事前に話せていない理由としてあてはまるものをすべてお選びください。

一方で、渡す側の1位は「何を話せばいいか分からない」(13.8%)でした。この結果から、知識不足でも家族関係の悪さでもなく、双方が同じ理由で、相手の一言を待っていることが分かりました。
Q.【渡す側】子供(または相続させたい相手)と「自分の相続・資産の残し方」について、事前に話せていない理由としてあてはまるものをすべてお選びください。

3.不安の正体は、金額ではなく、資産の「ありか」
今後、相続・資産を受け継ぐ予定の方に、相続にあたって心配なことをたずねると、上位には相続税(32.3%)・手続き(32.2%)に続いて「親等の財産の全体像が分からない」(26.1%)、「どこに・どの金融機関に資産があるか把握できていない」(21.7%)が並びます。いくら受け取れるかではなく、「相続税・手続き」と「何が、どこにあるのか分からないこと」そのものが不安の中心でした。これらの結果から、最初の会話で金額を聞く必要はないと考えられます。
Q.【受け取る側】今後、親等からの相続・資産を受け継ぐにあたって、あなたが心配なことをすべてお選びください。

4.話し始めた家族は、ちゃんと前に進んでいる
今後、相続・資産を受け継ぐ予定の方のうち、すでに親と具体的に話している方に焦点を当てると、親の財産や重要情報(書類の所在、口座の有無等)について、58.3%が「把握している」・「ある程度把握している」と回答しています。これは、今後相続・資産を受け継ぐ予定の方全体(25.2%)と比較して2.3倍と、話し合いを始めることが財産把握という具体的な成果につながっていることが分かります。
Q.【受け取る側】親の財産や重要情報(書類の所在、口座の有無等)について、あなた自身はどの程度把握していますか。

また、今後の相続・資産承継が発生予定または完了した方のうち、すでに子供と具体的に話している方は、重要書類の整理(19.6%)やエンディングノートの準備・検討(16.1%)など実務まで進んでいます。
Q.【渡す側】子供(または相続させたい相手)と「自分の相続・資産の残し方」について、これまでに実施したこと(または進めていること)をすべてお選びください。

5.相続の会話は、自分の老後の安心にもつながる
また、相続を受け取る側にとって、相続への心配が自分自身の老後不安にも影響していると回答した割合は41.5%にのぼり、なかでも「話しておきたいが、まだできていない」層では57.7%に達します。親との会話は親のためだけでなく、自分の将来の安心をつくる行動でもあることが分かりました。
Q.【受け取る側】相続に関する心配は、あなた自身の「老後資金への不安」にどの程度影響していると感じますか。

6.専門家に相談したい意欲は十分—あとは「誰に・何を」
一方、相続の準備を進める上での課題も浮かび上がりました。専門家に相談したい人は、受け取る側・渡す側の双方ともに6〜7割にのぼります。
Q.【受け取る側】「親等の相続・財産の整理」について、専門家(行政書士・司法書士・税理士・FP等)に相談したいと思いますか。

Q.【渡す側】「自分の相続・資産の残し方」について、専門家(行政書士・司法書士・税理士・FP等)に相談したいと思いますか。

しかし、今後の相続・承継が発生予定の方のうち、相続について専門家への相談済みまたは相談意向がある層においても、「どの専門家に何を相談すべきか分からない」人は約4割にのぼります。相談したい気持ちはあっても、最初の一歩が見えていない実態が浮かび上がりました。
Q.【受け取る側】「親等の相続・財産の整理」について、専門家に相談するとしたら、どの専門家・窓口に相談したいですか。

Q.【渡す側】「自分の相続・資産の残し方」について、専門家に相談するとしたら、どの専門家・窓口に相談したいですか。

虎の巻:言いにくいからこそ知っておきたい―子から親への「お金の話」実践法
今回の調査結果を踏まえ、実際に親との会話を始めるための実践ポイントをご紹介します。親が元気なうちの家族会議では、まず親本人の希望と、家族が困らないための情報を共有することが大切です。初回のゴールは「決定」ではなく「共有」に、特に、財産と負債は「金額」より「どこにあるか」から話し合いを始めましょう。
心構え:
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いきなり「相続・お金の話」を切り出すのではなく、まず「親の将来」や「やりたいこと」「健康状態」などを知ることから始めましょう。
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「親が安心して暮らすために話し合う」というスタンスで。「死」を直接連想させる表現は避け、明るく前向きな雰囲気で話しましょう
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お盆や年末年始の帰省、長寿祝いなどの節目のタイミングを積極的に活用しましょう。
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兄弟姉妹がいる場合は、なるべく揃ったタイミングで話し合いましょう。欠席した人には後日に内容を共有すると良いでしょう。
会話を進める手順:
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旅行などこれからやりたいことや、日々の生活での困りごとがないか、から会話を始めましょう。
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かかりつけ病院や、入院した場合の保険の書類の保管場所など確認しましょう。あわせて、将来の介護についての希望も聞いておきましょう。
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財産や負債、定期購入しているものなど、どこかに一覧として記録してもらえるように伝えましょう。
2回目以降の話し合いでは、親へエンディングノートの作成を提案してみても良いでしょう。エンディングノートは“人生を締めくくる最期のための準備”ではなく、自分らしく、安心して人生をおくるための羅針盤のようなものです。エンディングノートについては、「ひふみラボ」をご参照ください。
https://hifumi.rheos.jp/labo/2026/rougoshikin04.html
■「私たちのお金白書」について
全国約2,000名への「資産形成に関する消費者実態調査」をもとに、家族とお金の実態と「安心をつくる行動」をシリーズで伝えるレオス・キャピタルワークスの調査白書です。「話したいのに、話せない」——多くの世帯で生じているこの状況に、私たちは注目しました。不安の大きさではなく、安心をつくる行動にフォーカスし、家族やパートナーとお金を話すための「最初の一歩」を後押しします。
全調査レポートはこちら:https://www.rheos.jp/research/money-hakusho_vol1.pdf
■レオス・キャピタルワークス株式会社について
レオス・キャピタルワークスは「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもとに2003年に創業した資産運用会社です。運用・販売する投資信託「ひふみ」シリーズは、顔が見える運用でお客様の長期にわたる資産形成を応援します。また投資顧問業においては、国内外の企業年金基金、機関投資家のお客様の資産を受託、運用しております。レオス・キャピタルワークスはSBIグローバルアセットマネジメント株式会社(証券コード4765)のグループ会社です。なお、2026年12月1日付で
「SBIレオス・キャピタルワークス株式会社」に商号変更をいたします。
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投資信託にかかる費用・リスク https://www.rheos.jp/policy/risk/
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金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1151号
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一般社団法人資産運用業協会会員
ご注意:本報道発表文は、当社の情報、サービスや実績を一般に公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
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- 配信元
- レオス・キャピタルワークス株式会社
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- PR TIMES
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- 調査・レポート
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